自信・自分らしさ・自分軸

独身女性は変わってる人?そう言われる理由と言う人の心理

独身女性は変わってる人?そう言われる理由と言う人の心理

「独身なんだ。ちょっと変わってるよね。」

冗談のように言われたその一言が心に引っかかる。 悪意があるのか、それもはっきりしない。ただ、どこか評価されているような、線を引かれたような感覚だけが残るんですよね。

独身でいるという選択は、今や珍しいものではないはず。 それなのになぜ、「変わっている」と言われるのでしょう。

本当に独身女性は”普通ではない存在”なのでしょうか。それとも、そこには別の理由があるのでしょうか。

2000人以上の女性を指導してきた経験からわかったことがあります。

「変わっている」と言う人たちには、本人も気づいていないある共通した心理があるのです。

それを知っておくと、あの一言の見え方が変わってきますよ。

「自分が変なのかもしれない」という違和感の正体も、おのずと見えてくるはずです。

独身女性は本当に「変わっている」のか?

結論から言います。

変わっているのではなく、少数派なだけです。

この2つは似ているようで、まったく違う。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、50歳時点で一度も結婚していない女性の割合は2020年時点で17.8%。1990年は4.3%でした。

30年でおよそ4倍になった計算です。それだけ時代は変わっているんですよね

「国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、50歳時点で一度も結婚していない女性の割合は2020年時点で17.8%。1990年は4.3%でした。

30年でおよそ4倍になった計算です。それだけ時代は変わっているんですよね」の補足図解

では、なぜ「変わっている」と言われるのか?

人は、多くの人が通るとされている道から外れた人を見ると、理由を考える前に「変わってるよね」と感じてしまうものです。これは悪意というより、人がもともと持っている感覚の癖。

結婚はまさにその「みんなが通る道」の代表格とされてきた。

だから独身でいるとそれだけで「変わっている」になってしまうんですよね。

つまり「変わってるよね」という言葉は、その人の欠点を指摘しているわけではありません。

自分たちと違う感覚を、そのまま口に出しただけの場合がほとんどです。

独身であることは、個性でも欠点でもない。ただ、まだ少数派というだけのことです。

では、その「少数派」という事実が、なぜ「変わっている」という言葉になって飛んでくるのか。

そこには、社会の構造が関係しています。

なぜ独身女性は「変わっている」と言われるのか

少数派なだけとみんなわかっているのに、現実には「変わってるよね」と言われてしまう。それには2つの仕組みがあります。

① こうあるべきという見えない前提

多くの人の中には、

・大人になったら結婚する
・ある年齢までには家庭を持つ

というイメージが根強くあります。

もちろんこれは法律でもルールでもありません。

ただ、
長い間”当たり前”とされてきた考えというだけの話。この
前提から外れると人は戸惑います。

その戸惑いから出てくる言葉が、「ちょっと変わってるよね」だったりするのです。

② みんなと同じだと安心できる

人は周りと同じだととにかく安心します。

逆に、自分と違う選択をしている人を見ると少し落ち着かなくなることがあります。
その理由をじっくり考えるよりも、「変わってる」とまとめてしまうほうが楽だからです。

これは攻撃ではなく、”理解できないものを簡単な言葉で処理する”という反応に近い。

ここまで読むとわかるのは、「変わっている」と言われる理由は、その人の性格や能力とは関係ないということ。

ただ、これはまだ表面の話。

「変わってるね」と言ってくる人たちの心の内には、もうひとつ本人も気づいていない心理が隠されています。

「変わってるね」と言う人の隠れた本音

「変わってるね」と言う人は、自分でも気づいていない気持ちがあります。

それは「不安」です。

① 自分の選択を正しかったことにしたい

結婚を選んだ人にとって、結婚しないという生き方は“自分が選ばなかった道”です。

その道を歩いている人を見ると、「私はこの選択でよかったのかな」と、心が揺れることがあります。

その揺れをそのまま受け止めるのは少し怖い。

だから無意識にこう考えます。

「あの人はちょっと特別」「変わってるからああなんだな」

そう整理すると自分の選択が間違いなかったと安心できるからです。

② 同じでいてほしいという気持ち

人は仲間意識を大切にします。自分と同じ方向を向いている人が多いほど安心する。

だから、同じ枠から外れているように見える人に対して「どうして?」という感情が生まれやすい。

その気持ちが「ちょっと変わってるよね」という言葉になって出てくるのです。

ここまで来ると、はっきりしますよね。

「変わってるね」という言葉は、欠点を指摘されているわけではないのです。

相手の中に生まれた戸惑いや不安が、形を変えて出てきただけのこと。

つまり――問題は独身である側にあるのではないのです。

それでもモヤモヤするときの考え方

ここまで読んで、「理屈はわかったけれどやっぱり気になる」そう感じる人もいるかもしれませんね。

そこでひとつだけ覚えてほしいことがあります。

少数派であることと、劣っていることは別であるということ。

「変わっている」という言葉は、多くの場合”理解できない”という感情の置き換えにすぎない。そこに優劣はありません。

 「変わっている」は本当にマイナスなのか

そもそも「変わっている」という言葉は悪い意味ではありません。

人と違う視点を持ち、自分の選択を自分で決め、流れに流されない。それは弱さではなくむしろ強さです。

もし「変わってるね」という言葉にモヤモヤしているならこちらの記事も読んでみてください。

▶︎ 「変わってる人だね」は褒め言葉。その理由と特徴【個性という名の自分にしかない強み】

「変わっている」という言葉がまったく違う意味に見えてくるはずです。

独身であることは、欠点でも不足でもない。自分で選んだ道を歩いているだけ。その事実は誇っていいことです。

「変わってる」ではなく「自分らしい」を言葉にするために

「変わってるね」という言葉に心が揺れてしまうとしたら、まだ自分自身の強みや価値を十分に理解できていないからかもしれません。

自分の軸がはっきりすると、外からの言葉に振り回されにくくなります。そのために必要なのは、過去の経験を振り返り、自分のパターンを知ること。

ただ、やっかいなのは――
成功体験があっても、それを成功と認識していないケースが多いことです。

反対に失敗体験ばかりが強く記憶に残っているもの。 これは「ネガティブ・バイアス」と呼ばれる思考の癖です。

そこで、 「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」を用意しました。

自分の棚卸しと分析に使える70の質問集

さまざまな角度から問いに答えていくだけで、 自分では気づいていなかった強みや価値が少しずつ見えてきます。

有料にするか迷いましたが、 悩んでいる人が多いため、現在は無料で配布しています。

ただし、いつまで続けるかは決めていません。

必要だと感じた方は、今のうちに受け取っておいてください。

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

 

この記事を書いた人

浅野ヨシオ

浅野ヨシオ:
「変わっている」と言われてきた女性が、自分の強みを言葉にし、仕事につなげるサポートをしています。
15年間で2000人超の女性を支援してきました。 行動力はあるのに「これ!」がわからず、一歩踏み出せない女性に定評があります。
著書:私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法
※この本の詳細はこちら 

コメント

タイトルとURLをコピーしました