
このままでいいのかしら。
仕事に打ち込む毎日に、ふとそんな不安がよぎる女性たちも少なくありません。
キャリアを重ね、責任も増えてきた。けれど、気づけばプライベートの時間はなく、笑顔を忘れてしまったような気がする…。
放置するのはとにかく危険です。
気づかないうちに心も身体も痛めつけられている可能性があります。徐々に進行するので気づいたときには手遅れになる場合もあるんです。
2000人を超える女性たちを指導してきた経験から見えてきた、多くの方が陥りがちな心理や、人生を見つめ直すきっかけ、そして具体的な解決策まで、余すところなくお伝えします。
仕事ばかりの人生に、一人で悩む必要はありません。
この記事を最後まで読めば、ご自身の人生を肯定し、新しい一歩を踏み出すヒントをつかめます。
さらに、記事の途中では、私が10年以上の歳月をかけて監修した「自分見つめ直しマニュアル」の無料プレゼントもご用意しました。
どうぞ、お楽しみに。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
仕事ばかりの人生を送っていた人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
仕事ばかりになる女性に見られる3つの特徴
仕事ばかりの人生に共通する3つの特徴について解説します。自分に当てはまるものはないか考えながらお読みくださいね。
1.仕事だけの毎日になっている
仕事ばかりになる女性に見られる1つ目の特徴は、気づけば毎日が仕事中心になっていることです。
朝起きてから夜眠るまで、頭の中は常に仕事のことでいっぱい。
自分の内面を見つめる余裕や将来のことを考える時間は一秒もない感じです。
さらに、プライベートな時間を楽しむ余裕もなく、休日も仕事の疲れを取るだけで終わってしまう。
そんな日々が当たり前になっている傾向があります。
2.プライベートの予定が立てられない
仕事ばかりになる女性に見られる2つ目の特徴は、プライベートの予定を立てること自体がおっくうになっている状態です。
友人から誘いがあっても、急な仕事が入るかもしれないと考えると、気軽に約束できません。
誘いを断る機会も自然に増えるため、誘い自体もこなくなり、友人との関係も疎遠になりがちです。
結果として、手帳は仕事の予定ばかりで、楽しみな未来を思い描く隙間がほとんどない傾向があります。
3.褒められても素直に喜べない心境
仕事ばかりになる女性に見られる3つ目の特徴は、仕事で成果を出して周りから褒められても、心から素直に喜べないことです。
自分に厳しいと言えばそれまでですが、それよりも「まだまだ足りない」「もっと頑張らないと」という渇望感が先に立ってしまいます。
そして、常に焦りを感じている状態でもあります。
仕事が全てになってしまう3つの心理
なぜ、そこまで仕事にのめり込んでしまうのでしょうか。その背景には、3つの深い心理が隠されています。
1.仕事の成果が自分の価値だと信じている
仕事が全てになってしまう1つ目の心理は、仕事の成果が、自分の価値そのものと強く信じていることです。
仕事がうまくいっているときは、自分に価値があると感じて心が満たされます。
しかし、一度失敗したりすると、「まだまだ全然できない」と自分を追い込み、ひどいときは「自分は落ちこぼれ」と、極端に自己評価を下げてしまいます。
自分の価値を、仕事ができるかできないかだけで測っていないか注意が必要です。
2.認められないことへの強い恐怖心
仕事が全てになってしまう2つ目の心理は、誰にも認められないことに対して、強い恐怖心を持っていることです。
「成果を出さなければ、誰からも相手にされなくなるのではないか」。
そんな強迫観念にも似た思いが、自分をさらに仕事へと駆り立てます。
周りからの期待に応え続けなければならないプレッシャーが、休むことへの罪悪感を生み出している場合が多いです。
3.99点の成功より1点の失敗に心が囚われる
仕事が全てになってしまう3つ目の心理は、99点の成功を認めるよりも、たった1点の失敗に囚われてしまうことです。
周りから見れば大きな成功を収めていても、本人の意識は「あそこが不十分だった」「もっとうまくできたはずだ」という、ごくわずかな欠点に焦点をあてがちです。
常に減点方式で自分自身を評価するため、いつまで経っても達成感を得られません。
そのため自信も湧かずその結果、「次こそ完璧に」と、終わりなき仕事のサイクルに自分を追い込んでしまいます。
こうした心理の根底には、「頑張りすぎてしまう」という共通のテーマがあります。
もし、「私のことかも…」と感じた方は、頑張りすぎる人の特徴や、その状態から楽になる方法について、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
▶関連記事:頑張りすぎる女性必読!自分を大切に楽に生きるコツ【実例有】

人生を見直すきっかけは日常に隠れている
仕事ばかりの人生を送っていた女性が、どのようなタイミングで人生を見直そうとするのでしょう?
実は、ありふれた日常生活の中に隠されていることが多いですよ。
ここでは、多くの女性が経験する3つのきっかけについて解説します。
周囲の友人のライフステージの変化
人生を見直すきっかけの1つ目は、友人や同僚など、周りの人たちのライフステージの変化です。
親しい友人の結婚や出産を「おめでとう」と祝福しながらも、心のどこかでは焦りを感じている自分に気づきます。
「普通の幸せを、自分はつかめていないのではないか」。そんな思いが、ふと心をよぎるようになります。
このように、心がざわつくときに人生を見直すきっかけになる場合が多いです。
頑張りすぎが招いた突然の体調不良
人生を見直すきっかけの2つ目は、頑張りすぎ(働きすぎ)が招いてしまう、予期せぬ体調不良です。
仕事ばかりの人生を送る女性は無理をしがちです。それだけに身体が悲鳴を上げてしまうのです。
これまで走り続けてきた心と体が、強制的にストップをかけます。
安静にする時間の中で、「私、何のために頑張ってきたんだろう」と、これまでの人生を振り返り、虚しさを覚えることがあります。
体の変化が、これまで見過ごしてきた心の声に気づかせてくれるのです。
年齢という現実と向き合う節目
人生を見直すきっかけの3つ目は、年齢という現実と向き合う節目が訪れることです。
30歳や40歳が節目と言われますが、実際の私の指導現場では、28歳、32歳、35歳、42歳、53歳といった、よりパーソナルな年齢で悩まれる方が多いように感じます。
「結婚や出産を考えると、残された時間は…」
「転職で優位に立てるのは、これが最後のチャンスかもしれない」
「このままの働き方では、体力的にきつい」
年齢を重ねるごとに突きつけられるリアルな課題が、これまでの生き方を見つめ直し、新しい道を探す大きなきっかけとなります。
その他の人生を見直すきっかけ
その他、以下のようなときに人生を見直すきっかけになります。
- 尊敬していた上司や先輩の退職
- 会社の将来性へのふとした疑問
- 新しい趣味の世界で価値観が変わる
- 心を揺さぶられた本や映画との出会い
- 親の老いや介護が現実的になった
幸せな生き方を見つける「人生の棚卸し」
具体的にどうすれば、自分にぴったりな幸せな生き方を見つけられるのでしょう。
そのための効果的な方法が、自分の人生と向き合う「人生の棚卸し」です。私の運営する講座では4ヶ月かけて行いますが、その一部を紹介します。
ステップ1: 理想の自分を思い描いてみる
人生の棚卸しのステップ1は、まず「自分にとっての理想の状態」を具体的に思い描いてみることです。
簡単なようで意外にむずかしいものですよ。私の講座の受講生たちも「考えたことがなかった」と口々に言います。
理想の自分とは、人生をマラソンでたとえるならゴールのようなものです。
方向性を示してくれるものであり、仮に厳しい状況に陥っても目指すべきものがあるのでブレずに前に進むことができます。
仕事、プライベート、人間関係、健康など、あらゆる面で「本当はこうありたい」という姿を、自由に、正直に書き出してみましょう。

どんな状態のときに、自分は心から幸せだと感じるか?
この問いにじっくりと向き合うことが、最初の重要な一歩となります。
多くの場合、世間が良しとする姿とはズレているものです。
たとえば、「のんびりと好きな読書を楽しみながら日々を過ごしたい」といったものでも良いのです。
世間体や「こうあるべき」という理想に合わせようとすると、どこかで無理が生じます。
仕事ばかりの人生に悩むのは、そのサインなのかもしれませんね。
自分の在り方についてはこちらの記事に詳しく書いてます。▶自分の在り方とは何か?自分の在り方を見つける方法
ステップ2:なぜ理想と違うのかギャップを知る
人生の棚卸しのステップ2は、ステップ1で描いた「理想」と、「現在の自分」との間にあるギャップを客観的に知ることです。
そして、そのギャップが「なぜ生まれてしまったのか」という原因まで、深く掘り下げて考えていきます。
たとえば、紙の左側に「理想」、右側に「現実」を書き出して、比べてみるのがおすすめです。
(例)
- 【仕事】理想:18時に退社し、自分の時間を持つ ⇔ 現実:毎日残業で、帰宅は22時過ぎ
- 【人間関係】理想:心を許せる友人と週に一度は食事する ⇔ 現実:友人と会うのは数ヶ月に一度
このように書き出すことで、理想と現実の差がはっきりと見えてきます。
そして、そのギャップが「なぜ生まれてしまったのか」という原因まで、深く掘り下げて考えていきます。
「理想の働き方と違うのはなぜ?」
「理想の人間関係を築けていないのはなぜ?」。
このギャップと原因を直視することで、自分が本当に変えるべき課題が見えてきます。
ステップ3:ギャップを埋める小さな一歩を考える
人生の棚卸しの最後のステップ3は、そのギャップを埋めるための具体的な小さな一歩を考えることです。
ここで大切なのは、いきなり大きな目標を立てないこと。
私たちの体には、急な変化を嫌い、いつも通りを維持しようとする「恒常性」という働きがあります。そのため、大きな目標は強いストレスとなり、無意識に元に戻ろうとしてしまうのです。
この小さな成功体験の積み重ねが、少しずつ自分を理想の姿へと近づけてくれるのです。
今回は「人生の棚卸し」の基本を3ステップでご紹介しましたが、本格的なやり方については、こちらの記事で網羅的に解説しています。併せてお読みください。
▶関連記事:人生の棚卸しを完璧にする方法|専門家が教える失敗しない秘訣
幸せに「なる」ものではなく「ある」もの
ここまで、自分の人生と向き合う「人生の棚卸し」についてお伝えしてきました。
理想の自分を描き、そこへ向かう一歩を踏み出す。その先に、本当の幸せがあるのですが、そもそも「幸せ」とは、一体どのようなものなのでしょう。
最後に、「幸せの本質」について解説します。
ゴールではなくプロセスの中に幸せはある
幸せの本質の1つ目は、それが「結果」ではなく「状態」であるということです。
私たちはつい、「〇〇を達成すれば幸せになれる」「〇〇を手に入れれば幸せになれる」と考えがちです。でも、何かを成し遂げたときの喜びは、残念ながら永遠には続きません。
本当の幸せとは、ゴールにたどり着いた瞬間そのものではなく、そのゴールに向かって試行錯誤している道のり、その「プロセス」の中にこそあるものなんです。
挑戦している瞬間そのものが幸せ
幸せの本質の2つ目は、「挑戦している瞬間」そのものを味わうことです。
理想の自分に向かって、うまくいったり、いかなかったり。
ときには笑い、時には涙するような、そんな喜怒哀楽のある時間こそが、後から振り返ったときに「あの頃は幸せだったな」と思える時間となります。
この感覚は、学生時代の部活動の思い出に近いかもしれません。
OB会で語られるのは、今でこそ笑い話にできる、当時の必死だった日々のこと。決して楽ではなかったはずなのに、振り返ればかけがえのない時間だったと感じる。
それと同じように、何かに夢中で挑戦している渦中こそが、実は最も豊かな幸せの状態なのかもしれませんね。
自分の見つめ直し完全マニュアルのご案内
いざ一人で「理想の自分は?」「ギャップの原因は?」と深く掘り下げていくのは、簡単なことではないんです。
「どんな質問を自分にすれば、本心が見えてくるの?」
「途中で行き詰まってしまったらどうしよう…」
そんな不安を感じる方も、きっといらっしゃると思います。
そんな思いから、特別なプレゼントをご用意させていただきました。その名も、「自分の見つめ直し完全マニュアル」です。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
仕事に真剣に向き合い、がむしゃらに頑張ってこられたこと、それは本当に尊い時間であり、今のあなたを形作る大切な土台です。
その努力を、まずはご自身で力いっぱい認めてあげてください。
そしてこれからは、これまで外に向けていたエネルギーの少しだけを、ご自身の内側に向けてみませんか。
人生の主役は、他の誰でもない、自分自身なのですから。
もし、一人で自分と向き合う中で道に迷ったり、専門家の視点から背中を押してほしくなったりしたときは、具体的なサポートとして、以下の講座セッションをご用意しています。
詳細やお申し込みはこちらです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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