キャリア迷子に陥っています。
これからどの方向性に進めばいいの?
見つける方法を知りたいなぁ。
そんな疑問に答えます。
キャリア迷子に陥っている人は多いですよね。
先行きの見えない社会情勢や、働き方のさまざまな選択肢など、迷う原因はいくつかあります。
この記事は、「キャリアの迷い」について解決の糸口を探る内容です。なぜ迷うのか、その原因についても詳しく解説しました。
実践すれば、方向性のヒントをつかめます。
この記事を書いている私も26年間、迷い続けた経験があります。それだけにキャリア迷子のキツさがよくわかります。
文末には、これからのキャリア選択に悩んでいる方に役立つ資料の入手先も紹介していますので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
キャリアの迷いを抱えた人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
キャリアに迷うよくある5つの原因
そもそもなぜキャリアに迷いが出るのでしょうか?その原因をいくつかご紹介します。
いずれか一つというよりも、複数あてはまることが多いので、自分自身はどの原因に該当するか、チェックしながら読むといいですよ。
1.自分のことがわかっていない
キャリアに迷うよくある原因の1つ目は、自分のことがわかっていないことです。
自分の強みや興味、価値観がはっきりしていない場合、自分に合うキャリアが分からず迷ってしまいますね。
例えば、自分がどんな仕事で能力を発揮できるか、どんな環境で働きたいかがはっきりしない場合、適切な選択が難しくなる。
これは、自分自身に対する理解が不十分であるために起こります。
2.情報不足によるもの
キャリアに迷うよくある原因の2つ目は、情報不足によるものです。
興味がある職種や業界についての情報が十分でなければ、適切なキャリアを選ぶことが難しい。
私たちは、知らないことをやりたいと思えませんからね。
情報収集やリサーチが不足していることも原因になりやすいですよ。
3.プレッシャーと期待
キャリアに迷うよくある原因の3つ目は、プレッシャーと期待によるものですね。
家族や友人、社会からのプレッシャーや期待により、自分の本当に望むキャリアを見失うことがあります。
例えば、両親が医者になって欲しいと期待しているが、本人はデザイナーになりたいという場合、その期待に応えねばと思うあまり、自分の本当にやりたいことが見えなくなることが多い。
周囲の影響がもとになる原因です。このパターンは多いのでご注意くださいね。
4. 過去の失敗や挫折
キャリアに迷うよくある原因の4つ目は、過去の失敗や挫折によるものです。
過去の失敗や挫折の経験が心に残り、自信喪失や恐れを抱え、キャリアに迷いが生じることがあります。
例えば、自分自身の仕事のミスにより、上司や同僚に多大な損害を与えてしまったとかですね。
過去の経験がトラウマになることが原因です。
5. キャリアの選択肢が多すぎる
キャリアに迷うよくある原因の5つ目は、キャリアの選択肢が多すぎることです。
現代社会ではキャリアの選択肢が多岐にわたるため、どれを選ぶべきか悩むことがあります。
転職サイトを見ると、IT業界、金融業界、広告業界、製造業…多くの業界の求人があり、目移りします。
また、働き方にも正社員、契約社員、フリーランス、リモートワークなど様々な選択肢があり、自分に合う働き方を見つけるのが難しかったりしますね。
以下に、キャリアに迷うよくある5つの原因をまとめます。
- キャリアに迷うよくある5つの原因
- 自分のことがわかっていない
- 情報不足によるもの
- プレッシャーと期待
- 過去の失敗や挫折
- キャリアの選択肢が多すぎる
キャリアの迷いを解決する17の方法
キャリアの迷いを解決する方法をいくつかご紹介しますね。
迷う原因を整理してから挑むことで、より効果を発揮します。
1. 不満を軸に考える
キャリアの迷いを解決する1つ目の方法は、今の不満を軸に考えることです。
これまでのキャリア経験の中で、不満に思ったことを書き出し、その不満を軸に今後の方向性を決める方法です。
例えば、残業が多いのが不満なら、残業の少ない仕事を次のキャリアの軸として選択するみたいな感じです。
やりたいことが特にない人にはおすすめの方法です。不満なら思い浮かぶと思いますので、笑
2. 強みやときめきを軸に考える
キャリアの迷いを解決する2つ目の方法は、強みやときめきを軸に考えること。
自分の強みを軸にキャリアを選択すると、成果を上げられる可能性が高く、さらにストレスなく仕事をすることができるからですね。
「ときめき」とは、仕事に対する自分ならではの価値観のことを言います。
- お金を稼ぐことに価値を感じる
- 自分の成長に価値を感じる
- 人に喜んでもらうことに価値を感じる
- 社会のためになることに価値を感じる
など、人それぞれですからね。
自分自身は、仕事を通じて何にときめき(価値)を感じるか考えることで、今後の方向性が見えてきますよ。
強みや価値観については以下に詳細を書いてますので、参考にどうぞ。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】
▶今すぐできる自分の価値観の見つけ方ガイド|12の質問で解決
3.これまでのキャリアを軸に考える
キャリアの迷いを解決する3つ目の方法は、これまでのキャリアを軸に考えることです。
王道の方法ですけど、そんなに簡単なことではありません。
これまでのキャリアや身についたスキルを軽んじてしまい「自分はスキルや実績が何もない」とか言い出すのがよくあるパターンです。
大抵、このパターンの人は思い込みが激しく他人のアドバイスを無視する傾向にあるのでご注意くださいね。
以下をお読みになると、理解が深まりますよ。
▶キャリアを見つめ直す時に失敗しない知っておくべき10のこと
4.やりたかったことから考える
キャリアの迷いを解決する4つ目の方法は、やりたかったことから考えることですね。
これまで生きてきた中で、本当はやりたかったのに何かしらの事情でやらなかったことはなかったでしょうか?
そんな「思い残し」が今後のキャリアのヒントになる場合があります。
私の塾の受講生の例では、子どもの頃から絵を描くのが好きで、画家になる夢を持っていた人がいましたが、全く違う業界で働いていました。
今後のキャリアに迷った彼女は、思い残したことを軸に、イラストを描く仕事に転職をしました。
そんな感じで、思い残しを軸に考えると、今後のキャリアの方向性が見えることがあります。
5.理想の働き方から考える
キャリアの迷いを解決する5つ目の方法は、理想の働き方から考えることです。
自分にとっての理想の働き方をじっくり考えてみることです。
該当する仕事があるか、ないかを度外視して考えるのがコツです。それを考え出すと思考がストップします。
すべて書き出すと、自分が仕事をする上で大切にしたいことが見えてきます。
この記事を書いている私の場合は、自由な時間に働けるかどうかが自分にとって非常に大きなポイントでしたね。
個人差あるので、自分の理想の働き方をイメージして、何を大切にしたいか導くといいですよ。
6.社会情勢から考える
キャリアの迷いを解決する6つ目の方法は、社会情勢から考えることです。
これから伸びるであろう業界・業種を軸に考えることですね。
例えば、少子化が進むから高齢者向けのサービスが伸びるかもしれませんよね。
チャットGPT先生に聞くと、あれこれ出てきます。参考まで。
↓
- 高齢者向け商品・サービス業界
- ロボット・AI技術業界
- オンライン教育業界
- シェアリングエコノミー業界
- エンターテイメント産業
- リモートワーク関連業界
- 環境・省エネ産業
7.興味のある業界の研究をする
キャリアの迷いを解決する7つ目の方法は、興味のある業界の研究をすることですね。
なんとなくでも興味のある業界があったなら、徹底的に情報をかき集め、その業界で求められるスキルや知識を身に付け始めるといいです。
時間と労力をかけることで、モチベーションが上がるかもしれません。キャリア迷子を解消する一歩となりますよ。
8.アルバイトを経験する
キャリアの迷いを解決する8つ目の方法は、アルバイトを経験することです。
要は「お試し」ですね。実際に働いてみることで、自分に合った仕事を見つける手がかりが得られます。
頭で考えていてもわからないことが多いですからね。実際に働いてみるのです。
アルバイトならそれなりにお金が入るし、リスクもないのでおすすめです。
9.趣味や特技を活かす
キャリアの迷いを解決する9つ目の方法は、趣味や特技を活かすことです。
趣味を仕事にするなんて…とか考えている人もいるかもしれませんが、今のご時世は何が仕事になるかわかりませんよ。
思い込みを外し、 自分の趣味や特技を活かしたキャリアを検討するのもいい。
やりがいや達成感を得られる仕事が見つかるかもしれませんよ。
10.読書や情報収集を行う
キャリアの迷いを解決する10個目の方法は、読書や情報収集を行うことです。
自分の関心分野や業界に関する書籍や記事を読み、幅広い知識を身に付けることで、キャリアの選択肢が広がります。
特にその分野で働いている人の書籍や記事にふれると、よりリアルなイメージを思い描けます。
書籍は、その分野のメリット・デメリットを生々しいエピソードを交えて知ることができるかもしれません。
実際に働いている人のお話を中心に、情報収集してみるといいです。
11.成功者のキャリア・ルートを探る
キャリアの迷いを解決する11個目の方法は、成功者のキャリア・ルートを探ることです。
自分の理想の姿に近い人が、どのようなキャリアを選択してきたのかキャリアのルートを調べるのも一つの方法です。
自分のキャリアに役立つヒントを得られる可能性があります。
12.外国語や異文化の知識を深める
キャリアの迷いを解決する12個目の方法は、外国語や異文化の知識を深めることです。
何も日本だけを参考にしなくても、国際的な視野を持つことで、より多くのキャリア選択肢が得られることがあります。
13.生活スタイルを考慮する
キャリアの迷いを解決する13個目の方法は、生活スタイルを考慮すること。
自分がどのような生活スタイルを望んでいるかを検討し、それに合ったキャリアを選択する方法ですね。
例えば育児中に子どもと過ごす時間を増やしたいのであれば、そんな生活スタイルを実現する働き方を軸にする必要がありますよね。
自分の望む生活スタイルを軸に、今後の方向性を決めるのも一つの方法ですね。
14.パーソナルブランディングを意識
キャリアの迷いを解決する14個目の方法は、パーソナルブランディングを意識することです。
自分の強みや特徴をアピールすることで、自分に合ったキャリアチャンスを引き寄せる方法です。
例えば、SNSを駆使し、自分に何ができるか、何が得意か発信することで、お仕事を集めるみたいなのも一つですよね。
この記事を書いている私は、本を出版したことで、信頼性を高めて現在の仕事を続けられていますよ。
以下の本文の誤字・脱字・句読点の間違いを修正して。
15. ボランティア活動をする
キャリアの迷いを解決する15番目の方法は、ボランティア活動をすることです。
特に社会貢献に興味のある人におすすめですね。
社会貢献活動を通じて、自分のやりがいや喜びを見つけ、それをキャリアに生かしていくことができます。
16. プロと相談して考える
キャリアの迷いを解決する16番目の方法は、プロと相談して考えることです。
自分ひとりで考えるにも限界があると思います。プロに相談し、自分自身では思いつかなかった視点やアドバイスを請けるのが賢明ですね。
ただ、転職エージェントの相談員ですと、自社に登録している企業の中からしか紹介しないので、心もとないところもあります。
私の塾でも行っていますが、企業と癒着のない専門家に相談したり、セミナーに参加してみることをおすすめしますね。
17. 直感に従う
キャリアの迷いを解決する最後の方法は、直感に従うことです。
あれこれ試したけれど、どうしてもキャリア迷子を抜け出せなかったなら、直感に従って動くことかと。
直感は、過去の経験も無意識に考慮して働いているので理にかなった方法ですからね。
迷ったら直感!…ですね。
以下にキャリアの迷いを解決する方法をまとめます。
- キャリアの迷いを解決する方法
- 不満を軸に考える
- 強みやときめきを軸に考える
- これまでのキャリアを軸に考える
- やりたかったことから考える
- 理想の働き方から考える
- 社会情勢から考える
- 興味のある業界の研究をする
- アルバイトを経験する
- 趣味や特技を活かす
- 読書や情報収集を行う
- 成功者のキャリア・ルートを探る
- 外国語や異文化の知識を深める
- 生活スタイルを考慮する
- パーソナルブランディングを意識
- ボランティア活動をする
- プロと相談して考える
- 直感に従う
迷いを抱える人に欠けているもの
キャリアに悩む人々に共通しているのは、自分がどのように他人から見られているかと、自分がどのように自分を見ているかの間にズレがあることです。
これまでに2000人以上の女性を指導してきましたが、中には素晴らしいスキルや実績を持っているにもかかわらず、キャリアに迷いを感じる人がいます。
キャリアの方向を決める際に、これまでの経験や成果の多さ・少なさだけでは判断できません。
自分自身を理解することは、実際には難しいことです。
一生にかかわることなので、困ったときはプロの力を借りた方が賢明だと思いますよ。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てればうれしいです。
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キャリアに迷う人は、何より自分を理解することが先決です。そんなときに役立つ 『自分の見つめ直し完全マニュアル』を作りました。
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チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
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ではまた。
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