退職する前に知っておいた方がいいことを知りたいな。
今の会社を辞める勇気を出す方法は?
すんなり辞められる退職理由とか、うまい上司への伝え方も知りたい…。
そんな疑問に答えます。
「仕事を辞める」。誰であろうと大きな決断ですよね。
それまで築いたキャリアを捨て、新たな未来への第一歩を踏むことになるのですから、不安や恐怖はつきものですよ。
しかしながら、より良い自分の将来のために、仕事を辞める勇気が必要なときがある。
この記事では、仕事を辞めることが怖い人に向けて、辞める前に知っておきたいこと5つと辞める勇気を出す方法をご紹介します。
この記事を読むことで、仕事を辞める不安や恐怖を軽くして、明るい未来への道筋を見出すことができますよ。
役立つツールもご紹介していますので最後までお読みくださいね。
この記事は、転職サイトへの誘導記事ではないです。
じっくり将来を考える情報の一つ
と思ってくださいね
4分程度で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
仕事を辞めるのが怖いと思っていた人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事を辞める前に知っておきたいこと5選
仕事を辞める前に知っておきたいことを解説します。流れをおさえた行動をすると、不安や怖さはかなり軽減されます。
1.辞めるリスクとメリット
仕事を辞める前に知っておきたいことの1つ目は、辞めるリスクとメリットです。
仕事に限らず何かを止めて、新しいことをするにはリスクとメリットが存在しますからね。気持ちの整理をするために必要です。
ざっくり下記に書いておきますね。
仕事を辞めるリスク
- 収入が減少するかもしれない
- 転職先がすぐ決まらないかもしれない
- 将来の収入や雇用が不安定になるかも
- 福利厚生が失われる可能性がある
- キャリアアップが遅れるかもしれない
仕事を辞めるメリット
- 自分の成長や満足感を得られる
- 幅広い知識やスキルを身に付けられる
- 仕事のストレスや疲労が軽減される
- 新しい人間関係ができる
- 収入が増加する可能性
以上のリスクやメリットがあります。どちらに注目するかによって、不安になったり希望が持てたりしますよね。
2.自分の見つめ直しをする
仕事を辞める前に知っておきたいことの2つ目は、自分の見つめ直しです。
自分の強みや、やりたいこと、ありたい姿など、自分を見つめ直して整理することが大事です。
今後の方向性の軸は、自分自身の心の中にあるはずですからね。
例えば、「もっと自分らしく生きたい」とか、「○○の強みを活かして働きたい」とかね。
下記の記事を参考にするといいですよ。
▶自分を見つめ直す100の質問|本当の自分とは何かを知る方法
きちんとやりたい人は、私の塾を利用するのも一つの方法です。
3.辞める基本線で3人に相談をする
仕事を辞める前に知っておきたいことの3つ目は、辞める基本線で3人に相談をすること。
3人とは…。
- 転職経験のある自分をよく知る人
- 転職経験のある自分をよく知らない人
- 転職エージェントの相談員
以上の3人です。
自分をよく知る人だけですと、偏った視点になりがちなので、2や3の人にも同時に聞くといい。
より客観的な視点を得られる可能性があります。
4.自己肯定感を高めるコツ
仕事を辞める前に知っておきたいことの4つ目は、自己肯定感を高めるコツです。
自己肯定感が低いと仕事を辞めるリスクに心を奪われ、不安や怖さをぬぐうことができません。
自己肯定感を最も早く高めるコツとしては、自分自身の成功体験を思い出して、心を整えること。
そこで、自己肯定感を高める100の質問集を作りましたので公開します。
成功体験だけを思い出せるように、専門家の私が厳選した質問集です。
どうしようか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためしばらく無料で配布します。
但し、いつまで無料で配布するかわかりません。
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5.辞めた後の見通し
仕事を辞める前に知っておきたいことの5つ目は、辞めた後の見通しです。
転職するなら次の転職先を決めてから辞めるのが理想です。
転職するか迷っているなら、一度転職エージェントに相談して次の転職先の目処や収入額を試算してもらうと、決断するきっかけとなるリアルな情報がつかめます。
フリーランスになるとか、起業しようと考えるならば、万が一無収入だったとした場合、どれくらい生活出来るか試算しておくといいです。
全くわからないときよりも安心感が生まれます。
こんな機会もないと、月々いくら必要か計算しないでしょうから、やって損はありませんよ。
以上をまとめます。
- 仕事を辞める前に知っておきたいこと5選
- 辞めるリスクとメリット
- 自分の見つめ直し
- 辞める基本線で3人に相談をする
- 自己肯定感を高めるコツ
- 辞めた後の見通し
仕事を辞めるのが怖くなる理由
仕事を辞めるのが怖いのは、複数の理由がカラみ合っているときが多いですね。一つ一つ切り分けて考えないと、前に進めないですよ。
まずはどのような不安があると、仕事が怖くなるのか解説しますね。次のとおりです。
- 仕事を辞めるのが怖くなる理由
- 上司の反応の不安
- 次が決まっていない不安
- 近親者に何を言われるか不安
- 頑張り不足かもという不安
順に解説します。
退職したいと伝えたとき、上司に何を言われるかわからない不安も恐怖の元ですよね。
理由をあれこれ聞かれるかもだし、引き止めに合うかもしれないし、「他で通用しないぞ」とか言われるかもだし…と想像するだけで無限のループにハマる。
想像通りのことを、実際に言われたときのショックや、適切な答えをすぐに言えるかどうかの不安も怖さの種ですよね。
次が決まっていないときも、怖いですよね。
「転職してうまくいくのか?」「自分の本当にやりたい仕事は?」なんてこともぐるぐる頭の中を駆け巡る。
また、新しい職場に馴染めるかとか、想像と違ったらどうしようとか、ちょいワル妄想の嵐が吹き荒れますしね。
ご主人や親などから何を言われるかわからない不安も、怖さの種ですよね。
私の塾の受講生の例では、母親に「転職したい」と伝えたら寝込んでしまった女性もいます。
彼女は名のある企業に勤務していたので、自慢の娘だったみたいですよ。
思わぬ母親の反応に、彼女自身も鬱気味になり苦しまれてましたね。
真面目な人に多いのですが、自分の頑張りや我慢が足りないだけかもという不安も、怖さにつながるものです。
そして、転職のクセがついてしまうのではないかという不安も、怖さをあおりますね。
仕事や会社を辞める勇気を出す方法
仕事や会社を辞める勇気を出す方法について解説します。
やり抜くコツは、暗い方向に持っていかないことです。
ついネガティブなことを考えがち。それでは、うまくいくものもいかなくなりますからね。
明るい将来を迎える気持ちで、続きを読んでくださいね。
- 仕事や会社を辞める勇気を出す方法
- 辞めるシナリオを作る
- 辞めた先輩たちの理由を見る
- 明るい将来を描く
- 辞めない場合の将来を考える
- 次の仕事を決めてしまう
順に解説しますね。
仕事や会社を辞める勇気を出す方法の1つ目は、仕事を辞めるシナリオ(筋書き)を作るといいです。
- すべき行動を順番に書き出す。
例えば、
- 仕事を辞めたい理由を整理する
- 次にやりたいことを考える
- 経験者に相談する
- 転職エージェントの話を聞く
- 家族に仕事を辞めると伝える
みたいな感じです。
シナリオを作るとゴールまでの道が鮮明になり、前に進みやすくなります。
仕事や会社を辞める勇気を出す方法の2つ目は、辞めた先輩たちの理由を見ることです。
仕事を辞めた人たちはどのような理由で退職したか、データを見ると勇気が出てきます。
データを見ると、自分だけじゃないという安心感が得られますよ。
下記の調査結果を参考にどうぞ。
出典:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen09/kekka3-5.html |
仕事や会社を辞める勇気を出す方法の3つ目は、明るい将来を描くことです。
仕事を辞める行為は、自分自身の将来をより良くしようと思うからこその行為ですよね。
明るい将来を、より鮮明にイメージすると、そのイメージが背中を押してくれます。
ちなみにこの記事を書いている私は、全国あちこち出かけて、仕事をしている姿を妄想していた。
旅好きな私にとって、ワクワクするイメージ。仕事が終わったら温泉入って、現地の受講生とご飯食べてなんて感じに。
イメージをハッキリさせればさせるほど、
自分を奮い立たせることができますよ。
仕事や会社を辞める勇気を出す方法の4つ目は、辞めない場合の将来を考えることです。
もしも「今のまま」だとしたら、どのような将来が待っているか想像する。
ネガティブなことが思い浮かべると、次に進まねばと気持ちを奮い起こせます。
後ろ向きっぽい方法に聞こえるかもですけど、前に書いた「明るい将来を描く」と同時にやれば効果てきめん。
下記の記事も参考にするといいですよ。
▶嫌な仕事を続けるべき?判断の軸と嫌な仕事を続ける&辞める方法【続けるメリットとデメリット】
仕事や会社を辞める勇気を出す方法の5つ目は、次の仕事を決めてしまうことです。
仕事や会社を辞める勇気がもりもり出ます。
この記事を書いている私も、仕事を辞めるときは、常に次の仕事を決めてましたよ。
不安が大きい人にはおすすめの方法です。
すんなり会社を辞めるうまい退職理由
すんなり会社を辞めるうまい退職理由についても解説します。
退職届には「一身上の都合」と書けばいいのですけど、口頭でもそれなりの理由を伝えなければですものね。
次を参考にするといいです。
- すんなり会社を辞めるうまい退職理由
- 健康上の理由にする
- 将来の夢を理由にする
- 挑戦を理由にする
- 親族を理由にする
順に解説しますね。
会社を辞めるうまい退職理由の1つ目は、健康上の理由にすることです。
ハードな仕事が多い人は、健康上の理由にするといい。
自分の身体が弱いとか、体力がないとか、あたかも体調に問題があるかのように理由づける。
会社を辞めるうまい退職理由の2つ目は、将来の夢を理由にすることです。
もしも次にやりたい仕事があるなら、そのまま伝える。
突っ込まれたら「具体的なことを考える時間を作りたい」と付け足すといいですよ。
会社を辞めるうまい退職理由の3つ目は、挑戦を理由にすることです。
「新しいことにチャレンジしたい」「新しい環境で勝負したい」という挑戦系もうまい理由です。
年齢を理由にするのもいい。「30歳になった今だから」「40歳の挑戦」みたいな感じです。
会社を辞めるうまい退職理由の4つ目は、親族を理由にすることです。
ご主人や子ども、親のことを退職理由のひとつにするのもいいです。
主人をサポートする時間作りたい
子どもと過ごす時間を作りたい
親の面倒を見る時間を作りたい
のような感じ。労働時間に不満のある人には効果的な理由です。
上司に辞めることを伝えるコツ
仕事を辞めるとき、上司に辞めることを伝えるのも頭の重くなる問題ですよね。
上司に辞めることを伝えるコツについても解説します。次のとおりです。
- 上司に辞めることを伝えるコツ
- 直球はNG
- 直属の上司に伝える
- 先回りして言う
- 御礼から伝える
- 家族と相談した上と伝える
- 辞めること確定前提で伝える
順に解説しますね。
上司に辞めることを伝えるコツの1つ目は、思っていることをそのまま伝えないことです。
今の仕事や会社に対する不満を、直球で伝えるのはNG。
一切出さず、あくまで自分の意思によるものとアピールするのが無難です。飛ぶ鳥あとをなんちゃらですよ。
上司に辞めることを伝えるコツの2つ目は、直属の上司に伝えることです。
お世話になった先輩や直属の上司から、順に辞めることを伝えた方がいい。飛び越えるといい顔をされませんからね。
上司が忙しいときは避け、二人だけの時間を作ってもらいましょう。
「話があるのですが」と言えば、よほど鈍感な上司でない限り、辞めたいのだなと上司も心の準備できますしね。
上司に辞めることを伝えるコツの3つ目は、先回りして伝えることです。
上司は「他では通用しない」とか「人員が少ないから補充するまで待っててほしい」と引き止めようとする場合もありますから。
他での仕事は通用しないかもしれませんが・・・
人員が少ない状況の中、恐縮ですが・・・
みたいに上司が突っ込んでくる「前」に、伝えておくわけです。
上司に辞めることを伝えるコツの4つ目は、御礼から伝えることです。
今までお世話になったことなどを具体的に伝えて、感謝の気持ちを語ったのちに辞める旨を伝えるのもいいです。
「今に不満があって辞めるわけじゃないだな」と思ってもらいやすくなります。
上司に辞めることを伝えるコツの5つ目は、家族と相談した上と伝えることです。
自分だけではなく、家族と相談した上で決めたと家族を巻き込んだ伝え方もいい。
上司も家族のことには口出しづらいですもの。
本人だけを説得してもムダと思ってもらう狙いもあります。
上司に辞めることを伝えるコツの6つ目は、辞める確定前提で伝えることです。
仕事を辞めたいと伝えると、あれこれ引き止めにあったり、理由を詮索されたりする可能性が広がりますよね。
辞めることが確定しており、辞めない選択肢がないように伝えるといいです。
「仕事を辞めたいと思うので、手続きはどのように進めればいいですか?」みたいな感じですね。
今の仕事を続ける選択肢はないと印象づける狙いがあります。
迷います。
結論から言うと引き止められても
辞めた方がいいですよ。
下記も参考にどうぞ。
▶会社に「辞めないでね」と言われる必要な人材になる方法【上司に言われても退職してOK】
仕事を辞める怖さを乗り越える質問
怖さを乗り越える質問をご紹介します。
『毎年1千万円もらえます。その代わり今までの仕事を今まで通りに一生やるのが条件。やりますか?辞めますか?』
以上の問いかけです。
ここで、「NO」という返事となるなら仕事を辞めるべきときと考えていい。
この記事を書いている私の場合、1億円でも2億円でも「NO」でしたので、仕事を辞める背中を押してくれる質問でした。
辞める踏ん切りつける活動100選
冒頭でお伝えしたように、仕事を辞めるときは、それまで築いたキャリアを捨て、新たな未来への第一歩を踏むことになるのですから、不安や恐怖はつきものですよ。
考えているだけでは始まらないところもあるため、今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選 シートを作りました。
個人セッション(月々3万円)の際に、仕事を辞めることができたクライアントからヒアリングを行い制作したものです。
仕事を辞めるのが怖い人は、ひとつひとつクリアするといいですよ。こちらの資料もどうしようか迷いましたが、しばらく無料でお渡しします。
但し、いつまで無料配布を続けるかわかりません。必要であれば今すぐ下記から入手し、保存をおすすめします。
※予告なく配布を終了致します
仕事をする時間は長いですよね。仕事を楽しめるか苦しむのかで人生の質が大きく変わってしまいます。
仕事のことを考えることは、生き方そのものを考えるときでもあります。
ご自身にじっくり向き合い、答えを出してくださいね。
もしも私が必要だと思いましたらこちらの門を叩いてくださいね。じっくり向き合いますので。
ではまた。
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