
私はすごい経験をしてないし、強みとなるアピールポイントがないです。
見つけ方を知りたいな。
他にはない自己PRのコツも教えて欲しい。
そんな疑問に答えます。
転職する時の自己PRを考えるとき、アピールポイントがないと悩む人は多いですよね。
只、悩む人の多くは強烈な体験、特別なスキル、誰もが認める実績がなければと思い込んでいるみたい。
採用する企業も、そんなすごい人ばかりいるはずないと分かってますよ。
あくまで採用枠に潜り込めばいいだけ。
そこで本記事では、アピールポイント・強みがないと悩む人向けに、アピールポイントの見つけ方について解説しています。
安心してください。
アピールポイントが何もない人はいません。
クローン人間でも登場しない限り、私たちには人それぞれ違いがあるから。
他の人との違いを見つけて、表現する方法を考えればいいだけのお話なんです。
わかりやすく解説しますから最後までお読みくださいね。
3分余りで読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
アピールポイントの10通りの見つけ方
では早速ですけどアピールポイントの見つけ方について解説します。
とにかく諦めないで粘り強く探すのがコツ。
アピールポイントを探すというよりも、先ずは他の人との違いを見つけようくらいの心構えで向き合うことが重要です。
では一つ一つ解説しますね。
他人からの評価を思い出す
他人から評価された場面を思い出しましょう。
- 褒められた場面
- 感心された場面
- 感謝された場面
- 頼まれた場面
- 手伝った場面
などを思い出して何をしたか、どう言われたかを細かく書き出すこと。
どんなに小さなことでも構いません。
「夕飯を作ってあげたら褒められた」でもいいです。そのときに何を言われたか、何をしたか細部まで書き出すのです。
- モノやコトの価値は受け手が決めます。
自分では何でもないと思ってやったことが、他人にとって高い価値を感じることがあります。
注意深く振り返り書き出しましょうね。
工夫した経験を書き出す
工夫した経験も書き出してみましょう。
工夫するには5つのプロセスを行っている。
- 現状を把握する
- 過去の知識や経験を思い返す
- 実行案を考える
- 結果を予想する
- 実行する
以上のプロセスは、仕事をする上で大切なものばかり。
工夫した経験は価値ある経験ですからアピールポイントの一つになります。
「大した工夫していないよ」と自己評価せず、これまで工夫した経験を洗いざらい書き出してみましょう。
失敗した経験を軸に考える
これまでを振り返り、失敗した経験ならあれこれ思い出しやすいと思います。
失敗した経験を思い出したら、
- 失敗の原因は?
- 失敗から学んだことは?
- どのような改善策をとったか?
などを書き出してみましょう。
失敗した経験にも価値はあります。
- 失敗に向き合う姿勢に価値がある。
仕事をすれば、失敗することもあるでしょう。
失敗したとき、何を考え、その後どのようにしたのかを伝えることもアピールポイントの一つになります。
短所を軸にヒントをつかむ
自分の短所はわかりやすいと思います。
短所を書き出したら、短所を軸に自分に備わる「特徴」をその後に書き出しましょう。
例えば「せっかち」という短所を軸に、他にどのような特徴を導き出せるか考えると・・・
- 決断が早い
- すぐ行動できる
- 早く終る
などが考えられます。
短所を軸に他の特徴を導くのも、アピールポイントの見つけ方の一つになります。
時間やお金をかけたことを思い出す
時間やお金には、当人の価値観が出ます。
例えば、私の塾には読書や学ぶことにお金や時間をかけている人が多い。自己成長に強い価値を感じているわけです。
一つ例を紹介すると、
ぽっちゃり体型が悩みで小学生の頃からダイエットに関する情報を集め、製品を買っては試している女性がいました。
体型に関わることに強い価値を感じていたようですね。
彼女は補正下着のメーカーに採用された。
時間やお金をかけたことを深掘りすると、自分独特の特徴、アピールポイントにつながるエピソードが見つかるかもしれませんよ。
今の自分と5年前の自分を比べる
今の自分と5年前の自分を比べるとアピールポイントを見つけるヒントをつかめる可能性があります。
日々の積み重ねによるものでしょうから、特別な経験としての記憶ではないでしょう。
しかし成長しているのは明らかなこと。
アピールポイントとして使えます。
人に聞く
「自分のアピールポイントは何かな?」と他人に聞くのも大切です。
自分のことはわからなくても、人のことはわかるもの。
そこでお互いのアピールポイントを指摘し合うといいです。
性格、価値観、職業、年齢、性別など自分と異なった人と行うと、様々な視点で自分を見てくれるので、思わぬアピールポイントが見つかる可能性があります。

できるだけ多くの人とやってみることをおすすめします。
質問集を使う
自分にできることは何かを質問集を使って棚卸しするのもうまい方法です。
そこで、自分の棚卸&分析に使える70の質問集を作りました。
この質問集は自分にできることを、あらゆる角度の質問を通じて思い出すことができます。
私が個人セッション(月々3万円)を行うときの質問から厳選しました。
悩まれている人が大変多いため今回は無料で配布します。
下記からどうぞ。
※予告なく配布を終了します。お早めにどうぞ
自分史を書く
自分のアピールポイントを見つけ出す究極の手法なのですが、自分史を見つけ出す方法があります。
こちらが私の講座に参加した受講生から提出された自分史の実物画像。
↓10万字以上ありますね。(本1冊分くらい)。
私たちの記憶は都合よく必要としているものを思い出すことができません。
そしてどのような一貫性があるかをつかみ、自分のアピールポイントとして活かすのです。
詳しいやり方は、
完璧に自分を振り返る方法【成長に繋がる自分史の書き方と効果】失敗しない人生の振り返り に詳細書いてます。
大義名分を考える
大義名分も立派なアピールポイント。
大義名分とは「人として行うべき正しい筋道と、守るべき本分」という意味です。
仕事を通じて社会に貢献する意味づけを考えるのです。
例えば
「自分の能力に気づかず就活に困っている人たちのためにキャリアカウンセラーになります」
みたいなものですね。
他にはない自己PRのコツ
自己PRというと自分の優れたところをつらつらプレゼンする場という感じがしますよね。
只、それでは自分より優れたスキルや実績のある人が選ばれてしまいます。
「相手をどう思わせるか」が大切なのであって、事実を伝えることが重要なわけじゃないですよ。

ここが勘違いしやすい
企業が求める人3ポイント
企業が求める人は、どのような業界にしろ、
- 粘り強さがある(続けられる)
- 成長が見込める
- 役立つ
以上3つを兼ね備える人を求めていますよ。
つまり、この3つを持つイメージをもたせられるかどうかが決め手になります。
求められる人物イメージの作り方
求められる人物イメージを作るには、自分の中から下記の3点を導き出すことが必要です。
- メリット(何を与えられるか)
- 独自の特徴(強み)
- 1と2を証拠づけるエピソード
以上の3つを言語化するのです。そのためにはブランド・プロフィールを作るといいですよ。
ブランド・プロフィールは経歴だけを並べたプロフィールではありません。読み手の共感を得る狙いのあるプロフィールです。
ブランド・プロフィールによって、求められる人物像を表現することができます。
ブランド・プロフィールについては下記の記事に解説があります。
アピールポイントより大切なもの
アピールポイントを見つけることは大切ですが、それより大切な土台があると私は思っています。
- 土台とは熱意・情熱です。
誰だって最初は経験もスキルもありません。ともすると何をもってアピールする?
気持ちしかないじゃないですか。
経験やスキルがないうちは、自信を持てない気持ちもわかります。
「この人、大丈夫?」と不安にさせてしまうでしょう。そんな人を採用しようとは思わないですよね。
相手の気持ちファーストで考えれば、自信のない姿は見せられないはず。
相手に安心してもらう気遣いです。
熱意や情熱を土台に、胸を張ってアピールしましょう!
以上となります。
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