甘えかどうか判断のポイントを知りたい。周りに甘えと思われたくないわ。
解決するヒントも知りたい
そんな疑問に答えます。
「仕事を辞めたい」と頭に浮かんだとき、甘えなのかどうかで悩む人も多いのではないでしょうか。
私もずっとこの問題で悩みました。
今はこの問題から抜け出し、楽しく仕事をしています。
そこで本記事では、仕事を辞めたいのは甘えかどうかの判断ポイントや、甘えにしない方法について解説します。
ざっくばらんなお話ですが、自分を振り返ってみると、甘えかどうかはさほど大きな問題ではなかったように思います。
とはいえ唐突に言われもまったく心に響かないと思うので順にお話しますね。
この記事を最後までお読みになれば、その意味も理解できるのではないかと。
のちほど詳しく解説しますね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!！自分の“強み”を活かして稼ぐ方法（大和出版）」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
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甘えと判断されやすいケース5選
まず始めに、甘えと捉えられがちなケースについて解説しますね。
- 甘えの判断ポイントと思ってお読みくださいね。
入社した直後に辞める
会社に入社した直後に辞めてしまうケースですね。
前職の頃、新卒で入社し3日目に辞めてしまった人がいました。
ユニフォームや名刺など全て用意した後でしたので、後始末に困った記憶がありますよ。
また、ほかの社員たちも新しい人を向かい入れる気持ちがあっただけに、ショックを受けていましたね。
甘えととらえられても、仕方がないケースかもしれません。
無断で休みそのまま辞める
いきなり連絡もなしに仕事を休み始め、連絡もとれなくなるケースです。
これも前職の頃の話ですが、連絡がとれなくなった社員の家まで他の社員を向かわせねばならないときがありました。
やっとつかまえて退職の手続きをしてもらったことがあります。
幸せな人がまったくいない、甘えととらえられても仕方ないケースですね
失敗して叱られて辞める
仕事がうまくいかず、上司に叱られて辞めてしまうケースです。
どのような仕事を始めても、最初から仕事ができる人はいませんよね。
失敗はつきものですし、上司から叱られることもあるでしょう。
人間関係のトラブルで辞める
大抵の仕事は、人と人との連携プレイで成り立つものです。
ときには理解できない考え方をする人もいるかもしれません。
どのような会社に勤務しようとも組織の中で働く以上、うまくやっていかねばならないでしょう。
人間関係のトラブルが起こり辞めてしまうと、甘えととらえられてしまうかもしれませんね。
社内規則が守れないから辞める
組織には必ず規則がありますよね。
「朝9時までに出社」などに始まり、細かく決まっているケースもあるでしょう。
甘えと判断されやすいケース５選を下記にまとめます
- 甘えと判断されやすいケース5選
- 入社した直後に辞める
- 無断で休みそのまま辞める
- 失敗して叱られて辞める
- 人間関係のトラブルで辞める
- 社内の規則が守れないから辞める
甘えと判断されにくいケース
キャリアアップのために辞める
より高いレベルにキャリアアップをはかる目的で仕事を辞める場合は、甘えととらえられることはまずないでしょう。
- これまでの仕事ぶりも当然、高評価を受けていたでしょうしね。
このケースは「今の仕事からの卒業」とよく呼ばれますね。
次の夢に向かって辞める
やりたいことが明確ならば、甘えととらえられることは少ないでしょう。
筋道の通る退職理由になりますから。
特にそれまでの勤務姿勢が真面目な人であれば、応援してくれる人も現れるかもしれませんね。
過剰な仕事量で辞める
残業が多いとか、休日がないとか過酷な労働条件の中で仕事を続け心や身体を痛めて辞めてしまうケースです。
甘えと言うよりも「やむ無し」というとらえられ方になると思いますよ。
パワハラ・セクハラで辞める
上司からの激しい人格否定的なパワハラ、もしくはセクハラなどハラスメント系の対応を受けて辞めるケースですね。
いわゆる会社や上司の方に問題ありと指摘されるようなケース。
甘えとは判断されないでしょう。
甘えと判断されにくいケースも下記にまとめます。
- 甘えと判断されにくいケース
- キャリアアップのために辞める
- 次の夢に向かって辞める
- 過剰な仕事量で辞める
- パワハラ・セクハラで辞める
仕事を辞める前に試してみること
もしかすると、今の仕事をしながらでもできることがあるかもしれませんから。
仕事を辞めたいと思ったら、次のことを試してみましょう。
その後に辞めても遅くないと思います。
辞めて問題が解決するか考える
労働環境が悪いなど会社側に何かしら問題がある場合は、辞めて転職すれば、問題は解決するかもしれませんよね。
ただ「甘えと判断されやすいケース」のところに書いた場合ですと、現在の仕事を辞めても問題が解決しないかもしれません。
今の仕事を辞めることで、抱えた問題が解決に向かう可能性があるか一度冷静に考えるといいですよ。
会社や仕事に問題があるのか？自分自身に問題があるのか？考えてみるといいですよ
一度休む
会社を辞めたいという気持ちがMAXになる前に、一度休暇をとることをおすすめします。
心や身体が疲れていると、冷静な判断ができないものです。
ゆっくり休むことでこれまでにない視点でものを考えられたり、前向きな発想が思い浮かぶかもしれません。
また自分のこと・今後のことをゆっくり考える時間もとれます。
仕事を辞める前に試してみましょう。
異動を願い出てみる
もしも他の部署への異動が可能であるなら、一度異動願いを申し出てみるのもいいかもしれません。
これまでと違うメンバーや新しい仕事に触れると気持ちが変わる可能性もあります。
仕事を辞める前に一度試してみても損はないかと思いますよ。
自分を客観的に見てもらう
一度、信頼出来る人に相談して自分を客観的に見てもらうといいです。
自分では仕事を辞めるのは甘えかもと思っていても、外から見たらまったく甘えではない状況なのかもしれません。
仕事を辞める前に、一度誰かに相談してみましょう。
辞めてどうしたいか考える
仕事を辞めてどうしたいか考える時間をとってみるのも試してみるといいです。
それなりの期間がかかるものです(場合によっては年単位の時間)。
自分の将来を左右する問題のひとつですから、辞めるとするなら今後何をするのか考える時間をとることをおすすめしますよ。
ここまでをまとめると下記になります。
仕事を辞めたいと思ったら一度試してみるといいと思いますよ。
- 仕事を辞める前に試してみること
- 辞めて問題が解決するか考える
- 一度休む
- 異動を願い出てみる
- 自分を客観的に見てもらう
- 辞めてどうしたいか考える
甘えかどうかは大きな問題ではない話
「仕事を辞めたいのは甘えか？」という問題に戻りますが、冒頭にも書いたとおり、甘えかどうかはさほど大きな問題ではないと思います。
- なぜなら、ケース・バイ・ケースの要素が多いから。
例えば、人間関係の問題や労働環境の問題も、痛みを感じる度合いは人それぞれですからね。
私の塾の受講生Sさんの例ですが、前職では社員がどんどん辞めてしまい最後は社長とSさん二人になってしまいました。
社長からのプレッシャーに耐えられず辞めてしまう社員が続出したそうです。
- 起こるモノゴトに対する感じ方は人それぞれ。
今後の仕事のことを考えるとき、甘えかどうかに振り回されない方がいいと思いますよ。
仕事に悩んだら価値観を見直そう
仕事を辞めたいと頭に浮かんだら、自分の価値観をじっくり見つめ直すことをおすすめします。
大切なことなので繰り返しますが、受け取り方は人それぞれ違います。
人によって、大切にしていることも価値を感じることも違うのです。
しかし私の知人に通勤がイヤで仕事を辞め、起業し成功している人もチラホラいます。
彼らにとって、満員電車に乗り通勤するのは死ぬほどイヤだったのではないでしょうか。
このレベルになりますと、仕事というよりも生き方や価値観レベルのお話になるのです。
- 自分の価値観がわからないと、自力でものごとを判断することができません。
それでは周りからの「甘えじゃね」という声に負けてしまうでしょう。
自分の価値観を理解したい場合は、下記の記事を参考にするといいですよ。
仕事の意味はなにか？
自分にとって、仕事をすることにどんな意味があるかを深堀りすることも大切ですよ。
意味を感じるなら、多少の理不尽やツライことにも耐えられるはずですからね。
私の場合の仕事の意味は、人生を楽しむための場づくり的な感覚を持ってます。
いくら手間ひまかかることでも。
もちろんこれは人それぞれ。
先程説明した価値観に関わることですね。
甘え問題を完全消去する方法
本題に戻ります。
仕事を辞めたいのは甘えか？については、今後の働きぶり次第でこの問題を完全消去できますよ。
仮に甘えで辞めたとしても、その後の仕事で成果を出せたなら、誰も文句は言わないでしょうし、自分自身も納得できると思います。
もしも仕事を変えるべきか悩まれているのであれば、
「仕事を変えるべきか？」と頭に浮かんだときの判断基準10選 を参考にどうぞ。
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最後になりますけれど、自分の見つめ直し完全マニュアルをお作りしました。
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