この記事は「これといった実績がない」と悩む人を救うために書いてます。
初めから実績のある人は、この世にいないので大丈夫です。
『ポテンシャルの伝え方が9割』と言えるほど、重要なポイントです。
この記事をお読みになると、自分の隠れた強みを見つけて効果的に自己PRする方法がわかります。
転職面接や企業の採用面接、さらには新たなキャリアチェンジの挑戦にも役立つ実用的なノウハウを初公開します。
ほかでは提供できない役立つツールも紹介していますので、最後までご覧くださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
実績がないと悩む人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
実績がない人が採用を勝ち取る技術
実績がない人こそマスターして欲しい「採用される技術」について解説します。
実績がないなら、ないなりに自分の売りをじっくり考えることが大切です。結論を先に言うと、「自分の可能性(ポテンシャル)」を売ることが大切なのです。
意味がわからないと思うので、順を追って解説しますね。
実績がない人によくある思い込み
実績がない(少ない)人は、『実績がなければ採用されない』と思い込んでいる人が多いです。
実績があるに越したことはありませんが、アピールできるものはそれだけではありません。
この記事を書いている私も、役員をやっていたので採用面接に何度も立会った経験があります。
小さな会社でしたから入社希望者に、目立った実績のある人は殆どいなかった。
それだけに「もう少しアピールするポイントを考えてくればいいのに…」と思っていました。
企業側としては、これからの仕事ぶりに期待できる人か、その人のポテンシャルを知りたいのですよ。
ポテンシャルをアピールするには?
自分のポテンシャルをアピールするためには、相手の感情を揺さぶる仕掛けが必要です。
具体的には、『結果』としてもたらされた実績を語るだけではなく、「なぜ?(理由)どうやって?(方法)」の『経過』を伝えることで、相手の感情を揺さぶることができるのです。
哲学者アリストテレスは、人を動かす3原則として「論理」「信頼」「共感」の3つが必要と説いてます。エピソードは「共感」部分を刺激し、人を動かす大切な要素です。
インパクトのあるエピソードを探す
では、どのようにしてインパクトのあるエピソードを探せばよいのでしょうか?
過去の経験を棚卸しして探すことになります。歯科衛生士の女性Nさんの例で解説します。
Nさんは、「歯石を取る施術中、患者が眠ってしまう」というインパクトのあるエピソードがありました。丁寧な施術が伝わるエピソードです。
実績(経歴)を伝えなくとも、「この人に歯石を取ってもらいたい」と思わせるポテンシャルを感じることでしょう。
仮にNさんが転職をするとしたら、そのエピソードを語りつつ、どうやってその技術を身に着けたか、なぜそこまでできるようになったのかまで語ることにより、ポテンシャルをアピールできるでしょう。
ポテンシャルは自分に隠された強み
前に述べたポテンシャルを感じさせるエピソードこそ、自分に隠れた強みと理解するといい。
場合によっては、実績の多い人を押しのけて、採用を勝ち取るほどの影響力があります。
私にそんなすごい経験ないような…。
ポテンシャルを感じさせるエピソードはどうやって探せばいいかな?
ポテンシャル・エピソードを探す方法
ポテンシャルを感じさせるエピソードを探すときの注意点は、自分がすごいと思うかどうか(自己評価)を軸に考えないことです。
先ほど紹介したNさんも、本人は「それが何か?」という感じでした。
やっかいなのは、闇雲に過去を振り返ってもネガティブ・バイアス(失敗など辛い経験が記憶に残りやすい心理作用)が働いてしまい、自信を失いかねないことです。
ポジティブな視点の質問を厳選し、自問自答を繰り返す必要があります。
困っている人が多いため、専門家の私が厳選した「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」をお配りしています。
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実績がない人がアピールに使える
ポイントみたいなのありますか?
実績がない人がアピールに使える3ポイント
実績がない人がアピールに使える3ポイントを解説します。
- 困難・挑戦・感動の3ポイントです。
企業は忍耐力のある人や、変化する状況に柔軟に対応できる人を求めています。これらをイメージさせるのに最適なものは冒険的な要素です。
- これまでに出会った「困難」
- 困難に向き合った「挑戦」
- 挑戦を終えた「感動」
具体的には、以上のような「未経験なことをするときに起こる3点セット」です。困難にぶつかった経験を思い出すところから始めるといいです。
結果的に失敗に終わった経験でも、困難にどのように向き合ったか、何を学べたのか。今後どのようにしようと思ったかのかを伝えればいい。
それだけでも、ポテンシャルを伝えることはできますよ。
実績がない人が見逃すアピールポイント
実績がない人が見逃しやすいアピールポイントを挙げると次のようになります。
これらのポイントは、実績の代わりに個人の資質や潜在能力を前面に出し、ポジティブな印象を与えるのに役立ちます。
新しいことを学ぶ熱心さや、将来的に成長しようとする姿勢をアピールします。これは、未来のポテンシャルを見せるために大切です。
これまでに直面した問題をどう解決したかの具体例を話し、問題解決能力をアピールします。
新しい環境や予期せぬ状況にも柔軟に対応できる能力を強調します。
人との会話や協力が得意であることをアピールし、チームワークを大切にする姿勢を見せます。
新しいチャレンジを恐れず、常に前向きに取り組む姿勢をアピールします。
これらのポイントは、実績をカバーし、自分の人間性や能力をアピールするのに役立ちます。
新しい挑戦や学びに対する積極性を示し、自己成長と組織への貢献に対する意欲を強調します。
選ばれるための強みの伝え方テクニック
ポテンシャルを感じるエピソードの伝え方の最善策は、ブランド・プロフィールをつくること。私の塾で提供しているメソッドです。
- 強みを伝えるのに最適な自己紹介文。
ブランド・プロフィールとは、ただの自己紹介文とは違います。以下の3つの要素を含ませる自己紹介文です。
- 誰に何ができるか
- 自分にしかない強み
- 1と2を証拠付ける体験談
下記にブランド・プロフィール例を紹介します。
4歳の頃より14年間バレエの指導を受け、女性特有の群れる習性の中でも生き抜く術を学ぶ。小・中・高校時代には学級委員や生徒会長を歴任。
大学では社会学を学び群集心理の研究も行い、同時に学生アルバイトとして教育業界人材会社に勤務。
個々の講師の強みを活かすマッチングを得意とし、大手塾からの依頼が増加。一人では対応しきれない程になる。
2001年、日本最大のケーブルテレビ会社に就職。現在まで13年間勤務し、マネージャー職にまで昇格する。
仕事の相談のみの教育指導に限界を感じ、部下の公私に渡るサポートを行う独自の人材育成&組織管理手法を構築。
強い個性や問題を抱えている部下など組織の中では評価されにくいスタッフをまとめあげ、生産性や業務効率化が選定基準となる組織評価全国1位を2016年から2年連続で獲得。
多様性のある人材を活かす新組織立ち上げのエースと期待されている。
以上のような自己PR文です。実績だけを書くのではなく、エピソードを加えポテンシャルを表現します。
下記はブランド・プロフィールに関する詳しい解説記事です。気になったらお読みくださいね。
ご安心くださいね。
自分ではあたりまえ過ぎて、自覚できないだけですよ
実績がない人におすすめの記事
『実績がない!強みがない!』と拒絶感ある方は「実績」と「強み」の本当の意味を知らない場合がほとんどです。
断言します。実績も強みもまったくない人はいないですよ。
詳しくは、下記の記事に書いてますので熟読しておくといいです。
人を動かす強みの伝え方のコツ
強みを伝えるポイントは、「相手(企業)は何を自分に求めているか?」を考えることです。
私が銀行に融資を依頼するときは、自分の権威性やこれまでのキャリアを軸にお話しします。10年以上現在の活動を続けていることや、本を出版したり、メディアに取り上げられていることなどですね。安心して融資してもらうためです。
一方、私の塾に通うか検討している女性には、自分がなぜこの活動をしているのか、どこに違いがあるのかなどをお話します。その思いや経験に賛同してもらうためにね。
相手によって、伝える内容を変えることが大切ですよ。
強みの伝え方についてのまとめ
強みを伝える本当の目的とは自分の可能性を売ることに他なりません。
相手に安心感を与え、この人に仕事を任せても大丈夫と思ってもらう。自分の可能性をアピールすると、他の人と違う強みの伝え方ができますよ。
実績がない人が自己PRするときの注意点
実績がない人が自己PRする注意点は気持ちで負けないことです。おどおどすると、弱気が相手に伝わります。
自信がないお気持ちもわかりますけど、それでは相手を不安にさせるだけ。安心してもらう態度が重要です。
ハッタリをかける
実績がない人がチャンスをつかむためには、ハッタリをかけましょう。ちょっと言葉が汚いかもしれませんが大事なことです。
仮に未経験の仕事への挑戦でも、涼しい顔をすること。やったことがないことにでも「やります」と言い切ること。これらは、相手を不安にさせない思いやりでもあるのです。
「だいじょうぶかな」と不安になるかもしれませんね。そんなときは、実績を積むチャンスをつかまなければ、そもそも実績を積めない と気づくことです。腹をくくってトライです。
行動が先。実績は後
ハッタリのお話の続きですが、誰でも初めは実績がありません。やったことがないことでもどんどん挑まなければ実績は積めないのです。
そこで、「行動を先に。実績は後から」とマインドセットしましょう。
行動しながら学ぶ
時折、実績がない不安から、ひたすら勉強しているだけの人を見かけますけれどNGです。
行動しないと、何の知識が本当に必要なのかわからないものです。仕事の世界では役に立たない知識は必要ありません。
まとめますと、行動しながら学ぶのが大切ということです。
私も講師の仕事を始めたころは、見切り発車でした。受講生から質問されてもすぐに答えられず「次回までに調べておくね」と質問を持ち帰ったこともありましたよ。
行動しながら学んだ方が、成長は早いです。
実績がないのは恥ずかしくない
実績がないこと自体、恥ずかしいことではありません。「実績がない」とくよくよ悩み続けているほうが恥ずかしい。
私は、40歳間近というところから勉強を始めた男です。自分には何もないというコンプレックスを抱えてのスタートでした。
じっと悩んでいても何も解決しないと思い動きました。
- 自分の人生を動かせるのは自分だけです。
何歳からでも、いつからでも始められる。自分を幸せにできるのは自分だけですよ。
自分の実績やできることを専門家のガイドを受けながらしっかり理解したいということであれば、私の塾でもサポート可能です。
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「実績がない」と思う人には最適なマニュアル。自分の特性をつかむことができます。
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ではまた。
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