コロナ禍で多くの人が職を失っていますね。
わたしも今までの働き方では不安を感じるなぁ。
コロナ禍を生き抜くキャリア作りに必要なことが知りたい
そんな疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている私は自分の「強み」を活かした起業や転職の実現、仕事を楽しむ女性を生み出す支援活動を行っています。
通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。コロナ禍でもキャリア形成をがんばろうとしている女性を応援しています。
コロナ禍を生き抜くキャリアの見直しに必要なこと
結論を先に言ってしまうと、自分の強みを理解し、どこでも活躍できる強みを作ることが急務かと。順を追って解説します。
コロナ禍によって加速していく「働く場」の変化
コロナ前から徐々に始まっていたけれど、ますます会社は社員の面倒を見られなくなりそうです。業績も下がり、しばらく景気回復は望めそうにもありませんから。(たぶん2年くらいは停滞)
テレワークの導入も一気に進むので「働いている人の生む成果物」は一人ひとり鮮明になっていくでしょう。サボっている人とスキルのない人があぶり出されていくことに繋がります。
実際、日立製作所、資生堂、富士通、KDDIなどの企業が、「すべき仕事を明確」にして、年齢も年次もいとわず適切な人材を配置する「ジョブ型」雇用にすると発表しています。
今までのように一括採用して、あれこれ経験してもらって人材育てますという日本的な雇用が昔話になってしまいそうです。
おそらく大手企業だけのお話ではなくなると思われます。なぜなら中小企業の方がお金ないので・・・。
仕事しない人やスキルのない人に大手企業以上にお金払えないのです。
自分でやるしかありません【コロナ禍のキャリアづくり】
コロナ禍によって自ら考え、自らの力でキャリアを作っていく必要性がより鮮明になりました。繰り返しになりますけれど会社はもう・・・社員の人生を一生責任を持つ力はないので、会社に養ってもらうという考えは捨てたほうが良さそう。
冷たい言い方になるかもですが、少子高齢化も進んでいましたし、終身雇用の終焉もコロナに関係なく伝えられていたことです。
新卒からじっくり育てる社会文化は難しくなったので、自分でキャリアを作り、磨き続ける必要性が生まれました。
どこでも活躍できる自分の強みを理解する
コロナ禍を生き抜くキャリアの見直しのためには、自身の強みを理解することは重要かと。これまでやってきたことの棚卸しが大切。具体的には
・何ができるのか?
・その根拠となる実績は?
というものをあらいざらい棚卸しすることです。どこでも通用する強みであれば転職や起業の足がかりにもなるし、強みを土台にスキルアップするためには何を学べばよいかの目安になります。
転職活動を通じ、勤務していた会社だけにしか使えないスキルでは転職に役立たないことを実感したのかもしれませんね。
新たなスキルを身につけるために考えておくこと
「何から始めたらいいのですか?」とよく質問を受けます。答えとしては「何をしたいのか?」「自分はどうありたいのか?」を描くことが大切になります。
なぜそんなことをしなければならないかその理由は2つあります。
1つ目の理由は自分が何をしたいか、どうありたいかわかれば、実現するために何を学べばいいか、何を磨けばいいかわかるからです。
わからないままではゴールのないマラソンを走るような状態になってしまいます。
2つ目の理由は、やりたくないことでは途中で挫折してしまうからです。
新たなスキルを身につけるためには勉強する時間を確保するため、今やっていることの何かを止める必要性も生まれるでしょう。休みの日もスキルアップの時間に費やさなければならないかもしれません。やりたいことでないと、挫折が目に見えています。
「何をしたいのか?」「自分はどうありたいのか?」がわからない場合は?
できれば誰かに思考整理を手伝ってもらうといいです。一人では体系的に考えられないのでどこから考えていいかわからない場合もあります。
あなたの自分史をふりかえりながら、じっくりヒアリングしてもらうことをおすすめします。
もしも誰もいないということであれば、下記の講座を利用してみるといいでしょう。
実践的なスキルアップも視野に入れましょう
読書やインターネットで情報や知識だけを取り入れていても先に進まないことが多いです。「知っている」と「できる」はまったく別物だから。料理をイメージするとわかりやすいかも。料理方法はいくらでも調べられますが、美味しい料理を作るには実践が必要ですよね。
机の上だけではなく実体験から学ぶことができます。私の場合も週末起業&副業というカタチから今の仕事をスタートしています。生活費を稼ぎつつ、自分のスキルを育てていきました。
こちらに詳細記事あります。
「うまくいくかな?」「続くかな?」と行動する前に思ったら
こちらの動画を見るといいです。スティーブ・ジョブスの伝説のスピーチ。有名な言葉Connecting the dots (点と点をつなげる) です。
今は何の役に立つかわからないことでも、情熱を傾けてやっているとのちのちのことにちゃんと繋がるよというお話。
これ。割と身近に起こります。私の場合、牛丼屋のバイトでいくつもの仕事を同時にすすめるマルチタスクの経験が身につき、婚活から起業の礎(いしずえ)になるものを学びました。当時はまさかそんな経験が、自分の将来に影響を及ぼすなんて考えてもみませんでしたよ。
万が一、うまくいかなかったり途中でやめてしまうことがあっても自分にできることに100%向き合っていれば経験はしっかりと残ります。
次のキャリアにつながっていく。興味のわくものに邁進することが大切ですよ。
コロナ禍は私たちに何を与えたか?
コロナ禍は厳しい試練を私たちに与えたと同時に、これからどう生きるか考える時間を与えたように思います。
コロナ禍は私たちの中にある強み発見のチャンスや、新しい未来をつくる行動をほどこす動機を与えているのかもしれませんね。
コロナ自粛期間中にやっていたこと
私はコロナ自粛中に下記のようなことをやってました。
・本の執筆
・ブログの改良及びライティングの勉強
・新事業のための小規模事業者持続化補助金申請
・音声配信を始め毎日更新
・経費の見直し(※固定費の削減)
・受講生の声動画の撮影
・読書
などの時間を費やしました。かなり有意義な時間だったように思います。ガチャガチャだった生活サイクルや、すべき仕事のルーティン化を行うなど仕事や生活面の見直しをする期間でしたね。
私はダラダラとYou Tube見たりする流されやすいタイプなのですが、こんな時期だからこそ後回しにしていたことに集中できたのかもしれません。
ちなみにコロナ情報のニュースは極力見ませんでした。心がザワつくだけですからね。
コロナ禍を乗り切るマインドセット
私たちに今、求められているのは「選択と集中」ではないかと。自分で何をするかを選び、決めたことに集中です。答えを外に求めてもムダかもしれないです。
というのもコロナのようなことがこれまで起こったことがないから。ケーススタディできない。政府も対応にバタバタで明日はどんなことになるかまったくわかりません。
起こったことは起こったことで受け入れて、粛々と私たちは自らのスキルアップに汗を流す。これが私たちの明るい未来の作り方なのではないかなぁと考えています。
参考になればうれしいです
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