強みを活かし、伝説の学生になれ！

先日、以前やっていた講師時代の受講生がやっている就活塾に

呼ばれてとことこ行って来たときのお話。

とてもきれいで大きな会議室。

ロの字型に机が組まれていたのですけど

学生さんが２０人ほど。

なんと模擬面接をするとのことでその面接官の役割を

することになった。

そんな偉そうな立場じゃないのに・・・

と思いつつ。模擬面接は始まった。

気難しそうなどこかの社長さんたちが面接官役をやっていましたけど。

就活生を威圧しているように受け取れた。

「日経新聞を読んでいるのか」
「弊社の売り上げと従業員数を言え」

なんだか２０年位前の面接のマニュアル本にも書いてあるような
質問だった。

就活生たちはその迫力にモジモジしていて。
なんだかかわいそう。

彼らは思うように話が出来ていなかったけど。

それは緊張と言うよりも萎縮して見えた。

本当はもっとしっかりしている人たちなのに。

力が出し切れていないのがよくわかった。

教える方にも問題があるのではないか。

正論を叩きつけて上からしゃべる。

ミスを指摘して追い詰める。

浅野には学生はもうそんなことはわかっていると思えた。

わかっているのに出来ない。

ではどうしてあげればいいのかを考えてあげるのが

こちらの仕事かなと考えるのが役割なのではないか,,,,,,,,

彼らの力をどうやったら出してあげられるかなぁと
考えていたら。

「浅野さんコメントを」と言われたので。

コメントさせてもらった。

『大人ってこわいよね～
でも自分を含めてこっちのひとたちも大したことないよ。

同じ人間で、うんちもするし弱音も吐く。
大人は権威で押して来る。

ビッグネームのクライアントだったり実績だったり。
そのキーワードに負けちゃだめだよ。

そんなの相手を抑え込もうとしている「テクニック」でしか
ないから。

君たちは「若さ」っていう武器があって何もないからこそ
ぶつかっていける勢いがある。
歳とると余計な知識や地位が邪魔をしてそれを失う。

みんな凄いひとたちだよ。お金を払って就活の勉強してる。
自分なんて大学の頃は彼女が欲しくてたまらない時期だった(笑)
でもみんな遊ばないで貴重な時間を割いてがんばってる。
その勢い使わないとね。』

就活生にどこまで響いたかわかりませんけど。

心の底から出た言葉でした。

威圧して上から言われるのが浅野は大嫌い。

学生さんの援護に周りたくなった。

帰宅すると何名かの学生さんからメールをいただいた。

よろこんでくれたようです。

彼らの方が私より大人のような気がする。

しっかりしているのでびっくりする。

キャラの立ったエネルギーの高い学生さんばかりで

驚いた。

学生さんの友達ができるのはうれしいね。

今迄交流したことがなかったひとたち。

一つ間違えれば娘と言われる年齢か・・・・

おそろしい(汗)