
目の前のことに集中できない人の特徴とその原因は?
集中する方法も知りたいな。
そんな疑問に答えます。
目の前のことに集中することは、口で言うほど簡単ではないのが現実です。
もしも目の前の仕事や勉强に集中できれば、効率的に作業が進み、成果を上げることができるのに…。それにも関わらず、私たちはなぜ集中できないのでしょう?
本記事では、その謎に迫ります。
ここで紹介する集中する方法や集中できない人の特徴、原因を理解することで、目の前の仕事や作業の効率が大幅に向上し、それにより成果も20%増加する可能性があります。
ぜひ最後までご覧ください。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
目の前のことに集中できなくなった人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
目の前のことに集中できない人の特徴と原因
目の前のことに集中できない人の特徴や原因について解説します。自分に該当するものはないか、チェックしながらお読みくださいね。3つ以上当てはまったら要注意ですよ。
気が散りやすい
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の1つ目は、気が散りやすいこと。
何かを始めても、すぐに他のことに気が散ってしまう。集中力不足の一般的な特徴です。
たとえば、「本を読んでいるとき、部屋の乱れが気になり集中できない」などがあげられます。
一つのことに長時間集中できない
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の2つ目は、一つのことに長時間集中できない傾向です。
長時間同じことに没頭するのが苦手で、作業をしている途中に他のことに気が向いてしまうことがあります。
たとえば、「デスクワーク中に周りの小物が気になってしまい、それで気が散ってしまう」というようなことですね。
スマホ・SNS依存がある
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の3つ目は、スマートフォンを見ていないと落ち着かない傾向です。
四六時中スマートフォンやSNSを見ていないと落ち着かなくなる。
スマートフォンやSNSを頻繁にチェックしてしまうと、それが集中力を奪う大きな要因となります。常にスマートフォンを手放せない場合は注意が必要ですね。
騒音や周りの環境に敏感である
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の4つ目は、騒音や周りの会話など、環境の小さな変化にすぐ反応してしまう傾向です。
たとえば、「家電の動作音や隣の部屋の会話が気になる」というようなことがあります。
不安やストレスを抱えている
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の5つ目は、不安やストレスを抱えて、心が落ち着かず集中力が低下している傾向です。
気分が不安定であることが多い場合、それが集中できない原因になりやすいです。
不規則な生活習慣
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の6つ目は、生活習慣が乱れている傾向です。
偏った食生活や睡眠不足などは、頭の働きを鈍らせ、集中力を低下させる原因となります。
興味のないことに取り組んでいる
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の7つ目は、興味のないことに取り組んでいる傾向です。
自分に合わない仕事や勉強をしていると、心と身体に負荷がかかり、意識せずとも自然に避けようとする心理が働き、集中力が削がれます。
意欲も低下し、集中力が欠けるのです。
仕事が多すぎる
目の前のことに集中できない人によくある特徴や原因の8つ目は、仕事が多すぎる傾向ですね。
仕事が多すぎて、どこから手を出していいかわからない状態。
そんな状態により引き起こされる、不安感や圧迫感が原因となり、集中力が欠けてしまいます。
集中力セルフチェックリスト
「自分は集中力が続かないタイプなのかな?」と気になったら、まずは簡単にセルフチェックしてみましょう。下の項目にいくつ当てはまるか確認してみてください。3つ以上あれば要注意です。
- 本を読んでいても、すぐ他のことが気になる
- 同じ作業を長時間続けるのが苦手
- SNSやスマホを頻繁にチェックしてしまう
- 周囲の音や人の動きに敏感に反応してしまう
- つい最悪のシナリオを考えてしまう
- 睡眠不足や不規則な生活が続いている
- 興味のない作業だとすぐにやる気をなくす
- 仕事やタスクが多すぎて混乱する
➡ 3つ以上チェックがついたら、次に紹介する「集中する方法」を一つずつ試してみるのがおすすめです。
目の前のことに集中する7つの方法
目の前のことに集中する方法について解説します。習慣化するまでの辛抱ですよ。
1.何より「今」に意識を向ける
目の前のことに集中する方法の1つ目は、何より「今」に意識を向けることです。
あたり前のように聞こえるかもしれませんが、人はつい過去の失敗を悔やんだり、未来の不安を思い描いたりしてしまいます。
そうなると意識が分散し、肝心の「今やるべきこと」から離れてしまうのです。
試しに、深呼吸をして「今、自分は何をすべきか」を一文で言葉にしてみてください。
「私は今、資料をまとめることに集中するときだ」
「私は今、この一行を書くことに集中するときだ」
——ただそれだけでも、意識が過去や未来から切り離され、自然と“今”に戻ってきます。
私自身も、放置すると「最悪な事態」ばかりを考えてしまい、モチベーションが下がることがよくありました。そんなときこそ「今できることは何か」に意識を切り替えるようにしたのです。
すると不思議と冷静さを取り戻せて、少しずつ行動が進み、結果にもつながっていきました。そして振り返ると、頭の中で想像していた“最悪の事態”は、ほとんど起こらないことにも気づかされます。
結局のところ、私たちが本当にコントロールできるのは「今この瞬間」だけ。だからこそ、過去や未来にとらわれず、目の前のことに意識を向け続けることが、集中力を高める第一歩になるのです。
2.デジタルデトックスをする
目の前のことに集中する方法の2つ目は、デジタルデトックスをすること。
デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコンなどの機器を一時的に手放すことですね。
とにかく周りの刺激を減らすことが必要。デジタルデトックスをすることで、周りの刺激を減らし、目の前のことに集中しやすくなる。
あまりむずかしく考えず、スマートフォンなら「手の届かないところ」に置くだけでもかなり効果あります。
3.時間を区切る
目の前のことに集中する方法の3つ目は、時間を区切ること。
学生時代の時間割のように、あらかじめ「この30分は資料作成だけ」「次の20分はメール返信だけ」と区切って取り組むと、その時間は余計なことを考えずにすみますよ。
終わりが見えているから気持ちが楽になり、集中しやすくなる。
特に「同じ作業を長時間続けるのが苦手」という人に向いている方法で、短い区切りを積み重ねることで結果的に大きな作業量をこなすことができます。
タイマーやスマホのアラームを使って区切るのも効果的です。
4.環境を整える
目の前のことに集中する方法の4つ目は、環境を整えること。
静かな部屋で一人で集中するのも良しですし、カフェの方が集中できるならそれも良しです。
片付いたデスクや、きれいな環境で作業するというのも大切だったりしますよ。
この記事を書いている私は、生活音を遮断するイヤーマフを使用して仕事してます。無音状態の方が集中できるからです。
気分に合わせて静かな曲を流したり、ちょっとアップテンポの曲を流したりもします。自分なりの集中力が高まる環境を模索して、集中力を高める工夫は大事ですね。
5.締切を作る
目の前のことに集中する方法の5つ目は、締切を作ることです。ベタな方法ですが、確実に集中力は高まります。
本来の仕事や試験に締切があると、緊張感が生まれて一気に集中できるものです。その仕組みを、自分で意識的に再現してしまいましょう。
たとえば、
- 「この資料は午前中のうちに完成させる」
- 「15時までに3ページ書き上げる」
と自分に区切りを与えるだけで、余計なことを考える時間がなくなります。
人は無限に時間があると思うと気が散りやすいもの。逆に、制限時間があると脳が“今やるしかない”モードに切り替わるので、自然に目の前の作業に集中できます。
6.睡眠をしっかりとる
目の前のことに集中する方法の6つ目は、睡眠をしっかりとること。集中力を高めるためには、やっぱり十分な睡眠が必要ですよ。
眠気に襲われると集中どころじゃありません。
忙しいとなかなか睡眠がとれないと思いますので、そんなときは「拾い寝」をすること。5分でも時間があったら、机の上に伏せて寝てもいい。
頭を休め、気分をリフレッシュする狙いです。
7.完璧にやろうとしない
目の前のことに集中する方法の7つ目は、完璧にやろうとしないこと。
雑でいいということじゃありませんよ。
始めから完璧にやろうとすると、どうでもいいことが気になり、なかなか前に進まず、集中力が散漫になることがあるからです。
最初は大雑把に仕上げてから、精度を上げるみたいな流れの方が効率が良かったりします。
あくまで目の前の集中力を上げるための一つの手段ですよ。

以上をまとめますね。
- 目の前のことに集中する方法
- 何より「今」に意識を向ける
- デジタルデトックスをする
- 時間を区切る
- 環境を整える
- 締切を作る
- 睡眠をしっかりとる
- 完璧にやろうとしない
集中する際に気をつける3つのこと
これまでの内容を整理すると、目の前のことに集中するためのポイントは次の3つに分類されます。
これらは「集中力が続かない原因」にも共通するため、意識するだけで大きな違いが出てきます。
- 「時間」に気をつける…作業に割り当てる時間を意識する。適切な作業時間を設定し、こまめに休憩を挟むこと。
- 「環境」に気をつける…集中を妨げる要因を取り除く。静かな場所を選び、必要なものだけを手元に置くこと。
- 「体調」に気をつける…十分な睡眠とバランスの取れた食事で心身を整えること。
以上の3つです。
どれかが欠けても集中力は削がれてしまいます。逆に、この3つを整えるだけで集中しやすい状態を自然に作ることができます。
目の前のことに集中すると幸せになれる
目の前のことに集中できるというのは、実はとても幸せな状態です。なぜなら「時間」「環境」「体調」が整い、自然体でいられるから。
逆に集中できないときは、不安や心配ごとが頭をぐるぐる回り続け、心まで疲れてしまいます。
私自身も、浅野塾を立ち上げたばかりの頃にそのことを痛感しました。
業務委託として講座を請け負った経験はありましたが、自分で集客し、自分が考えたプログラムに受講生を迎えるのは初めて。
「人は集まるのだろうか」「満足してもらえなかったらどうしよう」そんな不安で夜中に目が覚め、眠れない日々が続きました。
けれど、不安を抱えながらも「今できること」に集中して準備を重ねた結果、初めて受講生が集まってくれたのです。
あの瞬間、自分の発信に共感してくれる人がいて、自分のプログラムを受けたいと思ってくれる人がいる——その事実が、何よりの喜びでした。
さらに、全力で向き合った受講生から感謝の言葉をもらったとき、胸の奥が震えるような感覚を覚えました。
あれから15年。今も受講生の笑顔や感謝の言葉に支えられながら、より良いプログラムを作り続けています。
飽きっぽくて長続きしない私が、ここまで続けられているのは心からこの仕事が好きだから。
振り返ってみれば、すべては「目の前のことに集中する」ことから始まりました。
だからこそ、私は断言できます。
「目の前のことに集中する」。
それは、不安を超えて幸せへとつながる、確かな道です。
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