本を読んだりスクールに通うのは好きです。
不安なときは本を読んだりインプットに努めます。
でも仕事に活かせているかと言えばびみょう・・・
どうしてかな?
そんな疑問に答えます。
知っているとできたような気持ちになりますよね。しかしながら「知っている」と「できる」は全く別もの。
「そんなことわかってるよ」と思ってしまう人ほど、知っているだけのことも多いです。
情報をつかみ易い時代になったので、ついついインプットに逃げがち。
本記事では、知っていることをできることに変えたい人にお届けする内容です。
頭でっかちを防げます。
※3分ほどで読めますのでお時間くださいね。
- この記事を書いている人の信頼性
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
インプットに逃げてしまう人たち
今の時代、気を付けるべきはインプット(知識や情報を得ること)に逃げないことです。
学んでいると、不安もまぎれるのでつい・・・という感じでしょう。
また、学んでいるだけで満足している人もいますよね。
かくいう私もそんな時期がありました。
ついついインプットに逃げてしまうのです。セミナーばかり受講してお金をじゃぶじゃぶ使っていたのです。
最初はなかなか気づかずでして、貯金が減って気づきました、笑
知っているとできるは全く別もの
知っていることをできるようにするまでには、乗り越えなきゃならないハードルがありますよね。
- そのハードルとは、アウトプット(やってみること)と改善を繰り返すことです。
言葉にすると簡単そうに見えますけれど、超難関ですよ。
- 初めの一歩を踏み出すハードル(初動)
- 続けるハードル(反復)
- できないところを改めるハードル(改善)
以上の3つが存在しますからね。
初動・反復・改善の3つのハードルがけっこうやっかいでして、私たちに挫折をもたらします、、、。
150万円でもできるようにならない人
以前、知人が受講料150万円のセミナーに参加したそうです。それだけ高額なセミナーを受講しても、実践しない人がけっこういることに彼はびっくりしたと言ってました。初動・反復・改善の3つのハードルがいかに高いかよくわかるお話ですね。
知っていることをできることにつなげるコツ
知っていることをできることにつなげるためには、
ちょっと学んだら行動を起こしてしまうのです。
知っているからできるようになるまでに、もっとも大きなハードルは、前に書いた初動のハードルです。
失敗したらどうしようとか、挫折が怖いなとかやる前にあれこれ考えてしまいますよね。つまり「初動」のときは、ストレスかかることに時間を使うことになります。
「初動ハードル」を乗り切るコツ
「初動ハードル」を乗り切るコツは、知識を得たらすぐに実践することです。
意思が弱い人でもできる「初動」乗り切りのコツとも言えますね。
私の例でちょっと説明します。
広告の勉強をしていたころ、セミナーに参加してFAXDMのライティングについて教えてもらう日がありました。
その後すぐ会社に戻り、FAXDMを書いて送信してしまいました。
3日後のセミナーで結果を先生に報告したところ、びっくりされてましたね。
気持ちが熱いうちにやらないと、絶対やらなくなってしまうからやっただけなんですけどね。
「反復ハードル」を乗り切るコツ
「初動」を突破すると、次に待ち構えているハードルが「続けるハードル(反復)」です。
知り得た知識を身に着けるステージです。
反復ハードルを乗り切るコツは
- 定期性を持たせる
- データをとる
- 「できない」「足りない」を洗い出す
以上の3つです。
順に解説します。
「毎日」が理想ですけれどね。
狙いは、意思の力に頼らない仕組み化です。
その時刻になったらカチっとスイッチ入るロボットのようになる。
気の向いたときにやろうとしても、気の向くときは永遠にこないので、、。
続けるハードル(反復)を乗り切るコツの2つめはデータをとることです。
以前、なにかの本で読んだのですけれど、ダイエット指導の第一人者の方たちに「ダイエットに成功する人に共通するものは?」というアンケート結果が掲載されていました。
すると「きちんとデータをとっている」という答えでしたね。
毎日なにをどれくらい食べたかまで把握している人が、ダイエットに成功しているのだそうです。
続けるハードル(反復)を乗り切るコツの3つめは、「できない」「わからない」を洗い出すことです。
まだ知識も経験も少ない中で始めてしまうため、最初はうまくいかないものです。
ぜんぜんそれでOKでして「なにができないのか?なにが足りないのか」をひたすら洗い出すのです。
たとえば料理教室に通い、今日学んだ料理をすぐに作ったとします。
うまくできなかったとき出汁の取り方に問題があったなら、出汁の取り方の知識や技術を学ばなければなりませんよね。
やってみなければわからなかった「できない」「足りない」だったということです。
反復を重ねるなかで「できない」「足りない」を見つけることも続けるコツと言えますね。
「改善ハードル」を乗り切るコツ
初動や反復のハードルを乗り越えると、次に待っているのは改善のハードルです。
そして思うような成果に結びつかない・・・。そこでこれまでのやり方を変える「改善」が必要になります。
具体的には有識者にダメだししてもらうことですね。
自腹をきってダメだししてもらうと成果に結びつきやすくなります。
もとを取ろうと必死になりますからね。
私の塾に通う女性たちの受講前にいただく提出書類を読むと「厳しく指導してほしい」と書かれていることが多いです。
がんばることはできても、自分流のがんばりから抜け出せないからかもしれませんね。
(最後に)頭でっかちはもう卒業
パソコンやスマホの影響により「知っていること」の価値がどんどん下がってしまいました。調べればすぐにわかる時代ですからね。
その一方、経験の価値は高まっています。
- 知っていることをできるようにするまでのプロセスが経験ですよね。
できない人に教えてあげたり、より良くする方法を教えてあげたりもできるでしょう。
自分にできることを追及すると、いつのまにか人助けもできるようになるのです。
人にメリットを与えることができるようになるので、お金を稼ぐことにもつながります。
こんなお得なことはありませんよね。
頭でっかちを卒業して、じゃんじゃんできることを増やしちゃってくださいね。
以上になります。
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