正社員にこだわらない女性も増えていますね。
その背景には、多様な働き方が求められる現代の環境があります。
この記事では、フリーランスとしての生き方の本質、そのメリット・デメリット、そして失敗を避ける具体的な秘訣までを網羅的に解説します。
「売れる強み」を見つける方法、高い単価で働くノウハウ、そして実際にフリーで成功を収めた女性たちの生の声も公開します。
本記事がキャリアの新たな扉を開く手助けとなることを確信していますので、最後までお読みいただけると幸いです。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
フリーランス希望の女性を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
フリーランスの生き方とは【重要】
フリーランスとは、特定の会社や組織に属さず、自らのスキルや専門知識を駆使して、多様な顧客やプロジェクトで独立して活動する働き方を指します。
フリーランスとしての活動は、特別な資格や許可は不要。「フリーランスとして働きたい」と決意すれば、いつからでもスタートできます。
ただ、このスタイルは、従来の会社員としての働き方とは異なるマインドセットが求められます。
フリーランスとしてのマインドセット
フリーランスとして成功するためには、新しい意識が必要です。
会社員のように定時に出勤して給与を受け取るのではなく、自らの努力で直接収益を生み出す必要があります。
これは、自分の持つ価値をしっかりと社会に提供することが求められるから。
そのため、自立した稼ぎ手としてのスキルや感覚を磨くことが不可欠です。
もちろん、これは大変なことかもしれませんが、十分な価値を提供すれば、1ヶ月に1時間の労働でも十分な収入を得ることも理屈上は可能です。
それは極端な例かもしれませんが、失敗しないためにはこれまでの働き方の概念を覆さねばならないとお伝えしたかったのです。
フリーランスも会社員も苦労は同じ
ハッキリ言います。
フリーランスとして生きるのは簡単ではありません。でもよく考えて欲しいのです。
今の時代、生涯を通じて会社員として働き続けるのも簡単ではありませんよね。
それぞれの働き方にメリット・デメリットがあるので自分に合う方を選択すればいいだけです。
会社員、フリーランスいずれも長期的に働く苦労は同じであるとマインドセットしましょうね。
フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスとしての生き方のメリットとデメリットを解説します。
失敗しないようにリスクをきちんと押さえておくべき知識です。
フリーランスのメリット
フリーランスのメリットは以下のとおりです。
1.会社依存から離れられる
フリーランスのメリット1つ目は、会社依存から離れられることです。
社員として働くと、その会社の業績に左右されるリスクがありますが、フリーランスはそのリスクから解放されます。
自分の人生を自らの手でコントロールできるようになりますね。
2.働く場所や時間に縛られない
フリーランスのメリット2つ目は、働く場所や時間に縛られないことです。
朝に働こうが夜中に働こうが自由です。何時間働いてもかまいません。
出産・育児などライフステージの変化に対応しやすいと言えますね。
3.男女平等の収入
フリーランスのメリット3つ目は、性別による収入の格差が生じにくいことです。
会社員に起こりがちな男女による収入格差が起こりにくい。
提供する価値に応じた報酬を受け取れる。性差なくお金をもらえる平等な世界です。
4.煩わしい人間関係がない
フリーランスのメリット4つ目は、煩わしい人間関係がないことです。
嫌な上司に悩んだり、パワハラを受ける心配もありません。
社内政治の必要もなく、自分のペースで、ストレスなく仕事に集中できる環境を築けます。
5.好きな仕事を選べる
フリーランスのメリット5つ目は、好きな仕事が選べること。
自分の興味や得意分野を中心に、仕事を選ぶことができる。
ノーストレスで仕事ができたり、やればやるほど楽しいことが起こるメリットがあります。
素晴らしいメリットばかりですね!特に女性にとって魅力的な働き方のようです。
しかし、デメリットも無視できませんよ。しっかりと理解しておく必要があります。
フリーランスのデメリット
次にフリーランスのデメリットを解説します。
1.安定収入がない
フリーランスのデメリット1つ目は、安定収入がないことです。
極端な例ですが今月は100万。来月はゼロ。みたいなことが起こります。
収入の不安定さは、フリーランスを選ぶときの最大の懸念点と言っていいかもしれません。
2.福利厚生は自分持ち
フリーランスのデメリット2つ目は、福利厚生が自分持ちになることです。
福利厚生の大部分が自己負担となります。健康保険や年金、生活コストなど、全てを自分で管理し、負担する必要があります。
家賃補助もないし、交通費の補助もない場合が多いです。すべての生活コストが自分持ちになりますね。
3.過重労働の可能性
フリーランスのデメリット3つ目は、過重労働の可能性があることです。
単価が安い仕事を複数請け負うと、過労に陥るリスクが高まります。
会社員の頃の方が収入が良いということも起こります。この点は、意外と知られていないため注意が必要です。
ここはフリーになる前に気づきにくいことですので注意してくださいね。
4.自分マーケティング力が必要
フリーランスのデメリット4つ目は、自分を売るためのマーケティング力が必要になること。
仕事を取れなければフリーランスとして働くことができません。
そのために自分の存在をお客様に知ってもらう・買ってもらうスキル(マーケティング力)は必須です。
つまり、仕事そのもののスキルの他に、マーケティング力も磨かねばならないということです。
ここまでを以下にまとめます。
- フリーランスのメリット
- 会社依存から離れられる
- 働く場所や時間に縛られない
- 男女平等の収入
- 煩わしい人間関係がない
- 好きな仕事が選べる
- フリーランスのデメリット
- 安定収入がない
- 福利厚生は自分持ち
- 過重労働の可能性
- 自分マーケティング力が必要
フリーランスの生き方を選ぶ女性になる方法
フリーランスとしての生き方を選ぶことは、多くの女性にとって自由で充実したキャリアを築くための選択肢となっています。
しかし、その道を選ぶ際には、どのような方法や考え方を持つべきなのでしょうか。具体的なポイントや例をもちいて解説しますね。
自分の強みやスキルを明確にする
フリーランスの生き方を選ぶ女性になる方法の1番目は、自分の強みやスキルを明確にすること。
例えば、過去の経験やスキルの市場価値が高く、コミュニケーション能力に自信がある場合、それを活かしたコンサルタントの仕事を選ぶことができますよね。
このように自分の強みを知ることで、適切な仕事を選びやすくなります。
自分の強みが、市場の価値【お金】に化けるということです。
自分の働きたい条件をリストアップ
フリーランスの生き方を選ぶ女性になる方法の2番目は、自分の働きたい条件をリストアップすることです。
例えば、完全リモートでの仕事を希望する、または週3日だけの勤務を希望するなど、自分の条件を明確にしておけば、条件に合う仕事を探すことができます。
自分の希望に合った仕事環境を実現するための大切なステップになりますよ
自分をブランディングすること
フリーランスの生き方を選ぶ女性になる方法の3番目は、自分をブランディングすることです。
自分の得意な分野や過去の実績、趣味やライフスタイルを強調することで、独自のブランドを築くことができます。
自分だけの魅力を最大限に活かすことで、より多くの仕事の機会を掴むことができますよ。
自分をマーケティングするために必要な能力です。
継続的な学びとスキルアップ
フリーランスの生き方を選ぶ女性になる方法の4番目は、継続的な学びとスキルアップを心がけることです。
例えば、最新の業界トレンドや技術、ツールを学ぶことで、常に最前線での仕事ができるようになります。
自分のスキルや知識を常にアップデートすると、長期的なキャリアを築くことができるのです。
市場の流れに沿った仕事をしないとお仕事が来なくなります。
フリーランス成功!失敗を避ける秘訣
フリーランスとして成功するためにはある一定の秘訣が必要です。
適切に実践することで、フリーランスとしてのキャリアをより安定的に、そして成功へと導くことができます。
市場のニーズをリサーチ
フリーランスとしての成功のための失敗を避ける秘訣の1番目は、常に市場のニーズをリサーチすることです。
例えば、ITの技術が求められている時期に、そのスキルを学び、提供することで、多くの仕事を獲得できるでしょう。
つまり、市場の動向を把握し、それに応じて自身のスキルやサービスを更新することが重要です。
何が社会に求められているか常に情報リサーチが欠かせませんね。
小さな仕事からスタート
フリーランスとしての成功のための失敗を避ける秘訣の2番目は、初めは小さな仕事から始めて信用を重ね、徐々に仕事の幅を広げることです。
小さな成功を積み重ねることで自信を持ち、さらに大きな仕事に挑戦する勇気が出るからです。
例えば、
その結果、
徐々に大きなプロジェクトや高額な案件を獲得できるようになるでしょう。
つまり、信用と実績を基盤に、ステップバイステップでキャリアを構築することが大切です。
最初は小さな仕事を請け負って信用信頼を勝ち取ることが大切ですよ
顧客とのコミュニケーション
フリーランスとしての成功のための失敗を避ける秘訣の3番目は、顧客とのコミュニケーションを大切にすることです。
例えば、
プロジェクトの初めに詳しい打ち合わせを行い、途中経過を定期的に報告することで、クライアントとの信頼関係を築くことができます。
つまり、
信頼関係を築くことで長期的な関係を築き、安定した仕事の流れを作ることができます。
クライアントが密かにもつ潜在ニーズをつかめば差が出ます。
自己投資を惜しまない
フリーランスとしての成功のための失敗を避ける秘訣の4番目は、自己投資を惜しまないこと。
つまり、自分を常にアップデートすることで、市場での自分の価値を高めることができます。
自分に投資できない人は、長期的にお仕事を受注するのはむずかしいです。
フリーランスに向いてる女性に共通の特徴
フリーランスとして成功している女性には、多くの共通の特徴が見られます。
以下、その主な特徴を紹介します。
特徴1:自分を管理する能力が高い
フリーランスに向いてる女性の特徴の1つ目は、高い自己管理能力です。
自分の時間を有効に使い、計画的に行動することが得意。この特徴が顕著に現れるタイプの女性は、
- 納期を守ることが得意
- 1日のスケジュールをしっかり計画する
- 余計なことに時間を使わない
以上の行動パターンの人が多いです。
自分を律することができるということですね。
特徴2:柔軟性がある
フリーランスに向いてる女性の特徴の2つ目は、柔軟性です。
新しい環境や変化に迅速に適応できることが得意。この特徴が顕著に現れるタイプの女性は、
- 状況に応じて方針を変えられる。
- 変化する市場のニーズに合わせて自分を磨く。
- 多様な人々とコミュニケーションをとることができる。
以上の行動パターンの人が多いです。
しなやかに。したたかに。ですね。
特徴3:自己主張が得意である
フリーランスに向いてる女性の特徴の3つ目は、自己主張が得意です。
自分の意見や考えをはっきりと表現することができます。この特徴が顕著に現れるタイプの女性は、
- 自分の意見をしっかりと持っている。
- 交渉時に自分の立場を伝えられる。
- 自分の考えを持ち続けられる。
以上の行動パターンの人が多いです。
クライアントの「言いなり」にはならないですね。
特徴4:持続力と根気の強さがある
フリーランスに向いてる女性の特徴の4つ目は、持続力と根気の強さです。
目標を達成するために長期的に努力を続けることが得意。この特徴が顕著に現れるタイプの女性は、
- 途中で諦めない。
- 長期的な計画を持って取り組む。
- 困難な状況でもポジティブに取り組む。
以上の行動パターンの人が多いです。
どのような時代でもある程度の根性は必要なようです。
過去のキャリアに囚われないでいい【朗報】
フリーランスとして仕事をしたくてもスキルがないとお悩みの人も多いのではないでしょうか?
これまでやっていた仕事に囚われ過ぎると、その悩みから抜け出せません。
潔く何もないと受け入れる姿勢をもち、一から始める覚悟を決めることです。
フリーで働く人たちも、最初はヨチヨチ始めている人がほとんどです。トライ&エラーを重ねて成長するのは会社員もフリーランスも同じ。
あきらめたらそこでおしまいですよ。
この記事を書いている私も、会社で働いていた頃の業種&職種とは全く関係のない仕事で独立しています。
こちらに詳しく書いてますので、参考になると思います。
高い単価で働くノウハウ
高い単価で働くためには、自分の中にある商品”売れる強み”を認識すること。フリーランスとして生きる生命線とも言える。
「高く売れる強みなんてありません」という声が聞こえそうなので補足します。
高く売れる強みをしっかり考える時間を取る人はほとんどいません。それに、一人では気づけない場合が多いのです。
自分を客観視するには限界があり、自分のことは自分ではわかりづらいから。
また、親や知人に相談しても、フリーランスとして働いた経験がない人であったりすると間違った判断をされる可能性もあります。
前にもお伝えしたようにフリーランスとして生きる生命線なので、熟達した専門家のサポートを受けながら自分の売れる強みは何かを整理することをおすすめします。
私の塾の得意とすることでもあるので、参考にどうぞ。
スキルがない人へ【仕入れが大切】
フリーランスとしての生き方がしたいけれど、なれない悩みの筆頭は「スキルがない」ことです。
どんなに優秀なフリーランサーでも、最初からスキルがあった人ばかりではありません。
大切なのは「仕入れ」をすること。
八百屋さんが毎日野菜を仕入れるように、コツコツとスキルを仕入れる感覚が大切なのです。
下記の記事が参考になるでしょう。
▶スキルなしから起業にたどり着く方法|スキル・経験は後から仕入れよう
高い単価で働くために必要なこと【補足】
高い単価で働くためには、自分をプロデュースする戦略が必要です。
単にスキルを売るだけでは、他の人に代わられるリスクがあり、報酬の向上も期待できません。
大切なのは「自分らしさ」を売ることです。たとえば、誠実な仕事ぶりや、速さ、丁寧さなど、それぞれの特徴や強みが「らしさ」となります。
クライアントが仕事を依頼する際、この「らしさ」を選ぶ要因として重視しています。
そうでなければ、低単価で働く人たちだけに仕事が集まるはずです。ところがそんな人ばかりではありませんよね。
高単価で活動するフリーランサーの多くは、単なるスキルではなく、その「らしさ」を売り物としています。
詳しい考え方やアプローチについては、以下のリンクで紹介していますので、ぜひ参照ください。
以下に詳しく書いてますので、参考にどうぞ。
フリーで働けるようになった女性の体験談
追伸ですけど、フリーランス働くことに成功した女性のインタビューの動画を撮りました。こちらの講座の卒業生たち。特別な才能がある人たちではありませんよ。
(※各4分くらいです)
参考にどうぞ。
彼女たちもすぐにフリーランスに転身できたのではありません。この記事に書いたことを一つ一つクリアして現在に至ります。
ぜひこの記事に書いたことを実践して、フリーランス生活を謳歌してくださいね。
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