仕事を変える(転職する)ことを考えるとき、不安に思うのは当然です。それには大きな勇気が必要ですからね。
でも、「いつか転職しよう」とずっと考えているだけでは、時間だけが過ぎてしまいます。
「情報」とは、職務に関するものだけでなく、自分自身の気持ちや考え方に関するものも含まれます。それぞれを段階的に整理していくことが大切です。
この記事では、転職を成功させるために勇気を出すときに必要な4つのステップを具体的に解説します。
転職に関する不安を解消し、新しい一歩を踏み出すためのヒントが詰まっています。
この記事を読み終える頃には、転職する勇気がモリモリ出ると思いますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
仕事を変える勇気を出す4つのステップ
冒頭でお伝えしたように、仕事を変える勇気を出す(転職の不安を克服する)ためには、情報収集と整理が重要です。
きちんと行うことで、後悔しない決断ができるようになります。
具体的には、次の4つのステップで行います。
- 仕事を変える勇気を出す4ステップ
- ステップ1：自分の棚卸し
- ステップ2：仕事情報を集める
- ステップ3：経験者と話す
- ステップ3：プランを練る
いずれも簡単そうに見えますが、ちょっとしたコツがあります。順に解説しますね。
STEP1：自分の棚卸し
仕事を変える勇気を出す4ステップの1ステップ目は、自分の棚卸しです。
仕事を変える勇気の源泉は、自分の心の中に潜んでいます。その勇気を引き出すためにも、自分の棚卸しが重要です。
下記の質問への答えを各々書き出しましょう。
- 仕事を変えようと思った理由は？
（例）今の仕事を一生続けるイメージが湧かないから - 自分にとって働く意味は？
（例）自分を成長させるため - 仕事のやる気の元はどこ？
（例）人に喜んでもらうこと - これまで身につけた知識は？
（例）営業の知識 - これまで身についたスキルは？
（例）営業のスキル - これまでの経験や実績は？
（例）◯◯の資格。実務◯年。◯◯１位 - 自分の強みは？
（例）広告だけではなく営業もできる - やりたくないことは？
（例）いいと思えないものを売りたくない - やりたいことは？
（例）心からおすすめしたいものを売りたい
それぞれ切り分けて考え、自分にブレーキがかかっているところや、やる気が湧くアクセルになるポイントに気づくことが大切です。
しかしながら、多くの人が棚卸しや分析が不十分で自信を持つことができません。自分の強みの棚卸しについての解説は、下記が参考になります。
▶強みを発見！自分の棚卸し20の秘訣完全ガイド｜転職・起業の武器に役立つ最新ツール公開
STEP2：深く・広く仕事情報を集める
仕事を変える勇気を出す4ステップの2ステップ目は、仕事情報を集めることです。仕事選びに関する情報の収集と整理ですね。
転職エージェント、職安など仕事探し・選びの情報を提供しているところは色々あります。
ネットで調べるだけではなく、実際に問い合わせて対面で話を聞いた方がいい。得られる情報量がまったく違いますから。
ちなみに、転職の覚悟が決まっていない段階で相談しても問題ないです。
「私はまだ転職するかどうか見極める情報収集の段階」と思えば相談するときの気持ちも楽になるでしょう。
はい。それでもいいですよ
とりあえず、今の自分を採用してくれそうな業種・業態を紹介してもらうことが大事なのです。
これまで知り得なかった情報を手にすることができるかもしれませんし、間違った思い込みもあるかもしれませんしね。
このとき、紹介された仕事の「年収」も必ず聞いてくださいね。
年収は数字として提示されるので、今の自分の労働価値を定量化する（漠然としていたものを数量で表す）ことができるモノサシです。
仕事を変えるか、変えないかという決断情報として重要な役割を担います。
STEP3：経験者と話し転職体験を学ぶ
仕事を変える勇気を出す4ステップの3ステップ目は、経験者と話すことです。転職した経験者に生々しい転職の体験談を聞くのです。
- 同じ業種への転職者
- 違う業種への転職者
- 働き方を変えた人
（会社員⇒フリーなど）
など様々な転職タイプの人がいますので、それぞれから経験談を聞くと新しいヒントが得られるかもしれません。
そこで、仕事を変えた人から話し引き出す質問ポイントは、
- 仕事を変えようと思った動機は？
- 仕事を変える時に悩んだことは？
- どのように悩みを解決したのか？
- 変えて良かった・悪かった点は？
などです。体験者の声は参考になりますよ。
しかし、「仕事を変えた体験者はどこにいるの？」と疑問が頭に浮かぶかもしれませんね。スキルアップ関連のセミナーに参加すると、けっこう出逢えます。
自腹で勉強する人たちですから意識が高い人も多いですよ。刺激を受けて、勇気が湧くきっかけをつかめるでしょう。
経験者のリアルな声は、仕事を変える勇気につながる大切な情報ですね。
STEP4：転職の戦略プランを練る
仕事を変える勇気を出す4ステップの最後は、転職する戦略プランを練ること。
- 親族や上司にどのように伝えるか？
- 仕事を変える前にやることは？
- いつ実行するか？
などを具体的なアクション(行動)を考えること。
以上を明確にすると、不安もかなり解消され覚悟が決まるでしょう。
それでも今の仕事を辞める踏ん切りがつかないときは、下記の記事の中で、今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選シートを無料配布しています。
必要であれば入手するといいですよ。
▶仕事を辞める踏ん切りをつける方法10選【辞められない理由と特徴】
仕事を変えるときにみんなは
どんな不安を抱えているの？
仕事を変える勇気が出ない理由
仕事を変える(転職する)勇気が出ない理由は人それぞれ。主に４つの原因が考えられます。
非常に多い『仕事を変える勇気が出ない理由』をご紹介します。転職のきっかけをつかむためにも重要な情報です。
自分はどれに当てはまるか考えながら読むことをおすすめしますよ。
さっそく「情報整理の開始！」と
思って読み進めてくださいね
理由1：次でうまくやっていけるか不安
仕事を変える勇気が出ない理由の1つ目は、次の会社でうまくやっていけるか不安なことです。
新しい会社の人間関係に馴染めるか、いい上司に巡り会えるのか、自分に合う社風なのか…。
入社しないとわからないことが多く、不安が洪水のように押し寄せる状態ですね。
理由2：良い転職先に出会えるか不安
仕事を変える勇気が出ない理由の2つ目は、良い転職先に出会えるか不安なことです。
転職エージェントに「厳しいです」なんて言われようものなら、怖気づいてしまうでしょう。
全員が少なからず持っている理由の一つですね。
理由3：給料が下がらないか不安
仕事を変える勇気が出ない理由の3つ目は、給料が下がらないか不安なこと。
仕事をする以上、収入面の不安はついてまわりますよね。
転職活動を始めてみたものの、どの会社も今の給料を下まわるものなら躊躇するのが普通です。
理由4：仕事ができるようになるか不安
仕事を変える勇気が出ない理由の4つ目は、新しい仕事ができるようになるか不安なことです。
今まで身につけたスキルや知識が新しい職場で通用するのか誰でも不安なもの。新しい仕事に馴染めず退職せざるを得ないなんてことになりたくありませんものね。
どれか一つというより、
複数の不安が折り重なっている場合
が多いですよね。
- 仕事を変える勇気が出ない理由
- 次でうまくやっていけるか不安
- 良い転職先に出会えるか不安
- 給料が下がらないか不安
- 仕事ができるようになるか不安
転職の勇気を出すためのたった一つの質問
転職を決断するためには、見落としがちな懸念点をすべて引き出す必要があります。以下の質問を試してみてください。
もし年収が希望通り、あるいはそれ以上だったら、今の仕事を続けますか？(職場に残りますか？)
この質問によって、転職を思い立つ理由が明確になります。仕事に対する興奮や求めていることが何か、そうした本質を探るきっかけになります。
これは、自分が何を最も大切にしているか、その本質に深く迫る質問です。
転職の不安と期待を天びんにかける
仕事を変えようかどうか迷うとき、「次の会社でうまくやれるかな？」などの不安がついてまわりますよね。
一方で「毎日が楽しくなるかもしれない！」「今の苦しみから逃れられるかもしれない！」という期待も同時に生まれます。
不安も期待も、現実になるかは神様しかわかりません。
そこで、
- 仕事を変える不安
- 仕事を変える期待
それぞれ書き出してみましょう。
次に、書き出した不安と期待を天びんにかけて考えてみるのです。
仕事を変える勇気は、期待が不安を上回るときに湧きあがるものですからね。この天びん作業は、できれば信頼出来る人に手伝ってもらった方がいいですよ。
客観的な視点が大切だから。
私の講座でも相談に応じています
【悲報】キャリア相談には限界あり
ちょっと耳の痛いお話があります。最終的には転職相談のプロの意見を聞いたり、体験者の声を聞くことは参考になると思います。
これまでお伝えしたことをくつがえすようで恐縮ですが、
自分が前例と同じ結果になるとは限りません。それに最終的には、自分で落とし所を見つけて決断しない限り、壁にぶつかるたびにブレます。
ざっくばらんに言うと、仕事を変えるか否かの決断は、自分自身で行うべきものです。
相談するときや体験者の声も「情報集めのひとつ」と心得ておきましょうね。
人生に迷う人と迷わない人の特徴【迷いなく進む方法7つのポイント】心配事は9割起きないも合わせて読むと勇気出ますよ。
決めた道を正解にする【10年かかった】
仕事を変えるべきか、今のままでいるべきか？
実は変えても変えなくても自分で選んだ道が正解です。「正解にしなければならない」と言った方が正しいかも。
本当の正解は、選ぶ道を決断した「あと」にしかわからないですからね。
私たちにできることは、どのような仕事を選ぼうとも、自分で選んだ道で全力を尽くすしかないのですよ。どちらを選ぶかよりも、選んだことを正解にすることが大事なのです。
偉そうに聞こえたらごめんなさい
かくいう私も迷いに迷って仕事も働き方も変えました。現在の仕事と、前職の仕事を兼業で行っていた期間も10年あります。
- その10年は迷っていた期間です。
週末起業・副業歴10年の経験者が語るリスクなく起業する道に赤裸々に書いています。「10年の時間は迷い過ぎ」と言われたらそれまでですけど、後悔は一切ないです。
私にとっては必要な時間だったと思う。
迷ったときは大いに悩んだほうが
いいと私は考えています
決してその時間はムダになりません。後悔しない生き方は悩んだ末に見えるものだから。
焦らず自分に向き合っていきましょうね。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますけれど、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りしました。
いい条件を勝ち取るためには必須なこと。制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート：自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート：自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う？合わないチェックリスト：現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート：モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート：自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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私との直接のやりとりもできますよ
「専門家のサポートを受けながら仕事を変える決断をしたい」と感じている人は、以下の受講からスタートしてみるのも一つの方法です。私との個別相談を通じて、次のアクションへのヒントを得られます。
以上となります。素敵なワークライフにシフトできるよう祈っております。
ではまた。
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