自分がわからなくなっています。
私は何者か説明できないです。
どうしたら私らしく生きられるのでしょうか?
そんな疑問に答えます。
自分がわからなくなる問題はやっかいですよね。
どこで解決していいかわからないことですもの。
何をしたかったのか?どうなりたかったのか?自分は何者なのか・・・、
混沌とした社会情勢の中で、自分がわからなくなる予備軍の人が増えています。
その突破口になるのは自分を見つめ直すこと。
本記事では、自分を見つめ直す時におさえるべきポイントや、将来の仕事を考える時の自分への向き合い方についても書いています。
この記事を書いている私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなどビジネス誌でも取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
自分がわからなくなる原因
自分がわからなくなる主な原因は3つあります。順に解説しますね。
(原因1)他人にどう思われるかばかり考えるから
他人の評価によって自分の価値を推し量かろうとすると、次第に自分がわからなくなってしまいます。
根なし草のように他人の意見に振り回されてしまい、自分が本当はどう思うのか、どうしたいのか頭に浮かばなくなるのです。
自信のない人に多いですね。
場の空気を読むことを重んじる日本風土によって、自分を出せる場面も少ないということもありますよね。
(原因2)正しさに縛られるから
「人に迷惑をかけないようにしなさい」「きちんとしなさい」としつけられ続けたことにより、正しさに縛られてしまうのも自分がわからなくなる原因のひとつです。
「~しなきゃ」「~すべき」と正しさを追いかけるため、ほんとうの自分はどう思っているのか考える場面がなくなってしまうのです。
(原因3)同調バイアス
多くの人が考えたり動いたりするものが正しいという同調バイアスと呼ばれる心理傾向の影響もあります。
自分で考える機会を失い、思考停止に陥りがちです。
日本は同調バイアスが働きやすい環境ですので、自分がわからなくなるのもムリはないとも言えますね。
自分の見つめ方に失敗している人の傾向
自分の見つめ直しに失敗している人は、正解を求めがちです。
答えのないものであっても、正解を探し続けてしまうのです。
たとえば、「起業して自分が成功するか否か?」という問いかけに対し、正解はないはずです。
しかし、自分の見つめ直しに失敗している人は決断ができません。
自分のことがよくわからないため、思い切ることができないのです。
自分の見つめ方に失敗している人に多く見られる傾向です。
自分を見つめ直す時におさえるべき7ポイント
失敗しない自分を見つめ直す時におさえるべきポイントは、
(ポイント1)本心を追求する
(ポイント2)仕事とプライベート分ける (ポイント3)未解決の欲を探す (ポイント4)好きと嫌いに分ける (ポイント5)しがらみを捨てて考える (ポイント6)「なぜ?」を繰り返す (ポイント7)ポジティブ視点で見つめる |
以上の7ポイントです。
順に詳しく解説しますね。
(ポイント1)本心を追求する
「本当は自分はどう思っていたのか?」に注意し、自分を見つめ直してみましょう。
その場では納得していたことでも、あとから考えると不満だったということはよくあります。
たとえば友人と国内旅行に行ったとします。しかし本心では海外にいきたかったみたいなときですね。
またブラックな思いが本心にあっても躊躇せず見つめましょう。
正しいか正しくないかが問題ではなく、自分の本心はどこにあるかを追求することが目的だから。
自分を見つめ直すときの大切なポイントです。
(ポイント2)仕事とプライベートを分ける
仕事とプライベートを分けて見つめ直しましょう。
意識が傾いてしまうことがあるからです。
仕事でうまくいかないことがあると、プライベートまで不幸せであるかのような錯覚が起こりがちです。
逆に、失恋したときは、仕事で起こったちょっとしたことでもネガティブにとらえてしまうみたいな。
自分を見つめ直すときは、錯覚が起こらないよう仕事とプライベート面を分けて考えるようにしましょう。
(ポイント3)未解決の欲を探す
過去にやりたかったことや、あきらめてしまったことを封印していたことで、やりたいことがわからなくなってしまうときがあります。
このような未解決の欲にふたをしていると、自分がわからなくなってしまうのです。
自分を見つめ直すときは、未解決の欲がないかも注視しましょうね。
(ポイント4)好きと嫌いに分ける
あらゆることを好きと嫌いに分けて考えてみましょう。
自分らしさが見えてきます。
試しに兄弟のことを思い浮かべてみてください。
「一人旅がすき」「体を動かすのが好き」「勉強は嫌い」「集団行動は嫌い」というお姉さんがいたとしたら彼女の「らしさ」が見えてくるでしょう。
活発で自分のやりたいことを貫きそうな人ですよね。
自分でも試してみてください。
好きと嫌いに分けることで、考え方や行動の軸が見えてきますよ。
(ポイント5)しがらみを捨てて考える
今の生活や役割に縛られていると、どうなりたいか描けなくなることがあります。
魔法のつえを手に入れ、すべて自由になれるとしたらどうありたいのかを考えるといい。
自分のありたい姿を思い描くときのうまいやり方です。
(ポイント6)「なぜ?」を繰り返す
「なぜそう思ったのか?」を繰り返し自分に問いかけて自己追求しましょう。
「芸能人になりたかった⇒なぜ?⇒目立てるから」だとすると、目立てる仕事であれば芸能人でなくてもいいということになりますよね。
やりたい仕事の間口を広げる突破口になるためにもやっておくといいです。
(ポイント7)ポジティブ視点で見つめる
自信がないときは、ついネガティブ視点で自分を見つめがちです。
短所やつらい経験ばかりが思い浮かんでしまうのです。
自分がうまくできたときのことなど、ポジティブなこともきちんと思い出していくようにしましょう。
自分を見つめ直すときに使える70の質問集
「どうしてもネガティブな視点で自分を見つめ直してしまう」という人には、ポジティブな質問を厳選した 自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を無料でお配りしています。
私も苦しんでいたひとりですので、思い切ってお配りすることにしました。
少しでも気づきがあったらうれしいです。
下記からどうぞ。
※予告なく配布を終了します。
これからの仕事を考える時の自分への向き合い方
これからのキャリアを考えるときにも、自分の見つめ直しは不可欠です。
やりたくない仕事をしたい人はいないでしょうし、できるだけ自分に合ったお仕事を見つけて自分らしく働きたいというのが本音ではないでしょうか。
失敗しないキャリアを見つめ直す時におさえるべき10ポイントという記事も書いてますので参考までに。
自分を見つめ直す最大のメリット
自分を見つめ直す最大のメリットは、過去が変えられることです。
いきなり何を言うのと思われてしまいそうなので解説しますね。
正確には「過去のとらえ方が変わる」ということです。
私は前職の仕事を26年続けていました。
好きではない仕事でしたし葛藤の日々を送っていました。
とらえ方によってはただ厳しいだけの26年になってしまいます。
しかし、当時培ってきた販売とか商品の開発などの知識は、今の仕事でも大いに役立っています。
私の塾の受講生たちに教えてあげると喜ばれることも多い。
自分を見つめ直したからわかってきたことです。
26年あまりの前職の経験は私にとって必要な期間であり、かけがえのないものと今はとらえています。
自分を見つめ直すことは、自分の未来をつくる上で大切なことです。
やらないでいると日常に流され後悔する可能性が高まるから。
じっくりと自分を見つめ直し、楽しい人生を手に入れましょうね。
もしも本格的に自分を見つめ直そうと思ったらこちらの講座を利用してみるのもひとつの手ですよ。
以上となります。
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