自営業の娘の特徴を知りたいな。将来は起業したいけど、私は向いてるかしら?
自営に向いている女性の特徴とか“急所”も知りたいわ。
そんな疑問に答えます。
起業に成功している女性は、自営業者の親に育てられた娘が多いですよ。また、起業しないまでも仕事のできる人が多いですね。
本記事では、自営業の娘によくある特徴や、彼女たちが起業に成功しやすい理由について解説しています。その理由を理解すれば、自営業者として成功する重要なポイントを学ぶことができます。
また、失敗しないための“急所”についても解説しています。痛いところをついていたらごめんなさいね。自営業者の娘ではない人でも、勉強になる内容です。
現在は、女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営し10年以上続けています。これまで20代の新卒女性から上場企業の管理職女性まで、転職や起業につなげる各個人の“強み”を見出し続けてきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本を出版するなど、楽しく生きています。
詳しい私のことはこちらです
自営業の娘の特徴
2000人以上の女性の指導を続けてきた中で、起業に成功する女性や、仕事のできる女性は自営業の娘が多かったですよ。
ちなみに自営業の親元で育った娘の特徴は、以下のとおりです。
- 自営業の娘の特徴
- 個性が強い
- 働きもの
- 自立心が旺盛
- 倹約家
順に解説しますね。
個性が強い
個性が強いのは、自営業の親元で育った娘の特徴のひとつです。
自営業者は、労働者の中でも少数ということもあるでしょう。
変わり者が多いですね。
マイナーなものに興味を持つ人多いです
働きもの
自営業の親は、日々事業に追われていて休日と平日の境目もないくらいの家が多い。
それだけに、
働くこと=(イコール)生活することという感じになっています。
働きものになりやすい特徴があります。
自立心が旺盛
事業を起こして働く親を見ていたからか、自立心が旺盛なのもひとつの特徴。
自分でやらねばという意識が強く働く家庭環境とも言えるでしょう。
蛙の子は蛙というやつでしょうね。
倹約家
意外かもしれませんが倹約家です。
ケチなわけではなく、お金を使うときはドカッと使い、節約も同時にできるみたいな感じです。
例えば旅行好きなら、海外旅行にはお金をつぎ込むけれど、普段の生活は地味にするみたいなメリハリの効いたお金の使い方をするみたいな。
自分ならではのお金のルールをしっかり持っているイメージですね。
自営業者の娘が起業に成功しやすい理由
繰り返しますが自営業の娘は、起業に成功している人が多いです。
家族経営の小さなお店でもよくて、要は商売をしているかどうかがキモ。
自営業者の娘が起業に成功しやすい理由は下記の5つです。
- 身近にモデルがいる
- 人と違うことに慣れている
- お金のブロックがない
- 親の理解が得やすい
- 行動力が生まれやすい
順に解説しますね。
身近にモデルがいる
女性が起業する上で多い悩みは「身近に起業のモデルになる人がいない」というもの。
しかし、親が自営業者であれば、この問題はないですよね。
反面教師の場合もありますし、自営業を身近に感じられていること自体が、メリットとして作用しています。
仮に親が事業に成功していなくても、
自営業をリアルに感じる生活を経験しているのは大きいですよ。
人と違うことに慣れている
人と違うことをすることに抵抗がないのも、大きなアドバンテージです。
人が考えられないことを考え、その考えを行動に移せるからお金を稼げるので。自営業の人は変わり者も多く、まぁ普通じゃない。
ですからその娘であれば、「普通じゃないのが普通」となりやすいわけです。
お金のブロックがない
「お金をもらうのは悪い気がする」「高いお金をもらうことに躊躇する」というお金のブロックがないですね。
親が自営業であれば、お金を稼ぐことは、生きることに直結していると肌身で理解できている。
お金をブロックしていたら、その先どうなるかをよくご存知です。
親の理解が得やすい
起業しようとするときに親が止めることはほぼありません(たまにいるけど)。
「まぁ好きにすれば」という感じ。おそらく親も自分で決めてきた道だからでしょうね。
行動力が生まれやすい
行動しなければお金を作れないことを、親の背中で学んでいる人が多いです。
休みなく働く親の姿を見ていた人も多く、行動する力が養われていますね。
パワフルである
自営業の娘はパワフルな人が多いです。多少のムリは当たり前な環境で育っていることもあるでしょう。
自分で道を切り開く力がありますね。
自営業に向いている女性
どのような女性が自営業に向いているのか気になるところですよね。会社員との大きな違いは、ただ働いているだけではお金を稼げないというところです。
それができるか、できないかが運命の分かれ道ですね。自営業に向いている女性については。下記の記事で解説しています。
ここだけは押さえたい女性起業の“急所”
厚生労働省発表「平成18年版 働く女性の実情」によると、女性の廃業率は男性の2倍。
事業のセンスがないとかで片付けないために、女性が起業するときの“急所”となりやすい3つのポイントを解説しますね。
(急所1)立ちはだかる育児や介護
育児や介護などライフイベントの問題で、仕事の時間がとれなくなることがよくある。
自分だけの問題ではなく、親や旦那さんの協力など外的な要因もからんでくるだけにやっかいなところですよね。
(急所2)認知活動をしない
マーケティングやセールスなど「商品を売る」認知活動を嫌がる傾向にあります。
おもしろくないしね(笑)
勉強したり資格を取ったりに時間を費やすけれど、売れないというスパイラルに陥るという流れ。ちょっと注意ですね。
(急所3)相互応援の壁
女性に多いのが相互応援です。
この欠点は、おすすめしたくないものまでおすすめしなければならなくなることです。
昔、相互応援はけっこううまくいくやり方でした。しかし、これだけ情報をつかみやすい世の中になると、お客さまは見抜きます。
ほどほどにしておかないと、信用を失いかねないので注意ですよ。起業家同士のお付き合いもあるでしょうから、悩ましいところです。
以下の記事もよく読んでおいたほうがいいですよ
会社員をやめる判断の基準
自営業の醍醐味は自由であること。仕事しなくても、24時間働いても文句も何も言われません。
会社員に向いてないかもという人にも「自営業」「起業」は頭に浮かぶものですよね。
会社員を辞める判断基準については、会社員に向いてない女性20の特徴|辞める判断基準や次の人生の歩み方も紹介しますを参考にどうぞ。
自営アイデアを生み出す方法
起業したいけれど、アイデアが思い浮かばないという人もいるでしょう。
起業アイデアのネタを探すには、以下の6つのカテゴリの中で探すのが良いです。
- 自分の中から探す
- 知人の中から探す
- 社会の中から探す
- 競合者の中から探す
- 流行り(トレンド)から探す
- 海外から探す
一つ一つを下記の記事で詳しく説明していますので参考にどうぞ。
【必須】自己肯定感を高めておこう
「自営で始めたけれど自信がない」という方の相談をよく受けます。
- 気持ち作りは大切。
弱気のままですと、商品の価格を必要以上に安価に設定したり、困難を乗り越えられなかったりします。
そこで、「自己肯定感を高める100の質問集」をご用意しました。この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかりです。
どうしようか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためしばらく無料で配布します。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
自営業の娘でなくても大丈夫!
自営業者の娘が起業に成功しやすいという理屈は、私の女性指導13年の経験の中で気づいたものであり、正式な統計データではありません。
自営業者の家庭で育った人々が持つ特有の視点や経験は、確かにビジネスの世界で成功する手助けになります。
でも、それが成功の唯一の条件ではありません。
自営業の家庭に育たなかった人々にも、成功へのチャンスは豊富にあります。
成功へのルートが無数に存在するのが、起業の世界の魅力の一つ。
重要なのは、環境や背景に関わらず、自らの強みを理解し、それを生かす方法を見つけることです。
どんな背景から来た人も、独自の価値を市場に提供することで成功を収めることが可能です。
自分自身の能力と可能性を信じて、一歩ずつ前進してみてください。
これまでにない素敵な景色を見ることができますよ。
この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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