『28歳というこのタイミングで自分にできる一番
の自己投資だと感じ、受講を決意しました。』
第一回目講義の際に実施した面談のメモを見返すと「長期的な
標を考えようとすると、何かに縛られてしまう気分になり途中で
やめてしまう。そんな自分を変えたい。ぶれない自分が欲しい」
と書いてありました。当時の私は、目標に全力で取り組めないこ
とに悩んでいました。今思えば、周囲の期待を自分の目標とすり
替えていたので、やる気が出なかったのだと思います。
また、受講前の私は、自分が無いことに嫌気がさしていました。
自分の意見を言えない訳ではないし、良い友人や職場にも恵まれ、
たくさんの愛情を受けて育ってきました。それなのに、いつのまに
か周囲の人に沿った、私の中の「あるべき私」が常に自分を縛り
つけるようになっていました。何が悪いのか1人で考えていて堂々
巡りで、この気持ちを一生我慢して生きていくものなのかな、とい
う自分に対する失望感のようなものを感じていました。
何かを変えたい気持ちで浅野塾の入門講座を受講した時、一番
印象的だったのは、受講生の方のエネルギーです。前向きな女
性達が出すエネルギーはこれほどキレイで力強いのかとびっくり
したことを覚えています。こんな人達の中に身を置きたいと思いました。
受講料は私にとって大きな額で、不安もありました。同じお金を払う
ならば、海外旅行や他の勉強等の経験を選択した方が「普通」です。
それでも私は、浅野塾が28歳というこのタイミングで自分にできる一
番の自己投資だと感じ、受講を決意しました。受講中は、講義の内容
ももちろん、浅野先生の熱い思いに何度も何度も涙しました。そして、
一緒に受講している受講生の戦っている姿や言葉にもたくさん心動
かされ、みっともない程泣き、ソウルシートと自分史を作成するときに
も涙が止まりませんでした。
私は、すぐに泣いてしまうことがコンプレックスの1つでした。感情が
先行してしまい、冷静に話ができなくなる自分が情けなかったのです。
しかし、浅野先生は、その感受性は武器だ、両親からのギフトだと、
何度も伝えてくださいました。
そして自分史とソウルシートと向き合う中で、あれだけ欲しいと思って
いた一貫性を見つけることができたにも関わらず、私はそれを受け入
れられませんでした。一番見せたくない部分であり、「あってはいけな
い」私だったからです。
最終プレゼンの3日前の深夜に「納得できない!」というメールを送る
私にも、浅野先生は強要することも見捨てることもありませんでした。
最後の壁を何とか乗り越えることができたのも、先生の指導のおかげ
だと思っています。
「自分が嫌だと思うところで、助けられる人がたくさんいる。見ら
れたい自分ではなく、誰かを救える人になってください。」という
浅野先生の言葉を、私は4カ月かけて身に付けてきたのだと思
います。言葉では分かったつもりでも、実際に体現することは本当
に覚悟のいることです。つい自分を守ろうとする私を指摘し、時には
厳しい言葉を愛情持って伝えてくれる浅野先生の存在は、本当に心
強いものでした。私のすべてを知ったうえで、これほど私自身を全肯
定してくれる人は、一生の中でもそれほど出会えないと思います。
そして、いつも明るく、的確なアドバイスをくださった熊谷先生にも心か
ら感謝しています。熊谷先生を通して、思っている以上に女性は柔軟
にキャリアを積むことができるのだと実感できたのも、私にとっては大
きな収穫でした。
特別顧問である田中美絵さんに、すばらしくて美しい言葉を頂いたこと
も一生忘れられません。自分に対するメッセージの美しさに心が震える
経験をするなんて、本当に幸せだと思いました。 浅野塾を通して、自分
として生きていく土台がしっかりしたように感じています。これから、みつ
けた自分の一貫性をもとに、たくさんのことをスタート出来ることは本当
に幸せです。今のタイミングで受講出来て良かったと思います。
女性が自分らしさを取り戻した時の美しさとエネルギーは、本当
に素晴らしいものです。一緒に受講したメンバーが、卒業の時に見
せた輝きは忘れられません。そんな活き活きとした女性が、もっと増
えてほしいと思います。
何か違和感を持ちながらも自分の足で立とうとする女性に、浅野塾を
心からお勧めします。本気で変わろうと考えている女性のスタート地点
となる、最高の場所だと思います。
■伊神麻利子 紹介文 (ソウルシート)
教師家系の長女として生まれ、過度な期待をかけられて育つ。
東大合格者数全国1位の公立高校に入学するも、期待に応え
続ける自分の行動に無理が生じ、登校拒否・パニック障害を患<
br>い留年を経験。このままでは人に人生を決められてしまうと思
い一念発起。教科書を読む前に入試問題を解く勉強法を生み
出し、現役で筑波大学進学を実現。知的障害を持つ中学生か
ら進学校の高校生迄を教える家庭教師を経験。孤独感を軽減
し、相手の感情を尊重する独自の指導法が育まれる。
大学卒業後、製薬会社向けのシステムを請け負うIT企業に入
社。脱落者を産まない組織作りを志し、個性が強く組織に溶け
込みづらい人をも孤独にさせないマネジメント法を構築。現在
は命に係わる薬のデータ管理・苦情対応からコンサルタント業
務までこなすグループリーダーを務める。
通常、3年で8割のメンバーが入れ替わるストレスフルな部署の
中、就任以来、離職率0%を達成している。
■伊神麻利子ブログ
http://ameblo.jp/mariko11111/
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