なつかしの婚活の思い出

先日。

年頃のある男性と女性を引き合わせしました。

まじめに結婚を考えている３０代の男女。

婚活するのはまったく恥ずかしいことでもないし、

心底、幸せになってもらいたいと思って引き合わせました。

しかし・・・

その日の夜にメールでお互いの意思を確認したところ。

残念ながら不調に・・・。

その男性はショックを受けていました、、、。

浅野が婚活を始めたのは２８歳のとき。

結婚相談所に入会した。

入会すると見ることができる女性会員名簿。

その中から選んだ２歳下の女性。

すらりとしたかわいらしい女性。

そんな人とお見合いが成立。

うれしい♪とウキウキ。

新宿の京王プラザホテルのラウンジが浅野の

初見合いの戦場でした。

しかし・・・・

そのおじょうさま。

浅野の顔を見たときに顔色が曇り。

２０分くらい話をしたところで、、

突然立ち上がって「帰ります」と言って退席してしまった。

かなり露骨にいやな顔をされて、、、

感情を表に出すひとでした。

これが浅野のお見合いデビュー。

かなしかったですね、、、

２８年間彼女ができなくて。

思い切って入った結婚相談所。

勇気を振り絞ってお見合いまでした

のに、、、

「縁がなかった」とか理性ではわかっていても。

感情はそうは動かない。

まるで人格否定されたような気がして。

それはそれはきつかった。

でもありがたいことに。

浅野の場合は。

何やってもダメダメなところから始まるのが当たり前だと

思っていたから。

このつらい１回の経験だけで婚活するのをやめようとは思わなかった。

その後、、、結婚相談所や、、、お見合いパーティー、、、

お見合いサイトと渡り歩きましたが。

ネットで出会うときはさらにシビアで。

待ち合わせ場所に女性が現れないなんていうときもある。

そのときは待ち合わせ時刻から１～２分後に電話が来て。

「用事があっていけなくなった」とか言われるのがパターン。

それはつまり。遠くから浅野の姿を確認して。

「こりゃ違うわ」

って外見だけ確認して帰ってしま

った女性の

パターン。

その後、メールがぱったりこなくなるからすぐにわかる。

こんなときも。

帰りの電車はむなしいものです。

でもその経験はめちゃめちゃ自分のためになった。

お見合いをするときに。

どんなに

「う！この女性とは結婚はありえない！」

っていう女性

が目の前に現れたとしても。

１時間以上は話をしたし、嫌な顔などは絶対にしなかった。

もう二度と会うことはないだろうとその場で心は決まっていても。

食事代もオゴりました。

それは。

自分がきつい態度を女性にとられた経験があったから。

そんな思いをして欲しくないって思いました。

約束の時間に来てくれて、会ってくれるだけでも

「自分の目の前に現れ、貴重な時間を割いて来てくれてありがとう」

という感謝の気持ちが沸いたものです。

婚活していたときの思い出は。

自分が厳しい態度をとられたときの方が

よく覚えている。

カミさん(だんな)探しっていうのは。

たった一人「好きだよ～」って言ってくれる人を見つけ出せば

いい。

それ以外のひととは。すべて断るか断られるかしかない。

この「たったひとつの奇跡」を必然にするためには。

１回や２回で凹んでられない。

婚活は気合なんです。

その男性にもこの話をさせてもらい。

「引き続きがんばる！」

と前向きなメールが届きました。

イケてない話や失敗エピソードは宝。

人を励ましたり勇気付けるエッセンスがここにある。

あれ？

浅野はプロフィール講師。

なんでまたお見合い失敗エピソードを

披露しているんだ？

まぁいいか。

モテないのはツライのよ、、、