『逃げる』と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
多くの人は、逃げることは悪い行動と見なし、何かを避けようとする逃避行為と考えがちです。
しかし、逃げることが必ずしも悪いわけではありません。
実際、適切なときに逃げることで、自分を守るための賢い選択となることもありますから。
では、どのような状況やタイミングで逃げることが正しいのでしょう?
また、いかにして「逃げ癖」という悪癖の習慣を乗り越えることができるのでしょう?
この記事では、逃げる行動の心理的な背景や、逃げることの正当な判断基準、そして逃げ癖を克服する具体的な方法を詳しく解説します。
この記事に書いてあることを実践することで、困難な状況に直面したときに適切な選択ができるようになります。
ぜひ最後までご一読くださいね。
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逃げるのは正しい?その判断基準とは
冒頭でお伝えしたように、逃げることが常に悪いとは限りません。
ただし、逃げることが適切かどうかを判断するためには、いくつかの基準があります。
最も重要なのは、その行動が長期的に考えたとき、健康と幸福の両面にプラスとなるかどうかですね。
逃げることが過剰なストレスや不健康な状況から自分を守れる場合には、逃げることは合理的な選択です。
一方、自分の成長や目標の達成を妨げるような場合には、逃げずに踏ん張るときです。
要点をまとめると以下のようになります。
1. 逃げる時の理由: 自分の心や体を守る必要があるときに、逃げるのは適切です。
2. 成長の機会: 新しい挑戦から逃げてしまうと、成長するチャンスを逃してしまうことがあります。
3. 長期的な観点: すぐに逃げると楽かもしれないが、長期的には解決にならないこともあるので注意が必要。
4. 他人への影響: 自分の行動が他人にどう影響するかも考えて判断する。
5. 今と未来のバランス: 現在の快適さと将来の成長の機会を天びんにかけて判断すること。
逃げる行動の心理
そもそも私たちはなぜ「逃げる」という行動を取ろうとするのでしょう。
逃げる行動は、ストレスや不安などのネガティブな感情を避けるためのごく自然な反応です。防衛本能の一つということですよ。
たとえば、強い仕事のプレッシャーから一時的に距離を置くことは、心の健康を保つために必要なことがありますよね。
これは、自分の身を守るための一時的な「リセット」のようなものです。
逃げ癖を克服する7つの方法
「逃げ癖」とは、困難にぶつかったときに、それらから避けて逃げる習慣や傾向のことを指します。もしも逃げ癖がついてしまった場合、どのように対処すればいいか解説します。
自己肯定感を高める
逃げ癖を克服する方法の1番目は、自己肯定感を高めることです。この方法が効果的な理由は、自信が困難に立ち向かう力を生み出すからです。
これは自分の価値を認識して、自分自身の信頼を強化することになります。
しかし闇雲に過去を振り返ると、ネガティブ・バイアス(失敗などつらい経験が記憶に残る心理作用)が働き、逆効果になることがあるのでご注意ください。
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前向きに考える習慣を身につける
逃げ癖を克服する方法の2番目は、前向きに考える習慣を身につけることです。
この方法が効果的な理由は、ポジティブな思考はくじけそうな気持ちを押さえ、同時にやる気を高めて、行動を促すからです。
たとえば、上司に叱られたときに「自分はダメだわ」と考えるよりも、「上司は私の成長を願って厳しく指導してくれているのね」と考えられたら気持ちも上向くでしょう。
肯定的な視点で物事を見ることが、とても大切ということですね。
困難を乗り越えた経験を思い出す
逃げ癖を克服する方法の3番目は、困難を乗り越えた経験を思い出すことです。
この方法が効果的な理由は、過去の乗り越えられた成功体験が自信を生み、新たな挑戦への勇気を与えるからですね。
「あのときはもっとキツかった。あのときに比べたら楽なもの」などと自分に言い聞かせ、自信を取り戻すイメージ。
つまり、過去の経験を思い出し、自分はやればできるという自己効力感を高めるのがコツですね。
サポートを受ける
逃げ癖を克服する方法の4番目は、サポートを受けることです。
他人の助けは、困難を乗り越えるときの大きな支えとなりますからね。
友人や家族に相談し、アドバイスをもらう、専門家に相談するなど問題解決の新たな視点を得ることが大切です。
一人で抱え込まず、信頼できる人々とのサポートネットワークを活用することで逃げ癖を回避できます。
目的を忘れない
逃げ癖を克服する方法の5番目は、目的を忘れないことです。
何かに挑戦しているとき、困難にぶつかると、「なぜその挑戦を始めたのか」を見失いがち。
この瞬間に、自分が始めた理由や目的を再確認することが重要です。
たとえば、英会話の勉強に挫折しそうになったとき、「海外での仕事のために英語をマスターしようと思った」という学ぶ目的を思い出してみるみたいな。
このように初心に立ち返ることで、やる気を取り戻し、ブレずに前に進むことができます。
つまり、
自分がなぜその行動をしているのかを常に自覚することが、逃げ癖を克服するための重要なステップということです。
損切りと考える
逃げ癖を克服する方法の6番目は、始めたことを止めるときに「逃げる」と考えず、「損切りする」と捉え、新たな挑戦を続けることです。
損切りとは、投資の世界でよく用いられる用語です。損失が大きくなる前に、一時的な損失を受け入れて、より良い機会に資源を再投資する戦略のひとつ。
この考え方を日常の挑戦に応用するのです。
全ての活動が成功するわけではないのですから、ときには現状の活動を見直し、新しい方向へと進むことが重要ということですね。
損切りは損失を最小限に抑え、次の成功への一歩となる前向きな手法です。
逃げ癖を克服するときに大切な考え方ですので覚えておきましょう。
ハードルの低い目標に再設定する
逃げ癖を克服する方法の7番目は、ハードルの低い目標に再設定することです。
たとえば、資格取得のための勉強を始めたけれど挫折しそうなとき、目標を「1日10分勉強する」に下げてみるみたいな。
これは、少しでも継続することで得られる小さな達成感を積み重ね、自信を築くのが狙いです。そして徐々に大きな挑戦にも取り組めるようになります。
このように実践することで、逃げ癖を克服し、困難な状況にも積極的に取り組むことができるようになりますよ。
困難な状況から逃避しない秘訣
困難な状況から逃避しないコツは、自分に起こることにすべて意味があると考えることです。
私もさまざまな困難なことを経験しています。たとえば離婚です。
当初は深い苦しみを伴いました。しかし、この経験にも何らかの意味があり、それを見出すことが重要と考えるようになりました。
そこで今回の離婚は、より幸せを追求するための新たなスタートであると考えた。そして婚活を再び始め、現在のパートナーに出会っています。
もしも、
「結婚生活がうまくいかなかったからもうこりごり」と考えていたら私は新しい幸せを見つけるチャンスを自ら閉ざしていたかもしれません。
逃げることなく立ち向かう力が生まれますよ。
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