会社に属さない働き方をする人は今後増えるのかな?増えるとするとその理由を知りたい。
今から何をしておけばいいのかな?
そんな疑問に答えます。
会社に属さない働き方をする人は結論、今後増えていくでしょう。その理由は労働者都合と、会社側都合の2つに分かれます。それぞれの解説と、
本記事の内容
- 会社に属さない働き方が今後増えていく理由
- 会社に属さない働き方に対応する自分づくり
私自身も26年間会社に勤務していました。会社に属さない働き方に迷っていたもののひとり。
週末起業、副業、起業をすべて経験しています。現在は自分の強みを活かした起業や転職の実現や、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
会社に属さない働き方が今後増えていく理由
繰り返しになりますが、会社に属さない働き方をする人は結論、今後増えていくでしょう。その理由は労働者都合と、会社側都合の2つに分かれます。簡単に説明しますね。
「会社側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由
理由は5つ。
- (理由1)ジョブ型雇用が広がるから
- (理由2)会社に資金がもうないから
- (理由3)法律にのっとった雇用ができないから
- (理由4)AIやテクノロジーによって人が必要ないから
- (理由5)中小企業にいい人材が集まらないから
下記に詳しく解説します。
(理由1)ジョブ型雇用が広がるから
新型コロナの影響により、最近よく耳にする「ジョブ型雇用」。簡単に言うとお仕事に対して人をあてがう雇用方法です。
ジョブ型雇用の場合、営業で雇用された人はずっと営業。広報で雇用されたらずっと広報です。今までのように経理だった人が営業に移動になるみたいなことはありません。
人にではなくやり遂げた仕事に対してお金の支払われる仕組みなので、優秀なフリーランスに仕事がまわる可能性も広がる。よって会社に属さない働き方の人も増えるでしょう。
(理由2)会社に資金がないから
グローバル化、少子高齢化により企業自体の競争力が落ちていて、企業の中にもうお金ないのです。
会社の利益を生む人にはお金払えるけど、それ以外の人にはお金払えないですっていう感じ。合理的に会社経営を行うため社員数を減らし仕事は外部にふると予想されます。そうなると、会社に属さない働き方の人も増えますよね。
(理由3)法律にのっとった雇用ができないから
有給休暇の義務化、最低賃金の保障・・・など、労働者にとってはありがたいでしょうけど、経営する側にとって厳しい法律がどんどん出来ています。日本は簡単にクビを宣告できない仕組みなので、企業は雇用を控えていくでしょう。
しかし仕事は有り余るほどあるので、そうなると、会社に属さない働き方をしている方々へ仕事を依頼する流れが加速するでしょう。
(理由4)AIやテクノロジーによって人が必要ないから
もう解説は不要かもですけど、AIやテクノロジーの進化で、誰でもできるような仕事は無くなります。
専門性のある即戦力人材が求められますよね。よって会社に属さない働き方の人へ仕事がまわりやすくなる可能性大です。
(理由5)中小企業にいい人材が集まらないから
零細企業に勤務していた私も実感していますけど、求人募集をしても優秀な人はなかなか集まりません。日本の全企業のうち中小企業は99.7%を占めています。
つまりほとんどの企業では仕事はあるのに、やってくれる社員がいないのです。仕方なく(?)会社に属さない働き方の人へ仕事をフルことになります。私も仕事を多くのフリーランスの方々にふってました。
以上が、「会社側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由です。私が社会に出たころには考えられなかったことですよ。(何年前だよ)
次に「労働者側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由について解説します。
「労働者側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由
理由は4つ。
- (理由1)会社に利益を抜かれないから
- (理由2)働き方に対する多様性を求めているから
- (理由3)お金をかけずに発信できるから
- (理由4)若い人に高額稼ぐチャンスが高まっているから
下記に詳しく解説します。
(理由1)会社に利益を抜かれないから
専門技術を持つ人は、直接顧客からお金をいただくことができると会社に利益を抜かれなくて済みます。クラウドソーシングやSNSを通じて自らを売り込むことが可能になったので、会社に属さない働き方をする人は今後も増えていくでしょう。
(理由2)働き方に対する多様性を求めているから
満員電車にのって毎日決まった時間に決まった場所で仕事・・・という従来の働き方を嫌がる人は増えていますよね。新型コロナの影響でテレワークをする機会も増えたことにより、「会社行かなくていいじゃん。この働き方快適!」と気づいた人も多い。
また、女性は出産&育児&介護などの事情に合わせた働き方を希望する人も多い。そこで、会社に属さない働き方をしようとする人は増えていくことになるでしょう。
(理由3)お金をかけずに発信できるから
インターネット、SNS、クラウドソーシング・・・など「私はこんな仕事できますよ~」と簡単に世間に知らしめるテクノロジーが進化しましたよね。
これまでのように会社を通じてサービスや商品を提供しなくてもよくなりました。個人が個人に向けていきなりビジネスができるようになっています。これも会社に属さない働き方をする人が加速して増えるであろう理由です。
(理由4)若い人に高額稼ぐチャンスが高まっているから
年功序列制や終身雇用制が未だ残るところもあるので、若くて力のある人にとっては給料が上がりにくいところがありますよね。
インターネットでお金をかけずに勉強できる環境も整いつつあるので、会社に属さない働き方をしようとする若手は増えていくことになるでしょう。
会社に属さない働き方に対応する自分づくり
以下の通りになります。
- 専門スキルを身につける
- 自分を売ることができるようにする
- 時代を先読みするクセをつける
- 身近な知り合い以外の人達との交流を増やす
- 幅広い年代の人たちと交流する
- 新しいこと・ものを受け入れていく。柔軟性を意識する
- 年齢に関わらず夢を描き続ける
それぞれを詳しく解説しますね。
専門スキルを身につける
特定の企業の中だけでしか通用しないスキルではなく、他の企業でも使えるスキルです。言いかえると「あなたの売りもの」をつくること。何できる人ですか?と問われたとき「○○です」と答えられる自分づくりが必要です。
自分を売ることができるようにする
自分の「売りもの」を企業や個人に売る能力を磨くことです。「売るために書く」「売るために話す」技術です。
この2つはどのような仕事をするにしてもついてまわります。どうしてもできないときは、できる人と組むことを考えましょう。
⇒ここが気になる人は下記の記事をおさえておくといいですよ。
時代を先読みするクセをつける
くるくる変わる時代です。これからどのような時代が来るかを先読みするクセをつけておきましょう。多くの有識者が「今後どうなる」を語っています。
常にチェックを怠らず、自分でも考えることです。たとえば「新型コロナと共に生きる時代が来ました。さぁこれから先、何を求められる?」みたいな感じ。
時代を先読みする力をつけることで、これから売れるものの予想をつけられるようになります。自分の売りものをいかに時代に合わせたものにしていくかが稼げるか稼げないかの分かれ道になりますのでがんばりましょう。
身近な知り合い以外の人達との交流を増やす
同じ会社に勤務する人や身近な友人・知人以外のひとたちとの交流をしましょう。情報や価値観を常にアップデートするためです。
ここで得られるゆるいつながりは、思わぬ仕事を持ってくる人脈になりますよ。私の講師の道や出版のお話もゆるいつながりの人たちが運んでくれたチャンスです。
幅広い年代の人たちと交流する
あらゆる世代の人たちと交流することで、時代の流れを理解できたり、「この世代の人達はこんなことを必要としているのか」ということがわかります。
理解しておくことで、どの世代の人に何を売るかという選択の幅もぐっと広がります。
新しいこと・ものを受け入れていく。柔軟性を意識する
自分より若い人に学ぶ柔軟性を常に意識することです。年齢を重ねれば重ねるほど、これまでの経験が新しいことを受け入れるジャマをします。
今まで通用していたことが簡単にくつがえってしまう時代です。新しいことを受け入れ続ける柔軟性は、自分より若い人と交流すると身につきやすいですよ。老化予防とも言います(笑)
年齢に関わらず夢を描き続ける
自分がなりたい姿をつねに思い描き、その姿になるための努力を続けていると老けません。
私の塾の顧問である女性(御年60代後半。フリーランス)は、「これからオンラインコミュニティを始めるわ!」と息巻いておりました。これからの時代を生きるには、いかに年齢を忘れるかもスキルのひとつかもしれませんね。
本記事のまとめ
会社に属さない働き方が今後増えていく理由
「会社側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由
- (理由1)ジョブ型雇用が広がるから
- (理由2)会社に資金がもうないから
- (理由3)法律にのっとった雇用ができないから
- (理由4)AIやテクノロジーによって人が必要ないから
- (理由5)中小企業にいい人材が集まらないから
「労働者側の都合」で会社に属さない働き方が増える理由
- (理由1)会社に利益を抜かれないから
- (理由2)働き方に対する多様性を求めているから
- (理由3)お金をかけずに発信できるから
- (理由4)若い人に高額稼ぐチャンスが高まっているから
会社に属さない働き方に対応する自分づくり
- 専門スキルを身につける
- 自分を売ることができるようにする
- 時代を先読みするクセをつける
- 身近な知り合い以外の人達との交流を増やす
- 幅広い年代の人たちと交流する
- 新しいこと・ものを受け入れていく。柔軟性を意識する
- 年齢に関わらず夢を描き続ける
(最後に)会社に属しても属さなくてもすべきことは同じ
本記事を書いていて思うことは、今後会社に属して働くのも属さずに働くのもほとんど変わりはないということですね。
私自身も肝に命じて学びと挑戦を続けようと思います。
以上となります。
それでは楽しいワークライフを!
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