自信・自分らしさ・自分軸

思い込みが強い人が知らない自分の本当の姿と3つの向き合い方

思い込みが強い人が知らない自分の本当の姿と3つの向き合い方

思い込みが強いですね。

周りの人たちからそう言われて、傷ついた経験はないでしょうか。

あるいは、自分でも思い込みが激しいタイプだなと自覚していて、それを欠点だと思い込んでいませんか。

ネットで検索すると、治し方、直す方法、改善策といった記事がずらっと並んでいます。まるで病気のような扱いですよね。

でも、自分の強みを言語化&仕事化する専門家として15年。2000人超の女性の生き方やキャリア支援をしてきた経験からも、はっきり言えることがあります。

思い込みが強い人ほど優秀だったりするんです。

「私は優秀じゃない!」と反論したくなるお気持ちもわかります。そんな人にこそ続きを読んでほしい。

思い込みが強くなるには、それなりの理由があります。

その理由を理解すれば、直さなければならない欠点ではなく、かけがえのない強みとして捉え直すことができるんですよね。

この記事では、思い込みが強い人の本当の姿を解き明かし、その持ち味との付き合い方について解説します。

思い込みが強い人には理由がある

思い込みが強い人には理由がある

思い込みが強いという言葉には、どうしてもネガティブな響きがつきまといます。

頑固、融通が利かない、人の話を聞かない——そんなイメージがありますよね。

でも、一度白紙に戻して考えてみてほしいんです。

なぜ、その人は思い込みが強くなったのか。

思い込みが強い人には、大きく分けて2つのパターンがあります。

ひとつは、自分の判断で成功してきたパターン。学生時代は成績が良かった。仕事では評価されてきた。資格を取得した。昇進した。

何度も自分の判断で正解を出してきたからこそ、自分の考えは正しいという思いが強化されていくわけです。

もうひとつは、自分を守るために仕方なく思い込みを強めたパターン

幼い頃から「こうしなさい、これが正しい」と繰り返し言われて育った人は、その価値観が深く刷り込まれます。洗脳されてしまったかのように。

また、過去に深く傷ついた経験がある人は、二度と同じ目に遭わないようにと、強い思い込みを持つようになります。

たとえば、イケメンの男性にお金で騙され傷ついた経験を持つ女性が「イケメン男性は信用できない」と思い込む⋯みたいに。

もう二度と同じ目に遭いたくないという防御策として、強い思い込みを持つようになります。

前者は成功体験の蓄積によるもの。後者は厳しい社会を生き残る手段として。

どちらも、その人なりの理由があるんですよね。

思い込みの強さは、状況によって強みにも弱みにもなります。

信念を持って突き進める一方で、視野が狭くなり柔軟性を欠いて失敗するケースも少なくありません。

大切なのは、思い込みが強いことを欠点として直そうとすることではないんです。

無理に直すのではなく、まずは背景にある理由を知ることが大切です。

なぜ思い込みが強くなったのか|3つの生存パターン

なぜ思い込みが強くなったのか|3つの生存パターン

思い込みが強い人には、大きく分けて3つの生存パターンがあります。

これは、幼少期から現在に至るまで、どのような環境で、どのような戦略で生き延びてきたかによって生み出されたものです。

自分がどのパターンに当てはまるかを知れば、思い込みの根っこが見えてきますよ。

パターン1|自分の「勝ちパターン」で成功してきた人

このタイプは、自分の判断と努力で実績を積み上げてきた人です。 

受験戦争を勝ち抜いた。仕事で誰もやらない成果を出した。 「自分のやり方」で壁を突破してきたという強い自負があります。

 何度も自分の判断で正解を出してきたからこそ、自分の考えこそが正しいという思いが強化されていく。 

だから、未知のやり方を提示されると「そんなのうまくいくはずがない」と本能的に拒絶してしまいます。 

これは、過去の成功体験が強固なプライドになっている状態。 

自分の成功の方程式を守るために、他人の意見をブロックしてしまうんですね。

パターン2|人の期待に応え続けて居場所を守った人

こちらは、周囲の空気を読み、求められる役割を演じてきた人です。 

自分の意思よりも、他人の物差しを優先して生きてきたタイプ。 

「こうすれば波風が立たない」「こうすれば愛される」という処世術として、他人の価値観を取り込んできました。 

たとえば「女の子はニコニコしていなさい」と言われて育ったとしましょう。 

職場で自分の意見を飲み込む癖がついてしまいますよね。 

すると、堂々と反対意見を言う女性を見たとき、生理的な嫌悪感を抱いてしまう。 

「私は我慢してルールを守っているのに」と、心がざわつくんです。 

自分の本音を押し殺して守ってきたルールを、他人が平気で破るのが許せない。 

正しさへの執着というより、自分を否定されたような恐怖に近い感覚ですね。

でも実は、否定されているのは借り物の価値観であり、本当の自分ではありません。

パターン3|傷つかないように先回りで防御してきた人

このタイプは、過去に深く傷ついた経験を持つ人です。

信じていた人に裏切られた。努力が報われなかった。理不尽な目に遭った。

その痛みを二度と味わいたくないがゆえに、こうすれば傷つかない、こういう人は危険だという強固なルールを自分の中に作り上げてきました。

思い込みが強いのではなく、防御のための壁が厚いんですよね。

このパターンの人は、新しい人間関係や環境に対して、最初から警戒心が強いです。どうせ裏切られる、どうせうまくいかないという前提で物事を見てしまう。

それは思い込みというより、過去の痛みから自分を守るための見えない壁なんです。

タイプ 生存戦略(どう生きてきたか) 手放せない理由
1. 正解追求型 自分の判断で成果を出して勝ち残った 過去の成功体験=自分のプライドだから
2. 期待応答型 空気を読み、期待に応えて居場所を守った 従うこと=愛される条件だったから
3. 防御優先型 傷つかないように壁を作って身を守った 変化すること=また傷つくことだから

【セルフ診断】思い込みの根っこを探る10の質問

【セルフ診断】思い込みの根っこを探る10の質問

ここまで読んで、自分はどのパターンだろうと気になった方もいるのではないでしょうか。

以下の10の質問に答えることで、自分の思い込みの根っこがどこにあるのかが見えてきます。

直感で、最も当てはまるものを選んでみてください。

Q1. 新しいことを始めるとき、最初に考えることは?

A)失敗しない方法を調べる
B)周囲がどう思うかを想像する
C)過去の似たような経験を思い出す

Q2. 人からアドバイスをもらったとき、心の中でどう感じることが多い?

A)でも、それは私のケースには当てはまらない
B)その人の言う通りにした方がいいのかも
C)前にも似たようなことを言われて、うまくいかなかった

Q3. 自分の意見が否定されたとき、どんな反応をしやすい?

A)論理的に反論したくなる
B)相手の機嫌を損ねたかもと不安になる
C)やっぱり言わなければよかったと後悔する

Q4. 正しいかどうかわからないけど、とりあえずやってみようと思えるか?

A)思えない。確信が持てないと動けない
B)周囲が賛成してくれるなら、やってみられる
C)過去にそれで失敗したから、慎重になる

Q5. 子どもの頃、どんなふうに褒められることが多かった?

A)頭がいいね、正解だね
B)いい子だね、優しいね、気が利くね
C)あまり褒められた記憶がない

Q6. 自分らしさと聞いて、すぐに思い浮かぶものがあるか?

A)ある程度はある。でも、それが本当に自分らしさかは自信がない
B)よくわからない。周囲が求める自分を演じてきた気がする
C)考えたくない。考えると辛くなる

Q7. 人間関係で最も避けたいことは?

A)バカにされること、見下されること
B)嫌われること、失望されること
C)裏切られること、利用されること

Q8. 自分の判断が間違っていたとわかったとき、どう感じる?

A)恥ずかしい。認めたくない
B)申し訳ない。迷惑をかけたと思う
C)やっぱりと思う。どこかで予想していた

Q9. 変わりたいと思ったとき、最初に浮かぶ感情は?

A)どうすれば確実に変われるかという疑問
B)変わったら周囲はどう反応するかという不安
C)また失敗するのではという恐れ

Q10. この診断をやりながら、どんな気持ちだった?

A)自分を客観的に分析できているという感覚
B)正直に答えていいのかなという迷い
C)当てはまりすぎて怖いという感覚

診断結果

Aが最も多かった人 → パターン1:正解追求型

間違えたくないという気持ちが強く、思い込みの根っこには失敗への恐怖があります。論理的で頭の回転が速い反面、正解がないことに対する耐性が低い傾向がありますね。

Bが最も多かった人 → パターン2:期待応答型

他者の期待に応えることで自己価値を確認してきました。思い込みの根っこには嫌われたくない、認められたいという欲求があります。自分の本音がわからなくなっているケースが多いですね。

Cが最も多かった人 → パターン3:防御優先型

過去の傷つき体験から、自分を守るためのルールを作ってきました。思い込みの根っこには、もう傷つきたくないという切実な願いがあります。新しいことへの一歩が重い傾向がありますね。

どのパターンが良い・悪いということではありません。

それぞれのパターンには、それぞれの強みと、それぞれの苦しみがあります。

大切なのは、自分がなぜそうなったのかを知ることなんですよね。

知ることで、初めて選び直すことができるようになります。

思い込みが強い人の強みが活きる場面・死ぬ場面

思い込みが強い人の強みが活きる場面・死ぬ場面

思い込みが強いことは、状況によって強みにも弱みにもなります。

ここでは、それぞれの場面を具体的に見ていきましょう。

自分自身の思い込みの強さを「強みが活きる場面」で使えばいいのです。

思い込みが強い人の強みが活きる場面

では始めに、思い込みが強い人の「強みが活きる場面」を3つご紹介します。

① 周囲が迷っているとき

思い込みが強い人は、自分の中に明確な基準を持っています。だからこそ、周囲がどうしようと迷っているときに、方向性を示すことができるんですよね。

リーダーシップを発揮する場面や、決断を求められる場面では、この特性が大きな強みになります。

② 長い間の努力が必要なとき

これが正しいと信じる力が強いからこそ、途中で投げ出さずに続けられます。ダイエット、資格取得、スキルアップなど、継続が必要なことに強いですね。

③ 専門性を深めるとき

一つのことを深く掘り下げる集中力があります。広く浅くより、狭く深くが得意。専門職や研究職、職人的な仕事との相性が良いです。

思い込みが強い人の強みが死ぬ場面

さて、次は、思い込みの強さが災いする場面です。こんな場面では注意が必要ですよ。

① 正解のない問題に白黒つけようとするとき

仕事の悩みや人間関係など、人生にはグレーゾーンがたくさんあります。 たとえば「嘘をつくのは悪? 優しさ?」「今の仕事、辞めるべき? 続けるべき?」みたいなときですね。

それなのに「これが正解だ」と無理やり結論を急ぐと、大切な可能性を自ら切り捨ててしまうことになります。 

スパッと決める決断力が、ここでは「拙速(せっそく)」や「短絡的」という弱点に変わってしまうんですね。

② ルールが変わったのに成功法則を持ち込むとき 

転職や結婚で環境が変われば、求められる正解も変わります。 

それなのに「前の会社ではこうだった」「私の実家では当たり前」と過去の成功パターンを押し通してしまう。 

こうなると、頼りがいのあるリーダーシップではなく、単なる「融通の利かない人」になってしまいます。

③ 相手がただ共感を求めているとき

相手が弱っている時に揺るがない信念を向けると、それは救いではなく暴力です。 

「こうすればいい」という正論は、時に相手の逃げ場を奪います。 

自分を守ってきたはずの盾で、大切な相手を傷つけてしまう。そんな皮肉な結果を招いてしまうんです。

重要なのは、思い込みの強さが活きる場面と死ぬ場面を知っておくことです。

活きる場面では存分に発揮し、死ぬ場面では意識的にブレーキをかける。

それができれば、思い込みの強さは欠点ではなく個性になりますよ。

⭕️ 強みが「活きる」場面

  • 周囲が迷走している時
    迷いなく決断し、リーダーシップを発揮できる。
  • 長期戦の時
    「絶対にできる」と信じる力で、物事を完遂する。
  • 専門性を深める時
    一点集中し、プロフェッショナルになれる。

❌ 強みが「死ぬ」場面

  • 正解のないグレーゾーンの時
    白黒つけようとして、可能性を切り捨ててしまう。
  • ルールが変わった時
    過去の法則を押し通し、融通が利かなくなる。
  • 相手が「共感」を求めている時
    正論で相手を追い詰めてしまう。

思い込みを強みに変えた女性の実例

ここでは、実際に思い込みの強さを強みに変えた女性たちの実例を紹介しますね。

事例1:正解探しから解放された40代管理職

食品メーカーで課長職を務めるAさん(42歳)は、自分には何もないという悩みを抱えていました。

傍から見れば、名のあるメーカーで管理職に昇進した成功者。でも本人は、ずっと虚しさを抱えていたんですよね。

話を聞くと、Aさんは典型的な「パターン1:正解追求型」でした。

幼少期から正解を出すことで評価されてきた。テストで100点を取る。先生の質問に正しく答える。親の期待に応える進路を選ぶ。

その延長で、就職も、昇進も、正解を選んできました。

でも40代になり、ふと気づいたんですね。

「私は、自分で何かを選んだことがあるだろうか」——と。

正解を選んできたつもりだったけど、実際には正解だと「思われるもの」を選んでいただけだった。

自分の好き・やりたい気持ちで選んだ経験が、ほとんどなかったんですよね。

Aさんとの対話を重ねる中で、彼女の中に眠っていたやりたかったことが少しずつ見えてきました。

それは、意外にも人の悩みを聞くことでした。満たされない気持ちを代弁することが彼女の快感だったのです。

管理職として部下の相談に乗る時間が、一番充実していたことに気づきました。

でも、それは仕事だと思っていたから、自分の強みだとは認識していなかったんですね。

今、Aさんは週末にはキャリア相談の副業を始めています。

「正解探しをやめたら、自分が見えてきました」

Aさんはそう語ってくれました。

事例2:資格という枠から抜け出した専門職

薬剤師として10年以上働いてきたBさん(38歳)は、このままでいいのかという漠然とした不安を抱えていました。

資格を取れば自由に生きられると思っていました。でも実際には、薬剤師という枠の中でしか生きられない自分がいたんですよね。

Bさんはパターン2:期待応答型でした。

「手に職をつければ安心」という親の期待に応えて薬学部に進学し、資格を取得しました。

周りの人たちからも「手に職があっていいね」と言われるたびに、自分の選択が正しかったと確認していました。

でも、心のどこかで違和感が⋯。

「これは本当に私がやりたかったことなのか」——と。

対話を重ねる中で、Bさんの中にある人の健康を根本から支えたいという想いが浮かび上がってきました。

薬を渡すだけではなく、その人の生活習慣や心の状態にまで関わりたい——そんな想いです。

今、Bさんは薬剤師の仕事を続けながら週末は食に関する社外活動を行っています。

「資格は私の一部であって、私のすべてではなかった。それに気づけたことが一番大きいです」

Bさんの言葉です。

事例3:「私には無理」という呪いを解いた49歳の気づき

子育てが一段落したCさん(49歳)。 

「今さら何かを始めても遅い」という強い思い込みを持っていました。 

若い頃は営業のエース。でも出産後の復職で大きくつまずきました。 

家庭と仕事の両立ができず、心身を壊して退職した過去があったんです。

Cさんは「パターン3:防御優先型」でした。 「またあんな惨めな思いをしたくない」 その一心で、私には無理という思い込みで自分を守っていたんですね。

Cさんが変わったきっかけは、過去の失敗の因数分解でした。 

当時うまくいかなかったのは、Cさんの能力が低かったからではありません。 

ワンオペ育児という「物理的に不可能な環境」だっただけ。 

それなのにCさんは、「私がダメだったからだ」と自分を責め続けていたんです。

「なんだ、私が劣っていたわけじゃなかったんだ」 「ただ、タイミングが悪かっただけなんだ」

そう気づいた瞬間、彼女の足かせが外れていきました。 

「能力不足ではなく、環境のミスマッチ。」そんな 事実を正しく分けるだけでも人はまた歩き出せるんですよね。

今、Cさんはワーキングマザーを支援する活動を始めています。 

「あの時の辛さは、今のママたちの気持ちを理解するための予習でした」 

そう笑う彼女の顔に悲壮感はありませんでした。

以上、3人の事例を紹介しました。これらの事例から言えることは思い込みの強さは、裏を返せば「信じる力」の強さだということです。

ただ、その使い所が少しズレていただけなんですよね。 弱みだと思っていたそれは、向きさえ変えれば、人生を切り拓く最強のエンジンになるんですよ。

次に、思い込みが強い人が知らない本当の姿や向き合い方について解説します。

思い込みが強い人が知らない3つの向き合い方

思い込みが強い人が知らない3つの向き合い方

最後に、思い込みが強い自分との向き合い方についてお伝えしますね。

直すのではなく理解する

思い込みが強い人の99%は、思い込みを直そうとします。

でも、思い込みは長い年月をかけて生み出されたものです。簡単に直せるものではないし、無理に直そうとすると、かえって苦しくなってしまいます。

まず必要なのは、なぜ自分はこういう思い込みを持つようになったのかを理解することです。

「人に頼ってはいけない」という思い込みが強い人がいたとしましょう。

その人が人に頼れるようになろうと無理に行動を変えようとしても、うまくいかないでしょう。なぜなら、その思い込みには理由があるからです。

もしかしたら、子どもの頃に親が忙しくて、自分のことは自分でやるしかなかったのかもしれない。あるいは、誰かに頼って裏切られた経験があるのかもしれない。

その背景を理解すると、何が起こるか。

私は弱いから人に頼れないんだという自己批判が、私は子どもの頃から一人で頑張ってきたんだなという自己理解に変わるんです。

自分を責めているときは、ダメな自分を直さなきゃという視点になります。

でも、背景を理解すると、あの環境で生き延びるために必要だったんだという視点に変わる。

同じ自分を見ているのに、見え方がまったく違ってきます。

これが、理解すれば自分を責めなくなるということの意味です。

論理ではなく「感情」に目を向ける

思い込みが強い人ほど、論理的に考えようとする傾向があります。

なぜ自分はこう考えるのかを論理的に分析し、だからこう考え方を変えればいいと結論づける。

でも、それだけでは変われないんですよね。

なぜなら、思い込みの根っこには感情があるからです。

たとえば、「完璧にやらないと意味がない」という思い込みがある人。

頭では80点でもいいんだとわかっている。でも、実際に80点で提出しようとすると、胸がざわざわして落ち着かない。

このざわざわの正体は、失敗したらバカにされる、中途半端な自分には価値がないといった恐怖だったりします。

論理で80点でいいと言い聞かせても、この恐怖が残っている限り、行動は変わりません。

では、どうすればいいのか。

まず、感情を感じること。胸がざわざわしたとき、それを無視せずに、今私は怖いんだなと認めることです。

多くの人は、この段階で感情にフタをしてしまいます。

次に、言葉にすること。何が怖いのかを自分の言葉で表現してみる。

中途半端な自分には価値がないと思っている、失敗したらバカにされると思っている——こうやって言葉にすると、漠然とした恐怖が「具体的な思い込み」として見えてきます。

そして、誰かに聴いてもらうこと。自分一人で言葉にしても、それが本当に的を射ているのかわかりません。

信頼できる人に話すことで、「それって本当にそうかな?」と問い返してもらえる

自分では気づけなかった視点が得られるんですよね。

このプロセスを経ると、完璧じゃなきゃダメという思い込みが、「私はそう信じてきたけど本当にそうだろうか?」という問いに変わります。

思い込みを事実として握りしめていた手が、少しゆるむ。

そのとき初めて、完璧じゃなくてもいいかもしれないという別の選択肢を選べるようになる。これが選び直すということです。

一人で抱え込まない

思い込みが強い人は、一人で考え込む傾向があります。

自分のことは自分が一番わかっていると思いがちですよね。

でも実際には、自分のことは自分では見えにくいも。自分の背中は自分では見えないものなんですよ。

特に、長年かけて形成された思い込みは、本人にとっては当たり前になりすぎていて、それが思い込みであることにすら気づかない。

たとえば、私は人見知りだから初対面の人とは話せないと思っている人。

本人にとっては事実なんですよね。でも、過去に初対面で恥ずかしい思いをした経験があるからそう思い込んでいるだけかもしれない。その経験さえなければ初対面の人ともすぐに打ち解けられるかもしれないんです。

こういうことは、他人に指摘されて初めて気づくものです。

信頼できる友人でもいい。専門家でもいい。

大切なのは、自分の話を否定せずに聴いてくれる人に出会うことなんです。

まとめ|思い込みが強いのは生きてきた証拠

まとめ|思い込みが強いのは生きてきた証拠

思い込みが強いことは、欠点ではありません。

それは、これまでの人生を懸命に生きてきた証拠です。

正解を出し続けて、期待に応え続けて、傷つかないように防御し続けて——そうやって生き延びてきた自分を、まず認めてあげてほしいと思います。

そのうえで、今の自分にはもう必要ないかもしれないと思える思い込みがあれば、少しずつ手放していけばいい。

  • 大切なのは、自分を知ることです。

自分がなぜそうなったのかを知り、自分の強みと弱みを知り、自分が本当に望んでいることを知る。

その先に、思い込みに縛られない自由な生き方が待っていますよ。

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この記事を書いた人

浅野ヨシオ

執筆者:浅野ヨシオ

自分の強みを言語化&仕事化する専門家として15年。2000人超の女性の生き方やキャリア支援をしてきました。自ら見つけた強みを実証した初著書はAmazon総合1位に。続く『私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」』で、その再現性ある手法を公開しました。日経新聞・日経WOMEN・プレジデントなど取材実績も多数あります。

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