生き方

人生の方向性を決める時に重要なこと|10年迷った私の答え

魂の女性成長支援・浅野塾代表の浅野ヨシオです。

先日、久しぶりに熱海へ行ってきました。海を眺めながら入る露天風呂とサウナ。これが本当に最高なんです。

サウナでじっと汗をかいていると、身体の中から余計な毒素が抜けていく感覚になりますよね。

限界まで我慢して、水風呂にザブンと入る。外気浴で風に吹かれた瞬間、頭の中のモヤモヤまでスッと消えて、「あ、これでいいんだ」と妙に納得する瞬間が訪れます。

実は、人生の方向性を決めるのも、この「余計なものを出し切って、感覚を澄ます」作業に似ているのではないか。最近、そんなふうに思います。

今日は、私が10年間も人生の迷子になり、そこからどうやって抜け出したのか。その実体験をお話しします。

損得で選んだ道は、なぜか「茨の道」になる

損得で選んだ道は、なぜか「茨の道」になる

正直に告白しますと、私は10年間、どっちつかずの状態でした。

安定した家業の仕事と、週末だけの講師の仕事。そんな掛け持ち状態で30後半から40代を過ごしてしまいました。

  • もちろん、頭ではわかっているんです。

損得で言えば、間違いなく家業を続けるべきでした。

給料は良い、リストラもない、社長の息子という立場もある。

一方で、講師の仕事は当時、4ヶ月働いても手元に残るのは7万円程度。食べていける保証なんてどこにもありません。

普通に考えれば、講師を選ぶなんて「損」以外の何物でもないですよ。

けれど、不思議なことに身体が動かないんです。

家業
(損得の選択)
講師
(偏愛の選択)
頭の声 続けるべき
(安定・給料)
やめるべき
(不安定・低収入)
体の反応 鉛のように重くなる 寝食を忘れて没頭する
結果 心が警告を出している 本当の才能の種がある

家業のデスクに座ると、鉛のように身体が重くなる。逆に、儲からない講師の仕事をしているときは、寝食を忘れるほど没頭してしまう。

今振り返れば、あの時の身体の重さは、心が発していた警告だったのだと思います。「そっちじゃないよ」という。

頭の良い女性ほど陥る「正解探し」の罠

浅野塾の受講生の中には、優秀なキャリアをお持ちの女性もたくさん来られます。

皆さん、真面目だし、自己投資するし、とても賢い。だからこそ、失敗しないように正解を探してしまわれます。

年収、安定、世間体、将来性⋯。そういった天秤にかけて、少しでも得な方を選ぼうとする。要は頭で考えてしまうのです。

でも、15年間で2000人以上の方を見てきて確信していることがあります。

損得で出した答えは、腹落ちしない。

頭でひねり出した正解は、あくまで理屈です。理屈で選んだ道は、少しでも嫌なことがあると「やっぱりあっちを選べばよかった」と迷いが生じます。

結局、損得勘定でいる限り、いつまでも迷路から抜け出せないのではないでしょうか。

10年の迷走を終わらせたのは「偏り」だった

では、損得という物差しを捨てた時、何を頼りにすればいいのか。

私はこれを「偏執性(へんしつせい)」と呼んでいます。

ちょっと強い言葉ですが、要は偏ったこだわりのことです。

履歴書に書けるような資格や職歴ではありません。もっと個人的で、他人から見たら「なんでそんなことにこだわるの?」と言われるような部分です。

私の場合は、「人の成長に関わりたい」「教えることで人が変わる瞬間を見たい」「喜んでもらう顔が見たい」という欲求が、異常なほど強かった。

お金にならなくても、休みが潰れても、これだけは譲れなかったんです。

これが私の偏執性であり、本当の才能の種でした。

平均的
バランス

没個性な状態

偏り
(才能)

ここが魅力!

替えがきかない価値

💡バランスを崩したところに、あなただけの価値がある

履歴書には書けない「変なこだわり」こそが才能

優秀な人であろうとすればするほど、私たちはこの偏りを隠そうとします。平均的で、バランスの取れた大人になろうとするからです。

でも、AIが発達した今の時代、平均的な優秀さにどれほどの価値があるでしょう。

むしろ、人間味あふれる偏りや変なこだわりこそが、その人をその人たらしめる、替えのきかない魅力になるのだと思います。

私が家業を手放し、講師として生きていくと決めたとき、根拠は何もありませんでした。ただ、「こっちのほうが、呼吸がしやすい」という感覚だけ。

でも結果として、その選択が今の浅野塾につながり、多くの受講生の方との出会いを生んでくれました。

得を捨てたから、必死になれた。必死になれたから、収入も上がっていった。

何より、一番欲しかった「自由」が手に入った。仕事と遊びの境界線がなくなった。毎日が幸せに感じる。家業の仕事をしていた頃は、貯金通帳の残高だけがよりどころだった。今はまったく違います。

自分の「偏執性」に気づく3つの問い

「私にはそんな強いこだわりなんてない」

そう思われるかもしれません。でも、それはご自身で当たり前すぎて気づいていないだけ、というケースがほとんどです。

そこで、ご自分の中にある偏りを見つけるための、3つの問いをご用意しました。

少しだけ考えてみてくださいね。

問い1:お金にならなくてもやってしまうことは?

損得勘定抜きで、つい身体が動いてしまうこと。

例えば、友達の相談に何時間も乗ってしまう。頼まれてもいないのに資料を作り込んでしまう。後輩に仕事のコツを教えてしまう。

お金にならないのにやっている。そこに情熱のヒントがあります。

問い2:効率が悪いとわかっていても譲れないことは?

「もっと適当にやればいいのに」と言われても、どうしてもこだわってしまう細部。

例えば、時間がかかっても丁寧にやりたい。効率が悪くても自分のやり方を通したい。面倒でも細かいところが気になる。

その非効率の中に、美学や才能が隠れています。

問い3:なぜか周りから頼まれてしまうことは?

自分では大したことないと思っているのに、なぜか人から感謝されること。

例えば、なぜか相談される。なぜか意見を聞かれる。なぜか任される。「よく気づくね」「説明がわかりやすいね」と言われる。

私がよく言われたのは「浅野さんと話をしていると元気が出る」というフレーズ。

私としては励ましている気はないのですが、どうやら励まされるらしい。

そんな無意識にできていることこそ、最強の強みです。

損得を手放す怖さの先にあるもの

損得を手放す怖さの先にあるもの

損得を手放すのは、本当に怖いことです。

私自身、その怖さを乗り越えるのに10年もかかってしまいました。だから、今迷っている方の気持ちは痛いほどわかります。

でも、もし今、選ぼうとしている道が損得だけで選んだものだとしたら。一度立ち止まって、胸に手を当ててみてください。

「これを選んで、私の心は喜んでいるだろうか?」

その答えがNoなら、勇気を出して、損得の天秤を降りてみるのも一つの手かもしれません。

正解なんてどこにもないのですから。

あるのは、自分が選んだ道を正解にしていくプロセスだけなのだと思います。

もし、お一人で考えるのが難しければ、私が壁打ち相手になりますよ。

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ここまでお読みになった方は、真剣に人生の方向を考えている方たちだと思います。

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この記事を書いた人

浅野ヨシオ|魂の女性成長支援・浅野塾 塾長

15年間で2000人以上の女性を指導。キャリアの「正解探し」に疲れた女性たちへ、独自の「人生ストーリー解析」で本来の輝きを取り戻す支援を行う。著書『私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法』(大和出版)。

浅野ヨシオ


【追伸】

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そう思われた方へ。

自分の背中は自分では見えないように、自分の強みも一人ではなかなか見えにくいものです。

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