自分の価値観とは何ですか？
わからないとどうなるの？見つけ方も知りたいな。
そんな疑問に答えます。
この記事では、自分の価値観の意味だけではなく、わからないと困る理由や見つけるための質問を紹介します。
価値観は、私たちが何を大切にし、どのように行動するかを決定する大事な要素です。
自分の価値観がわからないと自分を幸せにできません。いつまでも周りに流される人生になる可能性があります。
この記事では、12の質問を通じて、自分が何を本当に大切にしているのかを見つける方法をご紹介します。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
自分の価値観を知りたかった人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!！自分の“強み”を活かして稼ぐ方法（大和出版）」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
「とりあえず本記事はどんな内容か知りたい」人はこちらで聞いてくださいね。
（5分くらいでサクッと語ってます）
自分の価値観とは？
まずは基本から。価値観って一体何でしょう？
自分の価値観とは、自分が何を大切に思い、何に価値を見い出すかということです。
例えば「イケメンの人が好き」「仕事だけの人生はイヤ」などもそのひとつ。“自分らしさの軸”とも言えるものです。
自分の価値観を理解することは、人生目標や仕事の選択において重要なステップであり、人生を意味のあるものにする基盤となります。
私は自分の価値観があいまいです。どうしてかしら？
自分の価値観がわからない理由
さて、価値観とは何かについて解説しましたが、なぜ多くの人が自分の価値観がわからないと感じるのでしょうか。
次にその理由を解説します。
結論から言うと、大人になるにつれて与えられた役割をこなすことに集中するからです。
大人になると、子どものまま感情をむき出しに行動できませんからね。
やがて自分の感情に鈍感になります。わからなくなるのもムリないお話ですよ。
はい。以下の12の質問に答えれば見つかりますよ。
自分の価値観の見つけ方【12の質問】
それでは、自分の価値観を明確にするための12の質問に挑戦してみましょう。
お金は、価値観が最も出やすいものと言っていいでしょう。お金はそもそも「価値と価値の交換に使うアイテム」だからです。
美容にお金を使いまくる人もいれば、本や勉強にお金を使いまくる人もいますよね。自分がお金を投じたものから、何を得られたかを深く考えてみること。
例えば、お金を投じて家を買ったとしましょう。「安心」を得るための人もいれば、「資産作り」のひとつと考える人もいるでしょう。
自分が本当に大切にしているもの(こと)がわかります。
お金は価値観の塊(かたまり)ですよ
次に、「お金を積まれてもやりたくないもの」にも、当人の価値観は出やすい。それは自分にとって絶対にゆずれないものだからです。
例えば、人に使われるのがイヤという理由で経営者になる人もいます。当人にとって人に使われることは、お金をもらってもイヤなわけですよ。
私もお金で割り切って働けないタイプ、苦笑
「お金をもらわなくてもやりたいこと」にも価値観ははっきりでます。それはお金以上の価値を感じているものだからです。
この価値観をもとにキャリアを考えると有利に作用します。いくらやっても飽きないし、楽しめる仕事になるからからです。
「お金」は自分の価値観を知る最高のアイテムです。
「時間の使い方」も自分の価値観を知るバロメーターになる。時間は限られたものですしね。
時間を費やしていることは、人生を楽しむ優先順位の高いものと言えるでしょう。
例えば、時間があれば読書したい人もいれば、おいしいものを食べに行く人もいるでしょう。映画を観たい人もいるかもしれませんよね。
時間はお金と同じくらいご本人の価値観が表に出ます。
自分が尊敬する人はどのような人かを深掘りすると、自分の価値観が見えてきます。
尊敬する人に対しては、理想のなりたい姿がかぶさっているものですからね。自分が在りたい姿のゴールのようなものでしょう。
尊敬する人は、自分の価値観を知るいい目印です。
好きな著者や著名人はどのような人でしょうか？
彼らの考え方・発言・振る舞いが好きなのでしょう。この質問から、自分が大事にしている思い「信念」がわかります。
例えばホリエモンの好きな人は、「ホリエモンの革新的な考えが好き」みたいな感じです。
自分の価値観が好きな著者・著名人に投影されやすいのです
他人からどう思われたいか・評価されたいかで、自分の社会的な価値観がわかります。
なぜなら、この質問に対する答えは、自分が社会の中でどのような位置を占めたいと考えているかを反映しているからです。
例えば、
もし「成功したビジネスパーソンとして評価されたい」と答えた場合、それはおそらく、成功することに重きを置く社会的価値観を持っていることを示しています。
逆に、
「優れた親や友達として評価されたい」と答えた場合は、人間関係や家庭を重視する価値観が強いと言えるでしょうね。
他人にどう思われたいのかの質問により、自分が何を社会的に重要と考えているのかが明らかになります。
親は、理屈抜きに自分自身の価値観に大きな影響を与えます。
先ずは、親の好きな考えと嫌いな考えを分けて書き出してみる。そして、自分の本心と照らし合わせてみるとはっきりします。
親の考えは、自分の価値観を生む源になるケースが多いです。
自分の大切にしていることや思い・喜びに触れるポイントですね。価値観が出やすいです。
例えば、「きれいな人ですね」と容姿を褒められて喜ぶ人もいれば、「真面目で頑張り屋ですね」と自分の内面的なものや行動自体を褒められると喜ぶ人もいるでしょう。
他者に何を言われるとうれしいかを思い出すことでも、自分の価値観が見えてきます。
他者から言われたくない言葉は、自分の価値観の本質的なものである可能性があります。
なぜなら、そのような言葉や評価に対する反応は、自分が無意識に避けたい、または守りたい何かを表している可能性が高いからです。
例えば、
もし「無責任だ」と言われたくないと感じるなら、それは責任感を非常に重視している、または逆に責任感が足りないと自覚しているからかもしれません。
どちらにせよ、その反応は自分が何を価値観として大切にしているのか、または何を恐れているのかを示しています。
自分の“価値観の真相”にたどり着く可能性があります。
このような反応を深堀りすることで、自分が何を本当に大切にしているのか、または何を避けたいのかという価値観が明らかになるでしょう。
二度と経験したくないことを思い出すと、そこに価値観の火種が眠っていることがあります。
子どもの頃に身体が弱くいつも病院に通っていた子が、大人になってから医者になるみたいな話をよく聞きますよね。
つらい経験も、自分の価値観を生み出す要因になるのですよ。
怒りの感情も価値観を生み出すものです。
私の知人のKさんの例では、幼少期にいじめに合い、激しい怒りが伴い身体を鍛え続けた人です。そしてとうとうボディービルダーになってしまいました。
怒りのパワーは価値観を作り上げるものとも言えますね。
12の質問を下記にまとめますね
- 自分の価値観を見つける12の質問
- お金を使ってきたことは？
- お金で割り切れないものは？
- 無給でもやりたいことは？
- 最も時間をかけたいことは？
- 尊敬する人は？
- 好きな著者や著名人は？
- 他人にどう思われたいですか？
- 親の好きな考え、嫌いな考えは？
- 他人に言われるとうれしい言葉は？
- 他人から言われたくない言葉は？
- 二度と経験したくないことは？
- 怒りが湧き上がる思い出は？
はい。かなりリスキーですよ。意外と厄介なことが起こるんです。
価値観がわからないリスク
価値観がわからないのは、人生のリスクといって過言ではないでしょうね。
わかりやすく例えると、「ウサギがいい」と言われればウサギになろうとするし、「トラがいい」と言われたらトラになろうとする。
「流行りもの」が好きな人は要注意です。他人の価値観にのっかっている行為ですので。他人の価値観に左右されている間は、本当の自分がわからなくなる可能性がかなり高いです。
価値観がわからないのは人生のリスクです
価値観を見つけて確信を得るコツ【注目】
12の質問で気づいたことを、さらに深掘りする方法をご紹介します。価値観を確信し、自分の行動の基準(自分軸)が出来上がります。
そのコツは、前に書いた12の質問の答えに対し、以下を棚卸しするとより鮮明になります。
エピソードは現実に起こったことです。書き出すと、自分の価値観のルーツ(起源)がわかり自分軸を確信できるでしょう。
例をあげると下記のような感じですね。
- （質問）
お金で割り切れないものは？ - （答え）
嫌いな人を指導すること - （答えの理由）
心を込めた指導ができない。やる気が下がり仕事全体に支障がでるから。 - （理由を証明するエピソード）
初めて部下を持ったときどうしても好きになれないAがいた。Aの指導をすればするほどモチベーションが下がり、BとCの指導にも支障が出た。その３ヶ月後に私も軽いウツになってしまった。 - (自分軸)自分の好き・やりたいと思う人しか指導しない
自分の価値観を知るって本当に大事ですね！もっと自分を深掘りしてくなりました。
それならば以下の質問集にチャレンジするといいですよ。有料級です。
自分の棚卸に使える70の質問集
「もっと自分の価値観を深く知りしたい」という人のために、自分の棚卸＆分析に使える70の質問集をご用意しました。
この質問集は私が個人セッション(月々3万円)を行うとき、クライアントの価値観を見つける際に投げかける質問から厳選したものです。しばらく無料でお配りします。
但し、いつ配布を終了するかわかりませんので必要な人は今すぐ入手して、保存をおすすめします。下記より入手可能です。
自分の価値観が天職へ導く【重要】
価値観が明確になると、仕事にも大きな影響を与えます。その理由を解説します。
天職に出会えた人たちには共通点がある。それは自分の価値観に従う仕事を選んでいることです。
宝塚歌劇団の女優さんも、自分の店を持てたカフェのママも同じです。自分の価値観を信じて歩みを進めた人たち。
ところが最初から価値観に気づける人はごくわずかです。
Aをしたら「これ違うな」と気づきBをやってみる。Bをやってみて「前よりいいけどこれも違うな」と気づく。次にCを…と探り続けて出会う。
つまり、天職に出会える人の多くは、自分の価値観を徐々にハッキリさせた人です。
決して「転職をくりかえしましょう」と言っているわけではありません。その前に自分を深堀りする時間はあるはずです。
とりあえず仕事でなくてもいい。自分のアンテナが動いたら、とりあえずやってみることです。その先に天職は待ってますから。
自分の価値観に沿った仕事やキャリアを歩みたいのであれば、こちらの講座をおすすめします。
ゆるいつながりが価値観に気づかせる
補足となります。
人との繋がりが、自分の価値観にどのように影響するのか、驚くかもしれません。
結論を先にいいますと、ゆるくつながっている人たちは、自分の価値観に気づかせてくれます。
とりあえずやってみる機会を増やすと、今まで身近にいないタイプの人に出会います。すると、友人とは少し違う「ゆるい知人」が増えます。
ゆるいつながりの知人は、何のシガラミもありません。そのため、私たちの考えや行動に対して素直な反応を示してくれます。
すると、自分が自然にやっている行動に驚かれる場面に出会います。
セミナーで出会ったゆるいつながりの知人から「浅野さんは講師の仕事に向いてる」という反応を得たのです。
そんな仕事ができるならやってみたいと思いました。ゆるいつながりの知人が私の価値観に気づかせてくれた。
自分の価値観については下記の記事も合わせて読むと理解が深まります。参考にどうぞ。
「自分に質問をして価値観を深掘りしようとしたけれど、どうしてもわからない」もしもそんなときには、以下の記事をお読みくださいね。
日常生活を送るなかでリアルに感じ取る手法を紹介しています。
▶価値観の見つけ方新ガイド｜『自分に質問する以外』の方法5選
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後に、自分を見つめ直すための完全マニュアルをプレゼントします。自分にはどのような価値観及び特性があるか体系的に深掘りすることができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート：自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート：自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う？合わないチェックリスト：現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート：モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート：自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
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私との直接のやりとりもできますよ
「自分の価値観がどうしてもわからない。専門家のサポートを受けながら深堀りしたい」と感じている人は、以下の受講からスタートしてみるのも一つの方法です。入門コースには価格以上の特典付きなのでリスクもありません。
ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了していたらごめんないさいね。
それでは、価値観を見つけて人生をお楽しみくださいね。
以上となります。
ではまた。
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