会社を辞めるのは不安です。
フリーで働きたいのですけど怖い・・・。
会社を辞める不安に向き合うコツあるかな?
そんな疑問に答えます。
会社を辞めるときは、よほど度胸のある人かノー天気な人でない限り不安はついてまわりますよね。
安心してください。フリーになると不安に慣れます。
不安は自分を変えるために大切なものです。
特別な才能のない人にとって、不可欠なものといっても過言じゃないんですよね。
本記事をお読みになると、会社を辞める不安とうまく付き合うコツがわかります。
この記事を書いている私も、転職&起業を経験しています。
会社を辞める不安を抱える人のお気持ちよくわかりますよ。
現在の私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
会社を辞める不安に向き合うコツ【辞めたあとに慣れます】
会社を辞める不安にうまく向き合うためには、「不安と期待はセットもの」であることを知っておくことが大切です。
落ち着かない状態は、ものごとに期待しているときも同じ現象が起こります。
つまり不安と期待はどちらもセットであるということです。
期待あることには、不安もつきまとうということを覚えておきましょう。
辞めたあとに慣れます
不安は、会社を辞める前はもちろんのこと辞めると決めた「後」も続くものです。
「この先うまくやっていけるかな」とかアレコレ考えてしまうわけです。
この共存はいつまでも続くため、やがて不安も常態化(平常の状態になること)します。
不安との付き合い方を、体もこころも覚えてしまう感じですね。
不安があるから走れる話
会社を辞めるときは最初はこわくて尻ごみしそうになるものです。
でも実際にフリーになると、不安がっていても1円にもならないことにあらためて気づけます。
そこで動き出すことになりますよね。
なんだかネガティブな発想に聞こえるかもですけど、そんなことないです。
というのも、
不安を上まわる期待と「自由」というオプションがつくからです。
昼まで寝ていようが、1ヶ月仕事しないで旅していても誰にも怒られませんからね。
自由の魅力は絶大です。
落ち着かない理由:認知不協和
不安と期待について、もうちょっと専門的にいうと認知不協和というやつが起こります。
認知不協和の意味がわからない人はこちらの例がわかりやすい。
↓
よく挙げられる例として、「喫煙者」の不協和がある
喫煙者が喫煙の肺ガンの危険性(認知2)を知る 認知1 私、喫煙者Aは煙草を吸う 認知2 煙草を吸うと肺ガンになりやすい このとき、認知1と認知2は矛盾する。
「肺ガンになりやすい」(認知2)ことを知りながら、「煙草を吸う」(認知1)という行為のため、喫煙者Aは自分自身に矛盾を感じる。
そのため喫煙者Aは、認知1と認知2の矛盾を解消しようとする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上記は喫煙者の例ですね。
会社を辞めて不安なときの心理状態は・・・
↓
- 認知1:私は会社を辞めてフリーランスで活躍する(^o^)
- 認知2:会社を辞めると収入が途絶える可能性高まる^^;
という認知不協和が起こるため、なんとも落ち着かない状況が続きます。
不安なのは臆病だからとか、心配症だからじゃないですからね。
不安がないと凡人は動けない話
ありあまる巨万の富でもない限り、わたしたちに不安はついてまわることになるでしょう。
でも、
仕事をするモチベーションのひとつとして考えれば、不安もあながち悪いものじゃないなと気づけますよ。
不安があるからダルいなぁってときも動くし、不安があるから「このままじゃいけない」とか考えて勉強をするなんてこともするでしょう。
特別な才能のない人でもがんばれる、神さまからのギフトですよ。
不安は限界枠を超えるエキス
もうひとつ付け加えておくと、不安は自分の限界枠を超えるエキス(成分)になり得るものです。
自分の未来を自分で描くことができる期待です。
これは会社に勤務していたころまったくない感覚でした。
不安は自分の限界を超えるエキスですよ。
フリーになった人がよくいうセリフ
わたしの塾の卒業生には、卒業してからフリーに転身した人もいます。
フリーになったばかりの人はまだ稼いでいません。
でも決まって口に出すセリフがあります。それは、
というセリフです。
不安を超える期待や自由を手にしているので、この媚薬(?)を味わってしまうともう戻れないということなのでしょうね。
転職する人の不安への向き合い方
転職するときも不安はつきものですよね。
現在勤務している会社にいてもそこそこお金はもらえるし、どうしようか迷うというもの自然な感情だと思います。
それでも動き出したいと思うのであれば、「次が最後の転職だ」とか考えないことです。
そう言われると「え!転職を繰り返したくありません!」と頭に浮かぶかもしれませんよね。
もちろん転職を繰り返したい人なんてこの世にいませんよ(たぶん)。
あくまで心もちのお話です。
強い緊張があると、うまくいくものもうまくいかなくなります。
適度な緊張におさえるための心もちと解釈してくださいね。
不安を消し去る方法
不安は頭にスキマがあるときに浮かぶものです。
不安を消すにはスキマをつくらないこと。
行動!行動!行動!です。
動いているときだけは不安なことも忘れられますよ。
でも、ここで「なにをしていいかわからない」と思う人もいるかもですね。
勉強するでもいいですし、自分のなりたい姿を実現している人の話を聞きにいくでもいい。
要はボウっとする時間を作らないことですよ。
安直に行動したらムダになっちゃうかもと思うかもですけど、ムダになんてなりません。
少なくとも不安モヤモヤの原因となるスキマは埋まっているので、もとは取れてるじゃないですかね。
30代の将来不安を解消する7つの習慣【不安の放置は危険です】も参考にお読みくださいね。
お金というこころの安定剤
会社を辞める不安というテーマでここまで書いてきましたけれど、もともとの不安をたどると「お金」のことが根本にありますよね。
お金があればこころの安定感はんぱないです。
そこで大切なことは、
お金を稼ぐことや使うことについて見て見ぬふりをしないことです。
目の前のやりたいことをガマンしたくないのは誰でも同じ。
でもそれを乗り越えていくことで、少しでも安心できるのであればがんばる価値あるのではないでしょうか。
自分の収入に目を向けて、自分のしたい生活をするにはどのくらいお金が必要なのかじっくり考えて、行動しないとですよね。
ひとり暮らし月15万円以下で毎日楽しく暮らすという本があります。
こちらの本を読むと、自分の生き方に合わせたお金との向き合い方を学べます。
「節約生活しろ」という本ではなく、お金ときちんと向き合い、自分は何を優先すべきかを考えるときに参考になる本ですね。
起業スクールに踏み込まない深いワケ
「なぜ起業スクールに行かなかったの?」と、私の塾にいらした受講生に質問することがあります。
将来フリーになりたい気持ちはあるのに、なぜ専門ノウハウを教える起業塾ではなく私のところに来たのか知りたくて。
すると、
自分になにもないので、どうしたらいいかわからないから・・・
という回答でした。
なるほどなぁと思いましたけれど、会社員をやめたいと思っていても動けなくなる行き止まり感の要因はここにもあるなと。
「自分にはなにもない」ともし考えてしまうなら、その思いは幻想です。
なにもない人なんていませんよ。あるのは程度の差だけですよ。
自分にできることを見つけるためには、誤解から生まれる心理的なブロックを取り払うことが大切です。
自分にできることは自分ではわからない理由と見つけ方【事例あり】 の記事に詳しい解説あります。
後悔しない「航海」に出よう
たった1回の人生です。
後悔のない人生を送りたいところですよね。
私も会社生活26年を経て独立したのですけど、最後に背中を押してくれたのは「後悔のない人生を送りたい」という思いでした。
今の仕事を5年、10年と続けている自分を思い浮かべてみてください。
それはありえないと思う人なら一刻も早く準備をはじめるときではないでしょうか。
後悔しない「航海」に出る準備をするときですよ。
いっしょにがんばりましょうね。
以上となります。
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