仕事を変えるべきか、それとも続けるべきかモヤモヤしています。
判断基準ってありますか?
決め手のようなものもあったら知りたい。
そんな疑問に答えます。
「仕事を変えるべきか?」と、もしも3回以上頭に浮かんだことがあったなら、考えるときかもしれません。
しかし「これ!」という決め手がないとなかなか動きづらいものですよね。
そこで本記事では、「仕事を変えるべきか?」と頭に浮かんだときに、「ここだけ確認して決断しよう」という判断基準について解説しています。
この記事を読むと決断できるようになりますよ。5分で読めます。
この記事の内容
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現在の私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
仕事を変えるべきか?と頭に浮かんだときの判断基準10選
「仕事を変えるべきか?」と頭に浮かび始めたときは、今の自分に何かしら負担がかかっているときですよ。
「それは甘えだわ!」と飲み込んでしまい、体調を崩すまでがんばってしまう真面目な人も増えていますね。
今の自分の仕事を変えなければならない心のシグナル(信号)かもしれませんよ。
次の判断基準を参考にして、ご自身の仕事を見つめ直してみましょう。
3つ以上該当したら、次のステップに進むタイミングだなと判断しています。
1,仕事に見合う給料がもらえない
2,業界や業種が衰退している
3,3年以上やっているのに伸び悩む
4,飽きている
5,自分の成長を感じない
6,やりたい仕事が浮かんでいる
7,とにかくつまらない
8,自分を押し殺している感がある
9,苦手なことをしている
10,働く環境が合わない
順に解説しますね。
1,仕事に見合う給料がもらえない
給料は、個人の実力だけではままならないところがあります。
業界や業種、そして会社が支払える相対的な人件費によってある程度決められてしまうものなんです。
下記の表を見てくださいね。令和元年に行った国税庁長官官房企画課による民間給与実態統計調査の結果です。
最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の 824 万円、次いで「金融業,保険業」の 627万円です。
一方、最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」の 260 万円。
選んだ業種によってこんなにも開きあるんですよ。
出典:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/000.pdf
更に、会社の業績や規模によって給料格差も当然のことながらあります。
仕事を変える大きな判断基準ですよ。
2,業界や業種が衰退している
業界や業種が衰退している産業のときは早めに動くことをおすすめします。
気になるようであれば「斜陽産業」でググってみてください。ズラッとでてきます。
ちょっとタチが悪いのは、すぐに動こうという気持ちになりづらいところです。
「ウチはだいじょうぶ」と思ってしまう”正常性バイアス”によるものなのに・・・
↓
正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3, 3年以上やっているのに伸び悩む
ずっとがんばっているにも関わらず、伸び悩んでしまうときも変えどきです。
手を尽くしても、伸び悩んだときは「環境がえ」が有効手段だったります。
真面目な人は逃げと思い違いしてしまうことも多いので注意ですよ。
仕事というものには相性がありますから。
リセットボタンを押して再スタートするのも勇気ある前進です。
4,飽きている
仕事に飽きてしまうことも仕方のないことです。
性格的なものにも左右されるものだったりしますね。
仕事の変えどきかもしれませんよ。
飽きっぽい性格の人に向いている仕事20選【その性格は強みです】も一読しておくことをおすすめします。
5,自分の成長を感じない
仕事をしていても自分が成長している気がしないときも変えどき。
私の塾にいらしていたフリーランス女性の例ですが、アシスタントの仕事ばかり2年やらされていた経験のある人がいました。
スキルを身につけることができないので辞めると会社に伝えたとき、謝られたと言ってました。
この例の意味するものは、会社都合でやらされていたということです。
「自分が半人前だからアシスタントなんだ」と考え居座っていたとしたら、彼女は独立できなかったと思います。
また、ある程度仕事ができるようになったとき、自分の成長を感じなくなる場合もあります。
同じことの繰り返しをしている感覚になってしまうのです。
当人しか理解できないレベルだったり、高給をもらっていたりすると動きづらいところが悩ましいところ。
思いきった決断は必要になりますね。
6,やりたい仕事が浮かんでいる
やりたい仕事が頭に浮かんだときも仕事の変えどき。
やりたくない仕事や、合わない仕事を経験したりするとやりたいことが見えてくる場合もあります。
やりたい仕事があるというのは幸せな感覚なんですよ。
一度しかない人生なので、考えるときですね。
7,とにかくつまらない
仕事がとにかくつまらないという状態ですね。
日本の会社の多くは、入社してから仕事を振り分けられたりすることが多いためミスマッチも多分に生じます。
仕事がつまらない状態を続けることは、人生の消耗につながりやすいので変えどきですね。
8,自分を押し殺している感がある
仕事をしているときを思い浮かべてください。
もしも自分を押し殺している感があるならば次を考えたほうがいいです。
ガマン強い人はけっこう耐えちゃうんですよね。
次第に自分がわからなくなるというのがお決まりのパターン。
40代くらいになってから、私のところに相談にいらっしゃる人も多いのでご注意くださいませ。
9,苦手なことをしている
苦手な仕事を与えられ続けているときも変えどきです。
苦手なことを任され、どうしても苦痛なときは仕事を変えるときですね。
10,働く環境が合わない
働く環境がどうしても合わないときは、仕事の変えどきですね。
私の塾の方の例ですが、自分のデスクがなく大テーブルで毎日社員が違った席について働く環境が苦痛でお辞めになった人もいます。
またパーテーションもなく目の前に誰かが座る環境に馴染めず身体を崩してしまった方もいます。
働く環境も毎日のことですのでけっこう重要なところですね。
以上の10項目が「仕事を変えるべきか?」と頭に浮かんだときの判断基準です。自分に該当するものがないかチェックしてみるといいですよ。
仕事を変える決め手となる質問
仕事を変えるか?続けるか?を迷ったとき、ひとつの質問があります。
「毎年1千万円差し上げます。それなら今の仕事を今まで通り続けられますか?」
と自分に問いかけてみてください。
もしも「YES」であるならば続けてみるのもひとつの選択肢としてアリです。
しかし「NO」であるならば、仕事を変えるときですよ。
お金では買えないものを求めている証拠ですからね。
思い切って動くときではないかと。
人によって違う「仕事選びの基準」
ざっくばらんなお話、仕事選びの基準も100人いれば100通りあります。
仕事はそこそこにしたい人と、バリバリやりたい人とは仕事の選び方も働き方も違うのは想像できますでしょうしね。
ちょっと次の仕事は何をするか決めあぐねてしまう人は、何がしたいかわからない人のための天職と思う仕事の見つけ方 も読むといいですよ。
まとめ
仕事をしている時間は長いですよね。
それだけに人生を楽しめるか左右してしまうところがあります。
つまり仕事自体にいいも悪いもないということです。
世の中の何かに役立つことであるから「仕事」として存在している。
ですので、究極的な話になりますけど何の仕事を選んでもいいのですよ。
「仕事を変えるべきか?」という言葉が頭に浮かぶということは「変えたい」という気持ちがあるからですよね。
そのとき動けるか動けないのかで運命は大きく変わります。
大切なことですけど焦らないで大丈夫です。
じっくり考えていきましょう!
以上となります。
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