せっかく相手が褒めてくれたのに、「まだまだ全然ダメです」「たまたまです」と褒め言葉を素直に受け取れない人いますよね。
- お気をつけください。
そのような人は、自己肯定感が低くなり、どのような成果を出しても自信につながらない恐れがありますよ。
驚かれるかもしれませんが、褒め言葉は「お金のなる木」でもあります。
褒め言葉を素直に受け入れ、自分の成長の糧(かて)とすることにより、経済的な利益をもたらす可能性があるのです。
この記事では、褒め言葉を素直に受け取れない原因や、うまく受け取る5つの方法を解説します。
相手の言葉を素直に受け取れない人にこそ読んでいただきたい記事です。
自己肯定感を高めるための実践的なツールも紹介していますので、お見逃しのないように最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
褒められても素直に受け取れない人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
褒め言葉を素直に受け取れない原因
褒め言葉を素直に受け取れない原因は、自分に自信がないことや、親からできない点ばかり指摘された経験によるものが多いです。
このような背景は、自己評価や自己肯定感を低下させる原因になります。相手の褒め言葉の内容が理解できず、受け入れられなくなります。
「自分はそれほどのことをしていない」「これくらいみんなやっている」という考えがもとになり、褒め言葉を否定してしまうのです。
この状態は、ありのままの自分を受け入れていない状態の表れです。
たとえるなら、自分はネコなのにライオンだと思っている。もしくは、ライオンなのにネコと思っているのと同じ。
自分をライオンと思い込んでいるネコは、「かわいいね」は褒め言葉として感じられない。逆に、自分をネコと思い込んでいるライオンは、「強いですね」は褒め言葉として受け取れないのです。
笑えるような例ですが、自分自身を正しく認識し、ありのままの自分を受け入れる重要性を示しています。
ご注意くださいね。
褒め言葉を受け取れない2つのパターン
褒め言葉を素直に受け取れない人は、主に2つのパターンがあります。
- 褒め言葉がウソやお世辞に聞こえる
- 褒め言葉が気持ち悪く違和感がある
褒め言葉がウソやお世辞に聞こえる人は、自分の価値を低く見積り過ぎている人です。一般的に、自己肯定感の低い人が多いですね。
- 新しいことに挑戦できない
- 優柔不断になる
- 失敗を極度に恐れる
- 失敗の後にひどく落ち込む
以上のようになりやすいです。
一方、
褒め言葉が気持ち悪く違和感もある人は、自分の価値を高く見積もり過ぎている人です。
自分は、もっとすごい能力があると思い込んでいる感じです。自分にないもの・できないことに目が向きがち。
そして、苦手なことばかり克服しようとする傾向もありますね。
褒め言葉を正しく受け取る7つの方法
褒め言葉を正しく受け取るためには、どうしたらいいのか解説します。
「ありがとう」とだけ伝える
褒め言葉を素直に受け取る方法の1つ目は、「ありがとう」とだけ伝えることです。素直に感謝の言葉を口にすることが大事です。ポジティブに受け取る基本姿勢だと思ってください。
- ここで謙遜は不要です。
謙遜の言葉を口にすると、自分にネガティブな暗示をかけてしまうからです。ご注意くださいね。
相手の評価と受け止める
褒め言葉を素直に受け取る方法の2つ目は、その言葉を相手からの評価のひとつと受け止めるようにすることです。
つまり、「相手から自分はどう見えたのか」という他者評価の情報として捉えるのです。
自分を正しく評価するためにも大切な情報になります。
自分に対する高い評価と受け入れる
褒め言葉を素直に受け取る方法の3つ目は、自分に対する高い評価と受け入れることです。ここで、褒め言葉を無理に受け取ろうなんて思わなくてOKです。
「相手が高い評価をくだした事実」として受け止めることが大事。
ここでいう”高い評価”とは、言い換えると「あなたの価値」です。
価値は受け手が決めるものであり、相手の下した判断と認識することで、次第にポジティブに受け入れることができるでしょう。
褒め言葉の背景にある意図を考える
褒め言葉を素直に受け取る方法の4つ目は、褒め言葉の背景にある意図を考えることです。
たとえば、相手が褒めているポイントは、自分にとってはいつも通りの行動なのですが、相手にとっては印象的なことなのかもしれません。
あるいは、その相手自身はできないことを褒めているのかもしれませんね。
このように褒め言葉の背景にある意図を考えることで、他人が「価値がある」と感じる自分の特性を発見できます。
そのような理解は、自己肯定感を高めるきっかけになるでしょう。
自分の強みのヒントと捉える
褒め言葉を素直に受け取る方法の5つ目は、自分の強みのヒントと捉えること。
そんなときこそ自己分析をすすめて、強みを確信するチャンスです。
強みについての詳しい解説は、下記をご覧くださいね。
記録して読み返す
褒め言葉を素直に受け取る方法の6つ目は、褒め言葉を日記やメモに記録し、後で読み返すこと。
これにより、前に述べた1〜5の方法にじっくり取り組むことができて、他人からの褒め言葉を受け入れる力をより強化します。
次第に、自分の良いところを認める習慣になります。けっこう大事なポイントですよ。
自己肯定感を高める
褒め言葉を素直に受け取る方法の最後は、自己肯定感を高めることです。
そこで過去の成功体験を思い出し、ある程度に自己肯定感を高めておくことが褒め言葉を素直に受け取る成功の秘訣になります。
しかし、ネガティブ・バイアス(辛い経験や失敗の記憶が残りやすい心理作用)が働き、うまくできない人が多いです。
うまく行うためには、ポジティブな視点のさまざまな質問を自分に問いかける必要があります。
そこで、自己肯定感を高める100の質問集を用意しました。この質問集は、人生の棚卸しのプロである私が厳選した質問集です。
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褒め言葉はお金のなる木
本記事の冒頭でお伝えしたように、人からの褒め言葉はお金のなる木のようなものです。
「他人より優れている」というシグナルですからね。私がお伝えしていることが、はじめは半信半疑でかまいません。
褒め言葉こそ他人からの正しい評価として受け入れて、そのまま活かせる仕事はないか考えるといいですよ。
- 強みを活かせる仕事につながる。
私自身もやり抜いたことです。
話をした相手から「元気が出る」「熱い」「やる気になる」という褒め言葉を拾い集めて、講師として働く道を切り開きました。
もしも、褒め言葉を素直に受け入れていなければ、以前の好きではない仕事を現在も続けていたと思います。
ひとりでは仕事に繋げられないということであれば、こちらの門を叩いてみてはいかがでしょうか。相談になります。
褒め言葉を受け入れないのは、もったいないです。
褒め言葉が教えてくれるもの【体験談】
補足になりますが、褒め言葉が教えてくれるものがあります。
褒め言葉は、自分がどのような人から必要とされるか教えてくれる。
ちなみに私は、ちょっとくせ者。子どもがそのまま大人になった感じですね。そんな私が話をするとへんな目で見られることもありました。
ビジネスこてこての男性には特にね。
しかし生真面目な性格の女性からは、まったく違う反応がありました。「なんでも話せる」と褒められることが多かったのですよ。その言葉こそ、私が誰の役に立てるか気づいたときです。
この記事でお伝えしたかったことは、相手からの評価を真摯に受け止めることが大大事なことであるということです。
どのようなタイプの人に褒められるかわかると、誰の役に立てるかわかりようになりますよ。
【重要】小さな褒め言葉を集めよう
ここまでの解説で、褒め言葉に価値あることを理解できたのではないでしょうか。
どのような小さな褒め言葉であってもスルーせず、他人からどのような評価を受けるか観察すると、自分の価値を推し量れます。
具体的には、人から感心されたり「すごい」とつぶやかれたときの反応を追求することが大事。
重要なことなので繰り返し言いますけれど、自分の強みを活かせる仕事や稼ぐ力に直結しますから。自分が幸せになるヒントを教えてくれるようなものです。
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- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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ではまた。
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