起業したい人はどのような悩みを持っていますか?
一歩踏み出せずにいます。
なんとかしたいです。
そんな疑問に答えます。
「起業したいと思うけれどちゃんと稼げるかなぁ」などモヤモヤと考えて時間ばかり過ぎる。そんな経験はありませんか?
過去に起業したいと思う人たちがどのようなことに悩み、解決してきたのか。知ることができれば一歩踏み出すきっかけになります。
そこで本記事では「起業したい人が悩むことトップ10」を書きました。
それぞれの解決策や、一歩踏み出す勇気の出し方についても最後にふれてます。3分で読めますので何度も読み返すとよいですよ。
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。自分の強みを活かした起業や転職の実現や、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
起業したい人が悩むことトップ10
起業したいと思う人はほぼ全員と言っていいくらい下記のことで悩みます。
1位:起業アイデアがない
2位:何からはじめたらいいかわからない
3位:知識がない。何を勉強したらいいかわからない
4位:相談相手がいない。誰に相談していいかわからない。
5位:育児や家事との両立
6位:お金がない
7位:口だけで動けない。踏み出せない
8位:リスクを考えてしまう
9位:「起業なんて甘い」と言われる
10位:退職理由をどうしたらいいか
それぞれの詳しい解説と解決案を下記に書きますね。
1位:起業アイデアがない
「アイデアがないんです」「思いつかないなぁ」「何するのが自分に合うのかしら」「ネタがなくて動けないんです」と、表現はさまざまですが起業したい人がよくつぶやくセリフです。
起業アイデアが思い浮かばないってぜんぜん恥ずかしいことでもなんでもないです。今まで考えたこともなかったでしょうから。
起業アイデアを見つけるにはトレンド(これから流行るもの)を読む力や、情報整理する力が必要になります。この力は楽しく生きていくための必須スキルでもあります。
起業はそんな力を身につけるチャンスなので悩むのもぜんぜんあり。起業したいけどアイデアがない女性のための起業ネタ探し方入門 を読んでくださいね。
2位:何からはじめたらいいかわからない
「起業したいけど何から、どうすればいいかわからないです。やるべきことって何ですか?」と、よく相談を受けます。何からはじめるべきかですが「自分の見つめ直し」からスタートです。
知識を学ぶとかって、あとからですよ。
起業したい人が最初にすべき自分の見つめ直しとは?
・自分のありたい姿をハッキリ描く。
・自分の強みを見つける
・今の自分にできることの棚卸しをする。
・やらないことを決める。(やりたくない働き方をイメージする)
というようなことを考えて答えを出しておくことです。こんなことをする必要性ってあるのって思うかもですね。
自分の見つめ直しで得られた答えにより、あなた自身の起業の目的(ゴール)が定まります。定めないと確実にブレます。
他人の意見や星の数ほどある情報に惑わされないために、モノサシ(自分軸)づくりが必要なのです。自分にしかない価値観や強みは、自分の判断軸、モノサシ(自分軸)となります。自分の中にある稼ぎにつながる強みを見つける方法【女性のための強みビジネス学】も読んでおきましょう。
いえ。間違いないです。
少なくともやりたくないことトップ3は、お金を稼げたとしても幸せになれないからです。
私の場合のやらないこととやりたくない働い方は、
・スケジュールに追われるような働き方はしない。
・いつも同じ場所、時間に縛られる働き方はしない。
・社員の雇用はしない。
以上の3つですね。
3位:知識がない。何を勉強したらいいかわからない
個人で稼ぐ道を選ぶなら、
・営業に関すること。(※サービスを売るための技術。セールスライティングなど。)
・マーケティング(※サービスの価値をお客さまに伝えること)に関すること。
の2つは最低限の知識はおさえておきたいところです。
ブログやYou Tubeなどソーシャルメディアを活用する場合はなおさらですが、
・人を動かす書き方
・人を動かす話し方
は重要なスキルとして学ぶポイントです。
ただぶっちゃけ、「勉強してから動く」という思考よりも「動きながら勉強する」という思考の方が早道です。「起業したい 知識」「起業したい 勉強」でググるといろいろ出てきます。
それらを読むと「こんなにたくさん勉強しなきゃいけないの?」と焦り、やる気喪失まっしぐらとなります。動き出してからその都度、必要なことを学ぶほうがベターですよ。
4位:相談相手がいない。誰に相談していいかわからない。
起業仲間や起業した先輩たちが集まるところに出向き、相談する相手を探すことをおすすめします。セミナー、スクール、勉強会などに参加すると出会いの機会は多くあります。
「どのように勉強しましたか?」「何からはじめましたか?」と聞いてナマの情報を集めてしまいましょう。今はオンラインサロンもたくさんあります。とりあえず首を突っ込んでみること。
その中に一人でも二人でも相談できそうな人がいたらすぐに元がとれます。
5位:育児や家事との両立
女性が起業するときに悩みますよね。絶対に無茶しないようにしましょう。起業に成功しても家庭崩壊ではしゃれになりません。
ダンナさんの協力をはじめ育児や家事は徹底的に外に頼ることがコツです。人に頼るのが苦手という人もいると思いますが、物理的にむずかしいです。ワンオペ育児ママが自信を持って働く思考法【つらい&疲れ解消】を読んでくださいね。
「抱えているものがあるからこそ力が出る」というところもあるのが女性です。5人育児ママの夢実現への奮闘記も読むとやる気MAXになりますよ。
6位:お金がない
「起業したくても先立つお金がない・・。自己資金どうしよう」と資金がないことに悩む人も多いです。最低限の生活費としばらくの運転資金は必要かと。これは必死に貯めないとですよ。
意外とみながおろそかにしているのが生活費や固定費です。携帯電話やWi-Fi、電気代、ガス代、家賃(住む所)などを見直すことで生活コストって下げられます。
私のカミさんは私がいくら稼ごうとも、未だに安価な店を狙って生活品を買いに行ってます(笑)
補助金や助成金を使う手もあり
政府も起業したい人を後押ししています。補助金や助成金をうまく利用するのも手です。こちらにまとめ記事がありましたので参考まで。
「起業したいがお金がない」という方が使える補助金・助成金のまとめ
7位:口だけで動けない。踏み出せない
起業したいという気持ちがあるけれど、口だけで動けないという人もいますよね。でもウソつくつもりではないということはよくわかりますよ。
家族や今の仕事とのしがらみ、知識や情報不足ということが原因で口だけになってしまう人が多く見受けられます。稼ぐ女性と稼げない女性はここだけ違う【稼ぐ女性たちの不思議発見】 を読むと「口だけじゃなく動くわ!」と思えるでしょう。
8位リスクを考えてしまう
起業したい気持ちがあってもリスクを考えると動けないということありますよね。「ちゃんと稼げるか?稼ぎ続けられるかしら?」と不安になるのは普通に起こる感情だと思いますよ。
・週末起業・・・本業がお休みの日に行う起業
・副業・・・本業とは別の仕事をすること
・スキルアップ狙いの転職・・・「スキルアップだけ」を前提にした転職。
から始めることをおすすめします。下記の記事を参考に。
9位「起業なんて甘い」と言われる
総務省の調査では、起業している女性の割合は働いている女性の中でわずか12%です。10人に2人しか起業していないということですよね。起業していない人に「甘い」と言われるのってあたりまえです。
起業している人に友達がいない理由【起業仲間は増えます】の記事や、起業を決心する&あきらめる女性の違い【する・しない基準も公開】 に記載のある「自分が起業を決心するかやめるかの判断基準は?【割とシンプル】」を参考にしてがんばりましょうね。
10位:退職理由をどうしたらいいか
さすがに起業しますって言いにくいときありますよね。退職理由は今の会社そのものや条件への不満じゃないと意思表示するのが良いです。
・キャリアアップを考えたいんです。
・自分のやりたいことに挑戦してみたいんです。
・家庭の事情がありまして・・・
・ちょっと健康面に問題が・・・
など自己都合でプッシュです。退職理由のひな型(?)は下記を参考に。
昔から○○の仕事をしてみたいなという夢がありました。今の仕事も会社もすばらしいと思います。
でも年齢を重ねていくうちに○○をやってみたいという気持ちが高まっているのです。年齢を考えると・・・もう許される時間が少ないと思うのです。
起業したい人が一歩踏み出す勇気の出し方【起業したい人はトコトン悩むべき】
起業したいという気持ちが揺れてしまい踏み出せないときは「死を意識」して考えてみましょう。今もしも自分が死んでしまうとしたら、後悔しない人生だったと言えるかどうかです。起業するかしないかというのは人生の大きなターニングポイントだと思います。
私が出会ってきた起業に成功した人の多くは、一度自分に無力感を感じたことがあるような人たちでした。大きな挫折があったり、キャリアリセットを余儀なくされたりなど輝かしい人生史ばかりではありませんでしたよ。
2~3年悩むのもありですし、一度ゆっくり一人旅に出て自分を見つめる時間を作ってしまうのでもいい。時間をかけてじっくり考えていく中で、覚悟は決まるのではないでしょうか。
宣伝とか思われちゃうかもですが、いろいろ自分の心を見つめ直してみて、どうしても自力では無理だなと思いましたら、私の講座や毎月、マン・ツー・マンでお話できる顧問セッションを利用してみるのもありです。
どちらかと言えば「今すぐにではない」「ゆっくりマイペースで向き合いたい」という人におすすめしているものです。もちろん他のところにもすばらしいサービスはたくさんあると思いますよ。
起業するって自分の未知の可能性が広がる世界です。ワクワクとドキドキが交錯する毎日が待っています。どのような方法でもいいです。
幸せな未来を作っていただくことを心から祈っております。
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