やりたいこともやりたい仕事もはっきりわかりません。
何かおすすめの方法ありますか?
そんな疑問に答えます。
本記事ではやりたいことややりたい仕事を見つける方法につながる「ダブルワーク」についてお話します。
私自身がダブルワーク歴10年あり。
やりたいことがはっきりとして、将来自分がどうしたいか見えるようになります。
またダブルワークをするときに注意すべき6つのことについても書いてます。
3分で読めます。
※私の信頼性において不安な方は自己紹介ページをご覧ください。
やりたいこと探しにダブルワークが合う理由【経験者です】
私自身も家族経営の小さな会社でずっと勤務していたころ、自分が本当にやりたいこともやりたい仕事もわかりませんでした。
その状況を打破したのが「ダブルワーク」です。
やりたいことや、やりたい仕事がわからない人は「経験がない」「おもしろさを知らない」ことが原因の1つなんですよね。
ダブルワークをすることで、経験値、知識、情報も増やし、やりたいことを探していくと良いです。
ダブルワークとは?
「ダブルワーク」とは、定職をもちつつ、夜や週末にほかの仕事をすること「週末起業」「副業」などもダブルワークですね。
ダブルワークは体験型の社会科見学というとらえ方でやってみると、自分のやりたいことややりたい仕事が見えてきます。
10人中6人はダブルワーク経験者
エン・ジャパンの統計調査(2017年)では、サイトの利用者をもとにアンケート調査を行ったところ、ダブルワーク経験者は59%という調査結果が出ています。
新型コロナの影響で、これまでの仕事だけでは収入を絶たれる危険性もあるため、ダブルワークをする人は増え続けるでしょうね。
ダブルワークをおすすめする10の理由【10年経験アリ】
女性はマルチタスク(同時にいろいろな仕事をすすめること)を上手にこなす人も多いですよね。
ご自身ではそうは思えないかもしれませんが、男性の私から見ると神レベルです。
そんな私でもできたので女性におすすめする働き方のひとつです。
私がダブルワークをおすすめする10の理由についてお話します。
(1)やりたいことが明確になる
ダブルワークを実際にやってみると、やりたいことのヒントとして得られる情報量が多くなります。
私の場合は通っていた出版講座を主催する会社が、講師の募集を始めたところがきっかけでした。
講師の仕事なんて、それまで頭の片すみにも無かったのですが、当時の師匠の言葉を信じてやってみたのが最初です。
業務委託というカタチの講師です。
そこでどっぷりハマりました。
私自身の10年間のダブルワーク時代の詳しい経験談は 週末起業で会社を辞めずに副業を10年続けて知ったこと【初告白】を読んでくださいね。
今思い返してみるとよくわかるのですが、やりたいことは「やってみたら、やりたいことになった」というものが多いということですね。
キング・カズこと三浦知良選手だって、お兄さんがサッカーやっていたから見様見真似でボール蹴っていたところが始まりですからね。
けっこうそんなものなのでしょうね。
(2)理想の働き方やなりたい自分像がはっきりする
ダブルワークをすると、今まで出会ったことがない働き方や考え方をしている人たちに出会います。
すると「あぁそんな働き方っていいな」「そういう考えもあるんだ」という新しい価値観に遭遇し、理想の働き方やなりたい自分像がはっきりします。
私の場合は仕事を楽しんでやっている人たちに出会ったことが衝撃でした。
「仕事はつらいことを我慢してお金を得るところ」というのが社長(父)の教えでしたので、そんなものだと思い込んでいたのです。
全国を楽しそうに飛び回って仕事をしている人たちに出会い、私もそんな働き方したいって純粋に思いました(この頃すでに40歳過ぎていましたよ)
(3)スキルアップできる
仕事を選んでダブルワークをすると、スキルアップできます。
会社勤務を続けていると、注意しなければならないのは「その会社でしか使えないスキル」しか身につかない場合が多いです。
外でも通用するスキルを身につけていく上でダブルワークは効力を発揮してくれます。
私は「強みを見つける」「自分ブランドのつくり方」などの概念は業務委託の講師をしているころに磨きました。
(4)スキルアップせざるを得ない環境が得られます
スキルアップのためにと、机に座って本を読んで・・・というのは三日坊主で終わりがちですよね(私だけ?)
しかし、仕事となると話は変わります。
私も受講生に質問されたときに答えられないというわけにはいかないので、勉強せざるを得ませんでした。
ダブルワークはスキルアップせざるをえない環境を手にしていると思っても良いです。
(5)起業(フリーランス)を妄想で終わらせないようにできる
「起業したい。フリーランスとして働きたい」という夢を持っていたとしても、妄想で終わってしまう人も多いでしょう。
ダブルワークをすることで、本当に必要である実践的な知識がわかり、さらに実践することになるのでリアル化するのです。
起業(フリーランス)をすでに実現している人達がいるところで働けば、妄想で終わらさずに行動に移せます。
(6)自分の小さな型が広がる
ダブルワークをすることで、自分の知らない世界を多く目にすることになります。
私も講師になったときに、今のように自主開催したり出版したりするようになるとは1ミリも想像できなかったです。
ダブルワークをすると、それまで得られていた情報や経験が拡大することから、今までの自分では想像できなかった加速感で成長します。
時空を超えていくような新しい自分が待っている感じです。
(7)起業のリスクが最小限になる
いきなり起業しようにもアイデアが思いつかなかったり、生活費が尽きてしまうリスクがありますよね。
ダブルワークである程度の収入を確保しつつ、スキルや経験を積み上げていけば、起業のリスクを最小限にすることができます。
私自身もこの経験があるのでおすすめですね。
(8)やりたくない仕事に耐えられる
もしも今の仕事がやりたくない仕事であるけれど事情があってやめられない人は、もうひとつの仕事で楽しめるものを選ぶと良いです。
もうひとつの仕事がストレス発散となるサイクルが生まれるのです。
私自身が26年間やっていた家業の仕事はやりたくない仕事ばかりでした。
しかし続けていかなければならないものと思い込んでいましたので、ダブルワークという仕事に自然と流れていきました。
10年間兼業していましたが、思い返してみると、もうひとつの仕事があったから耐えられたのだと思います。
(9)自分の未来をつくる人脈ができる
ダブルワークで得られる新しい人脈は宝になります。
同じような悩みを持っていた人や、これしたいあれしたいという思いが共通する人との出会いがあり、共に仕事をしたり、仕事を紹介し合ったりするなどの流れが起きます。
(10)お金が貯まる
ふたつの仕事を掛け持ちすることになりますので、お金が貯まります。
統計調査では、ダブルワークをした理由は副収入が欲しかったという人が過半数以上をしめていますね。
《ダブルワークをした理由、第1位は「副収入が必要」》
「現在ダブルワーク中」「過去にある」と回答した方に、ダブルワークをした理由を伺いました。もっとも多かったのは「副収入が必要」(68%)。経験した感想でも「副収入が得られてよかった」が最多となっており、当初の目的を達成できた方が多いようです。
引用:エン・ジャパンhttps://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/3476.html
ダブルワークをするときに注意すべき6つのこと
ダブルワークをする際にちょっと注意しておいた方がいいよというポイントを次にまとめました。
(1)楽しめるものを選ぶ
「やりたいことがない」「やりたい仕事がわからない」という人がダブルワークをするのであれば、最も重要なのは「楽しめるものを選ぶ」ということです。
もちろん習熟までに時間がかかるようなことも多かったりするとつらいときもあるかもしれません。
しかし「嫌いじゃないな」「なんかおもしろいな」「夢があるな」という感覚が得られるのであればしばらくやってみることをオススメします。
スキルを身につけた際には「これ一本でいきたい!」と思えるものに昇格する可能性が高まります。
(2)時間の切り売り労働はしない
単純作業や軽作業のような仕事はおすすめしません。
なぜならソノサキが見えないからです。
目先での副収入だけを目的としているのであれば良いのですが、今回お話しているダブルワークの目的は自分の将来につながっていくことを見つけ出していくことが目的のためです。
スキルアップにつながるものであり、心が踊るようになっていくものを選んでいきましょう。
(3)過重労働に注意
当然のことながらダブルワークは働いている時間が長くなります。
時間を忘れて働いてしまうこともあるのでご注意ください。
(4)家族の同意を得る
ダブルワークをする場合は、独身で自由な人を除き、家族の協力が必要になってくる人が多いのではないでしょうか?
家族にイヤな顔をされて働くのはブレーキを踏みながら前進するようなものです。
粘り強く、なぜ自分がダブルワークをしたいのか、その目的は何かをはっきり伝えて話し合いの時間を持つことをおすすめします。
(5)副業と考えない
これは私が心がけていたことですが、副業と考えてしまうとどこかに妥協が生まれてしまう可能性があり、次なるステップアップにつながらない可能性があります。「複業」と考えてどちらも本業だと考えたほうが良いですよ。
学生の頃「文武両道」という言葉を聞いたことがあると思います。
ちょっと今回の意味とは違うのですが、「副業してるからダメなんだよ」なんて言われないようにしましょう。
「副業」と考えないことが「きちんと両方ともやらなきゃ」という気持ちを作ってくれるので良いですよ。
(6)副収入はあてにしない
なんだか意外に思われるかもですが、副収入だラッキーと思って化粧品とか服などの消費財にお金を使わないことです。
次のステップへ上がるための勉強への投資や、次の事業への資金に使いましょう。
私はダブルワーク中に稼いだお金は、消費財には一切使わず不動産投資の頭金に使いました。
私の場合は講師やコンサルティングという仕事がしたかったわけですが、自分が倒れてしまったら収入アウトという仕事というものです。
そこで他の収入源を確保しようという人生計画を立ててすすめていました。
副収入というよりも次へつながる資金という感覚の方が良いです。
ダブルワークで自分の将来を切り開く
新型コロナウィルスによって、生活も働き方の見直しをすることになりましたね。
今後も不定期に起こることでしょう。
その時々に合わせた仕事を考えなければならない時代がやってきたということですね。
ダブルワークをきっかけに3つ、4つと仕事を増やしていく人も増えていくことでしょう。
新時代の働き方として今日の記事が参考になったらうれしいです。
それではダブルワーク・ライフをお楽しみくださいね。
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