私、先生になってみました　573

魂の女性成長支援・浅野塾　の　浅野ヨシオです。

浅野塾の卒業生が、
４月から専門学校の先生になりました。

彼女がそれまで働いていた業界において、
「先生」になったのです。

ドキドキの初講義の後、
生徒からいくつか質問があり、
そのとき彼女は、

「自分に求められていることが少しわかった気がする」

と思ったそうです。

『できることを人に教え、質問されることで、
求められていることがわかる』

自分がどんなことで人のお役に立てるのか、
机上の上で考えていても、
なかなかわからないこと多いですよね。

特に、ひとりで勉強を重ねているだけですと、
「自分が納得するかしないか」
という「主観」が中心になってしまいがち。

ところが、
人に話してみる(教えてみる)ことで、
聞き手の反応が返ってきます。

自分では大した経験ではないなと思っていても、
「すごいですね！」と言われたり。

そんな「客観」が生まれます。

これがやる気につながりますし、
「どんなことに感心されるのか」が具体的にわかるようになります。

自信につながり、もっと学びを深めてみようという気にもなります。

自分の強みを見つけ出していくときは、「客観」が全てになります。

「自分が納得するかしないか」は二の次。

彼女も先生として登壇する前は、かなりびびっていました。

「実績もあまりない私が先生として登壇してもいいのだろうか？」

という気持ちと葛藤していたようでした。

それでも彼女は壇上に登った。

そして彼女の講義を聞いた生徒から、質問を浴び、
求められていることがわかった。

今後は、
求められることを解決するために
どんな知識や技術が必要かも考えるようになるでしょうね。

求められる⇒解決⇒求められる⇒解決・・・

これを繰り返すことで、
気づけば
「実績」は上積みされていた、みたいな。

そんな流れを作るためにも、

「何はともやれやってみる」
「人に話す（教えてみる）」

という見切り発車的なことも

自分をワンランク上げていく近道なのですよね。

４月に先生になった彼女も、ひとつ大きな壁を乗り越えましたね。

そして何より、
自分が人の役に立てることを実感し、
喜びに変わる瞬間を味わうこと。

自分の新しい強みを実感する瞬間です。

これはパンドラの箱を空けてしまったような世界ですね。

この喜びを味わうと、
やる気がみなぎり、
病みつきになるのではないかな。

新しいお仕事の切り口も、
こんなことから見つかってくることが多いですよ。

これから存分に自分を生きることを楽しんでほしいです。

ではまた

浅野ヨシオ

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