最近、ちょこちょこと利用しているフェイスブック。
メッセージが入ってくる「受信箱」とは別に、
「その他」という、まだるっこしい受信フォルダがあることに
昨晩気づいた。
「その他」フォルダの中を見てびっくり。
未読のメッセージがたくさん入っていた。
半年以上も前に届いていたものもあり、申し訳けない気持
ちでお返事を書いた。
ブログを読んでくださっていた方からのメッセージがありま
した。
その中に
「コンプレックスは宝という言葉に感銘を受けました」
と記載がある。
その文言を見たときに、あらためて自分自身の人生を考えて
みると。
なんとコンプレックスで守られている人生なのかと思う。
人との対面で自分の思いを伝えられないから書いていた
メールノウハウが本になったり。
威圧的な父親の元で育った劣等感から、人の顔色を見たり
細かな感情の動きを察知することが出来るようになった。
それが今、受講生である女性達の一挙手一投足から
どのようなに感情が動いているのかを理解できるようになった。
何をやっても空回りしていた人生だった。
その中で培われた数多くの「うまくいかないときの気持ち」
が蓄積されていった。
これが講師という仕事をしていて他の男性講師にはない
強みになっている。
受講生の持つ劣等感にすべてというくらい共感できる
ようになった。
ワークがうまく出来ない。他の受講生よりも実績が無い・・・
など受講生達はいらぬコンプレックスを持ったりもする。
まずは毎回そこからのフォロー。
彼女たちの持つコンプレックスは、
自分の数多くの失敗事例が育んだ劣等感の
どれかにリンクする。
これは我ながらすごいなと感じるときがある。
自分力養成講座は単に強みを見つけりゃいいというわけでは
無く、その受講生がなぜそんな力を発揮できるようになったの
かまで掘り下げていかなきゃならない。
そうしないと浅野塾にやってくる受講生達が
「自分にしか出来ない事」と認識できないから。
その中にはその人が持っているであろう
コンプレックスを理解してあげなきゃならないときがあります。
そこにどんな価値があるのかを説明してあげなければ
なりません。
これがめちゃめちゃ手間暇がかかる。
でもこの紐解きをしてあげると、受講生達の表情が
一気に変わり自信を持ち始める。
これが講師冥利に尽きる瞬間。
「コンプレックスは宝」というのは私の座右の銘でも
ありますけど、
本当にそれで助かっている。
浅野塾で講師が出来るのもコンプレックスのおかげ。
最近は何かに失敗すると
「お!これも講義ネタになるぞ♪」とエピソードを
頭にはっきりインプットする。
忘れてはまずいんです。
大切なコンプレックスデータのひとつになりますので。
セミナーの講義内容を考えるときもすべてその中から
どう自分のメンタルを整えていったかでカリキュラムを
ブラッシュアップする。
自分と同じような悩みやコンプレックスを持った人というのは
世の中にゴマンといるんです。
受講生たちは自分の弱点だと思っていたことが
最大の武器だと知った時に大きく変わる。
この瞬間がたまりません。
さぁ再来週から始まるアドバンス講座。
受講生達の人生にがんがん切り込んでいきたい
と思います。
山口県のOさん。半年前のメッセージに初心に帰らせていただ
きました。ありがとうございました♪
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▼11月10日第4期開講 浅野塾アドバンスコース
『女性のための「自分力」養成講座』
第1回 平成24年11月10日(土) 10:00~16:30
第2回 平成24年12月8日(土) 10:00~16:30
第3回 平成25年1月12日(土) 10:00~16:30
第4回 平成25年2月9日(土) 10:00~16:30
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