プロフィールと免許証

先日、免許の書き換えに運転免許試験場に

行ってきました。

なつかしい・・・

ふつーの人は免許の書き換えくらいしか

運転免許試験場には来ることないですよね。

浅野は。

普通免許の仮免試験７回。

路上試験で３回。

バイクの大型免許試験で９回・・・

コース走ってますし、

免停処分でたくさん呼び出されました(笑)

２０代のころはなんだか毎月のように来ていたような(汗)

運転免許にはたくさんの思い出があります。

中学時代からバイクが好きでしたけど。

浅野の通った高校はバイク禁止。

３年間ずっと我慢して。

大学に入ってやっと免許をとれるときが来た。

親から「危ないから普通免許を取ってからバイクの免許を」

と言われ。

欲しくもない自動車の免許を。

バイクの免許をとるために、

とにかく短期間で取らなきゃと。

未公認の教習所に入所した。

実地免除にならないので試験場での実技試験を受ける

必要がある。

でもその代わりに一発合格すれば

最短２週間(だったと思う)で普通免許を取ることが

できると言うことで入所。

ところがこいつがドツボでした。

持ち前の不器用さで５０時間以上練習してもダメ。

本番に弱くていつも実技試験不合格。

１回試験に落ちると次の試験の予約が２～３週間空くので

結局、普通免許取るのに１年かかった。

とにかくきつかったですねこのころ・・。

気がつけば

大学２年になってた。学校行かないで教習所とバイトばかり行ってたから

単位もたくさん落として成績も　「可」　山雄三です。

なんとか普通免許取って。

すぐにバイクの練習場へ。

浅野は1000ccのバイクに乗りたかった。

当時は750cc以上のオートバイに乗るには。

教習所で「実技免除」という制度がなくて。

試験場で実技受験をしなければならなかった。

１００人受験しても２～３人合格するかどうかなんていう世界でしたけど。

そんなの浅野には関係なくて。

とにかく「バイクに乗りたいよー」という欲望のもとに

大型バイクの実技指導をしてくれる教習所に行ったら。

『当教習所は二輪中型免許を持っている人を対象にしているので・・・』

と入所を断られた。

あのときの悔しさは今でもわすれません。

すぐにその足で大学の生協に行って。

「合宿免許」を申し込んだ。

二輪中型免許は合宿免許なら１週間。

学科を入れても２週間もあれば取れるって知ってたので。

とうとう学校さぼって山形県で合宿。

すぐに中型免許取った。

普通免許が６２年７月１４日。二輪中型免許が７月３１日。

そしてその免許持って

「文句ないだろ！入所させて！」って

大型自動二輪免許の指導してくれる教習所に入所した。

・・とはいえ。なにせ400ｃｃのバイクに教習所で１０時間しか乗ったことがなくて。

公道をバイクで走ったこともない男が。

いきなり750ｃｃのバイクに乗るっちゅうのは・・・かなり厳しく。

もちまえの不器用さがさらに拍車をかけて。

教習所ではドカドカ転んで。

教習バイクがどんどんぶっ壊れるし。

浅野の体も青タンだらけになって。

さすがにお袋も心配してた。

台風の日に練習の日がぶつかって。

全受講生がキャンセルしてきたのに。

浅野だけがキャンセルしなかったので暴風雨の中の教習所で

浅野がひとり練習したなんてときもあった。

何十時間、練習しても受からなくて。

その教習所のワースト記録も塗り替えて。

教習所ではいっぱい白い目を浴びたし。

笑われた。

それだけに。

大型自動二輪免許に合格したときの喜びは忘れることはありません。

不器用で何かをやるとよく人に笑われた。

何かをつかむには

何度も失敗するのがあたりまえだと思ってた。

プロフィール講師になるまで。出版にたどりつくまでに。

多くの失敗がありましたけど。

失敗すると

「あ～いつものパターンね」

って思えた。

「できるまでやりゃいいんだ。あのときと同じだ」

って思って淡々とやってた。

不器用な人生が。

身を守ってくれました。

プロフィールを作る時。

「自分に何もない」って思ったらすべてが終わる。

ただひたすら淡々とあきらめないで自分を掘り下げ

続けた人に女神はほほ笑む。

運転免許試験場に行くと。

ノスタルジックな気持ちになる。。

そんな人は。

あまりいないよねぇ、、、、