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「会社員に向いてない無能かも」と感じる理由と早急な対処法|働き方を最適化する方法

会社員向いてない?無能と感じてしまう理由と早急な対処法|働き方を最適化する方法実は、「会社員に向いてない?自分は無能かもしれない」と感じる瞬間は誰にでもあります。

特に思うように仕事が進まなかったときや、思うような評価を得られなかったときです。

少なくとも無能ではないのでご安心くださいね。

この記事では、私が26年間の会社勤めを経て学んだ、そう感じる理由と効果的な対処法を詳しく解説します。自分に合った働き方をするためには、何をすればいいのかお教えします。

最後までお読みいただければ、今の自分に必要な行動や考え方のヒントが見つかるはず。ぜひ、最後まで一緒に考えていきましょう。

※この記事は、安易に転職やフリーランス活動へガイドするものではありません。

「無能かも」と感じたら最初にすべきこと

「無能かも」と感じたら最初にすべきこと

もしも、「会社員に向いてない?無能かもしれない」と感じたら、自分が何に対して無力感を感じたのか、その理由をはっきりさせましょう。

事実に基づいた無力感なのか、それとも一時的な感情なのか事実と感情の切り分けが必要です。

たとえば、仕事でミスがあったとしても、そのミスの原因を冷静に分析すること。

上司の指示のミス、共に働く同僚のミス…

それが本当に自分のスキル不足によるものなのか、他の要因が関係しているのかを考えます。

自分だけの問題ではないかもしれないので、事実を確認することからスタートです。

会社員向いてない?無能?と感じる理由

会社員向いてない?無能?と感じる理由「会社員向いてない?無能?」と感じる理由をいくつかご紹介します。

日常的に起こりやすいことでもあるのでしっかりお読みくださいね。

自分の意見やアイデアが通らない

提案するアイデアや意見が職場で受け入れられないとき、「自分は無能かも」と疑いがちです。

本当は素晴らしいアイデアなのかもしれませんが他の事情(経営的な判断やタイミングなど)により、受け入れられなかったのかもしれません。

実はこういうことはよくありまして、上司も受け入れない理由を必ずしも説明してくれるとは限りません。

自分のスキルが活かせない

無能かもと感じてしまう理由の2つ目は、自分のスキルが活かせないことです。

自分の能力やスキルを今の仕事で十分に引き出していない場合に起こります。やる気が減退し、自分が無能ではないかと思うことがあります。

たとえば、事務的なスキルの高い人が営業の仕事をしているとか。

これは、スキルと仕事のミスマッチが原因です。

ほかの人でもできそうだから

無能かもと感じてしまう理由の3つ目は、自分の仕事がほかの人にできると感じることです。

たとえば、一般的な事務作業や単純なデータ入力のような仕事をしていると、誰でもできるのではないかという思いが湧いてきます。

自分にしかできないという特別感がないことで、自分の必要性を疑ってしまうのです。

このような感覚は、実際の仕事の難易度とはあまり関係ないことが多く、本人の思い込みによる場合もありますね。

しかし、このような感覚は、仕事に対する満足度を下げる原因となります。

評価が低いから

無能かもと感じてしまう理由の4つ目は、評価が低いからです。

成果を出したにも関わらず、評価が低かったり、期待されている成果を出せなかったりした場合です。

自分の能力に自信を失い、「無能かもしれない」と感じることがあります。

組織の一員として働くのが苦痛だから

無能かもと感じてしまう理由の5つ目は、組織の一員として働くのが苦痛だからです。

他のメンバーが普通にやっていることが自分にはできないと感じると、自責の念が強まり、無能感につながることがあります。

これは特にチームプレイが重要な職場でよく見られます。

このような場合は、自分の役割や責任がはっきりしていない場合も多く、そもそも働き方が合わないことが原因かもしれません。

無能感に対処する方法

無能感に対処する方法無能かもと感じてしまう理由が判明したと思うので、それぞれに対処する方法を紹介します。

自分の意見やアイデアが活かせない無能感への対処法

「自分の意見やアイデアが活かせない無能感」に対処する方法の1つ目は、積極的に提案することです。

このとき、「自分の意見やアイデアが通らないのになぜ?」と思うかもしれませんが、ちゃんと狙いがあります。

自分の考えを発信することで、存在感を示すことができるからです。

まずは小さな提案をしてみること。もしもその提案が通らなかった場合にも、なぜ通らなかったか考えて、改善を加えて再提案する。

そこで提案が通れば、自信となります。

その小さな成功体験が積み重なることで、無能力感が薄れます。

また、自分の意見が受け入れられることで、周囲に貢献している実感も得られるでしょう。

自分のスキルが活かせない無能感への対処法

この場合の対処法は、以下の4つのステップになります。

STEP1:自分のスキルを棚卸しする

自分の強みや弱み、得意なことや苦手なことなどをリストアップしましょう。

まずは無能でないことの証明からですよ。きちんと自分自身の価値を見極めることが重要です。

特に得意なことは自然にできるときが多く認識しづらいです。また性格的なものによる強みだと、価値あるものと本人が評価しづらいものです。ご注意くださいね。

しっかり自分の能力・スキルを把握することで、活かせる場を見つけやすくなります。

参考記事:
自分の人生を棚卸しする方法|キャリアに潜む強みを引き出す秘訣

STEP2:スキルアップの機会を積極的に探す

次に自分のスキルを磨き込むことです。社内研修や資格取得の機会があれば、積極的に利用すること。

私の勤務していた会社は、そんなものはなかったので、自腹で社外に勉強に出かけました。身につけたいスキルが学べるセミナーに積極的に参加しましたよ。

その経験から実感していますが、自分のスキルを磨くことで、次のチャンスをつかめます。

自己投資と呼ばれるものですが、最もリターンの多い投資と呼ばれていて、成功する人は手段の違いがあるにせよ、確実にやっています。

参考記事:自己投資で人生を変える!成功への最短ルートとは?【徹底解説】

STEP3:自分のスキルを活かせる部署に異動する

STEP1と2を試みたら、次は自分のスキルを活かせる部署に異動願いを出すことです。

水の合うところで働かなければ、どんなに優れた能力やスキルも宝の持ち腐れです。

運動能力の高い人が運動部に入部し、創造性豊かな人が音楽部や美術部に入部するのと理屈は同じです。

  • ズレた選択をしたら悲惨でしょう?

もしも活かせそうな部署があれば、異動させてもらうように上司に猛プッシュしましょう。(1度や2度であきらめないでね)

STEP4:転職する

会社全体で自分のスキルが活かせない場合は、覚悟を決めて転職を検討すること。

STEP1から3までやれることは全部やったのですから、もう充分がんばりましたよ。

これは決してネガティブな行動ではありません。

「転職は引っ越しと同じ」とある転職アドバイザーが語っていましたが、非常に的を得た言葉だと私も思います。

決して安易な転職ではないのでご安心くださいね。

ほかの人でもできそうだからの無能感への対処法

この無能感に対処するには、自分なりの工夫やアイデアを加えて、「付加価値をつける」ことを考えてみるといいですよ。

たとえば、同じ事務仕事も、効率化するアプリを探す、時間管理を徹底するなどアレンジすれば「スピード」「精度」が付加価値になるでしょう。

自分にしかできないことに一歩近づけます。

  • 専門性を高める

さらに、専門性も高めていきましょう。

専門性を持つことは、自分だけの価値を見出す突破口になりますよ。

こればかりは早道はなくて、これらの取り組みを継続することで、次第に「ここは得意」というスキルを身につけることができます。

専門性を高めることで、他の人とは違う、自分だけの強みを発揮することができ、無能感を解消する助けとなります。

専門性を高めるときは、自分の興味が及ぶものを選んでくださいね。
流行りのものに飛びついても、途中で挫折するのが想像に難くないですからね。

  • ちょっとした誇りをもつ

どのような仕事にも必ず意味があり、必要としている人がいます。

無能感に襲われているときは、それらが意識から飛んでいるときが多いです。

自分の仕事の結果がどのように会社や社会に貢献するか、考えてみるといい。

上司や同僚・部下・お客様などに聞いてみてもいいでしょう。思ってもいなかった答えが返ってくるかもしれませんよ。

すると、自分がすべきことが見えて、仕事に対するモチベーションが湧く可能性があります。

評価が低いことによる無能感への対処法

評価は、悲しいかな受け手に決定権があります。

つまり、自分なりにどんなにがんばっても、評価者の評価基準に合わないことをしていれば、評価が下がります。

上司が評価者だとすると、定期的に面談をしてもらい、評価のポイント、自分の仕事に対する評価、改善点などを確認することでこのズレが防げます。

  • 自分の成果をアピールする

けっこうこれが足りてないケースもあります。

自分の成果をきちんとアピールすることもすごく大事です。

図々しいとか思わないでくださいね。

アピールしないと、あなたの能力やスキルに評価者が気づかない場合があります。

周りの人たちも忙しいので、他の人を見ている余裕がないんですよ。

自分の成果を積極的にアピールすることは、上司や周囲に自分の能力を認識してもらう大事なことなんです。

組織の一員として働くのが苦痛なときの対処法

組織の一員として働くのが苦痛なときは、まずは自分の役割を明確にしましょう。

自分が何を求められているのか、そしてそれに対して自分がどのように最も効果的に貢献できるかを考えること。

これにより「がんばりどころ」がはっきりするのでモチベーションが高まります。

ただ、

「働き方の不一致」の可能性も高いため、もし可能であれば、リモートワークやフリーランスとしての働き方、あるいは小規模な組織会社への転職を考えることも一つの方法です。

自分の働きやすい環境を見つけることが大切になりますね。

参考記事:
“会社員向いてない”と思ったらどうすれば?最適な生き方10選 

会社員不向き?と感じやすい人の特徴

会社員不向き?と感じやすい人の特徴会社員としての働き方が不向きかもしれないと感じる人たちによくある特徴を解説します。

お読みになると、決して無能なわけではなく、個人的な特性のズレであることがとよくわかりますよ。

個人主義者である

会社員は不向きと感じやすい人の1つ目の特徴は、個人主義者である傾向です。

チームよりも、個人の成果を重視する傾向が強いのです。

集団での活動より個人で成果を出すことに価値を感じ、他人と協力することに苦手意識を持ちやすいです。

自立心が強い

会社員は不向きと感じやすい人の2つ目の特徴は、自立心が強い傾向です。

指示を待つよりも自分で決めたいと強く感じる人ですね。

独立して仕事を進めることを好みます。

無能どころか、これは才能じゃないですか?

ルーチンワークが苦手

会社員は不向きと感じやすい人の3つ目の特徴は、ルーチンワークが苦手な傾向です。

一定の枠にはめられた業務に満足できないことが多い。

そして、新しいアイデアを試す機会が多い環境で最高のパフォーマンスを発揮します。

向き不向きがはっきり出ますね。

柔軟な働き方を求める

会社員は不向きと感じやすい人の4つ目の特徴は、柔軟な働き方を求める傾向です。

通常の9時から5時までの勤務時間や厳格なオフィスルールに縛られることなく、自分のタイミングで仕事をしたいと考えます。

私もこのタイプですが、無理に型にはめられてしまうと、やる気も失いパフォーマンスがガタ落ちするのがよくあるパターンです。

批判的思考が強い

会社員は不向きと感じやすい人の5つ目の特徴は、批判的思考が強い傾向です。

組織の方針や決定に対して疑問を持ちやすい。

「それやって意味あるの?」「何でそんなことやらなくちゃいけないの?」

という思いがぐるぐる・・・

ただ指示に従うだけではなく、その理由や目的をきちんと理解したいと思うのです。

納得がいかないと働くモチベーションが下がる、もしくは組織内での摩擦の原因となることもあります。

無能感に襲われた会社員時代の体験談

この記事を書いている私は、新卒で入社した会社はわずか8ヶ月で辞めました。

無能感ハンパなかったです。

その後、父の経営していた会社に転がり込み、26年間働いていました。
※当時の私です↓

無能感に襲われた会社員時代の体験談

与えられた仕事を義務感でやるだけ。ずっと無能感に襲われていた期間でしたね。

しかし38歳のとき事件(?)が起きた。会社員に向いてないからといって無能なわけではないことがわかる事件です。

会社の外で見出された自分の強み

事件というと大げさでしたね。本を出版するチャンスをいただいたのです。

私の書くメールに価値を見出していただき、青春出版社からこちらの本を世に生み出した。

それだけにとどまりません。出版したことにより、講師になるチャンスを得られました。

しかも、受講生の女性たちがみるみる成長する予期せぬ現象が起きた。

私のコンプレックス体験も赤裸々に語る講座スタイルは、女性に響いたようです。

私のコンプレックス体験も赤裸々に語る講座スタイルは、女性に響いたようです。

私の強みは、会社員として必要なスキル以外の能力にあったのです。

まとめと次のステップ

まとめと次のステップ

この記事を通じて、「会社員に向いてない?無能?」と感じるさまざまな理由を理解し、それぞれの問題に対処するための方法を学ぶことができたと思います。

とはいえ、まだまだモヤモヤしたものがぬぐいされないかもしれませんね。

そのモヤモヤこそが、自分を深く見つめ直し、次のキャリアへステップアップする原動力になります。

昔のように、流れに任せていれば一生を乗り切れるほど甘い時代ではなくなってしまいましたよ。

まずは、自分の性格的な持ち味・強み、弱み、興味、価値観などの自己分析を徹底しましょう。

そして必要であれば、新しいスキルを学ぶことです。

そして専門家のサポートを受けながら、次のキャリア戦略をかためていく。

この基本原則をきちんと守った人だけが現在の状況を打破できます。

私も時間をかけて、自分のペースで一歩一歩進めました。関わってくれた知人や専門家の方々に感謝しか言葉が出ません。

ここでお伝えしたいのは、じっと何もせずに時間が過ぎるのがもっとも辛いということです。

意外に思われるかもしれませんが、チャレンジした方が楽なんです。

なぜならチャレンジしているときは、未来の希望があるから。

前に進んでいる実感をつかめるからです。自分自身の可能性を最大限に引き出すルートを一緒に探しつづけましょう!

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浅野ヨシオ
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最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

誰でも「会社員に向いていないかも」「無能かもしれない」と感じる瞬間がありますが、その感覚は一時的なものであることが多いです。

大切なのは、その感覚にとらわれず、冷静に自分を見つめ直すこと。今は何かしらの行動を起こすタイミングです。

この記事を参考に、自分の可能性を再確認し、前向きに一歩を踏み出してくださいね。

どんな小さなステップでも、前進することで新しい道が開けます。

選んだ挑戦を心から応援しています。一緒に自分らしい未来を切り開きましょうね。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

 

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算13年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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