強み

強みを分析して見つけても腹落ちしない理由【解決案も解説】

強みが見つからない理由【自己分析よりも大切なこと】

自己分析しても強みが見つからない人
自分の強みが見つかりません。診断ツールとか使って自己分析しても腹落ちしないのです。その理由を知りたいな。
自分でも実感できるようにしたい。

そんな疑問に答えます。

本記事の内容

1,強みを分析して見つけても腹落ちしない理由【一人では厳しい】

 

 1-1:人間関係が広がると強みが見つけやすくなります

 

 1-2:自己分析では限界がある

 

2,強みが見つからないからと悲観しなくていい

 

3,強みを活かして働くことで得られるメリット

 

4,強みを見つけたいなら外に出よう

 

5,どのように自分の世界を広げていくのか?

 

6,自分のことを考える時間をつくりたいなら

 

この記事を書いている私は自分の「強み」を活かした起業や転職の実現するための支援活動を行っています。通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。

※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。

 

強みを分析して見つけても腹落ちしない理由【一人では厳しい】

自分の強みが見つからない理由【自己分析よりも大切なこと】

最近、強みの診断ツールや書籍などで自己分析しても、どうにも腹落ちしないと相談を受けるケースが増えました。リアリティに欠けてしまうのがその原因です。

そのような人たちに共通するものは、身のまわりの人間関係が狭すぎの場合が多いです。

・職場やそれに関わる関係者。

・親族

・学生の頃の友人や前職の知り合い

 

という狭い人間関係しかないと、自分の強みを見つけ実感できるようなチャンスはほぼ皆無です。

 

その理由として、自分と似たような生い立ちであることや、経験や知識レベルの人しかいないから。私の塾の受講生にも多く見られるパターンでもある。

 

比較対象が身近な人ばかり。「友人のAちゃんは○○がすごい。それに比べて自分は・・・」「同僚のKさんは仕事も早いし、できるしうらやましい。それに比べて私は・・・」みたいな。

 

人間関係が広がると強みが見つけやすくなります

まったく違う業界、生き方、価値観の人と触れ合ったとき、これまで付き合いのある人とまったく違うリアクションを体験することになります。

私も家族経営でやっていた設備機器メーカーの中だけにこもっていたら今の自分はありえません。女性などまったくいない空間でしたし。おじさんだらけの業界。

 

ところが、あれこれセミナーを受講していたら、教えることを生業にしている講師の人や学ぶ意識の高い女性たちに出会うことができた。

 

その中でキャリアや働き方に悩む人にも出会い、話を聞いているうちに「浅野さんは女性を伸ばす」と言われるようになり今の仕事につながっている。

 

自分の価値を理解してくれる人は、身近にはいない場合が多いのです。

 

自己分析では限界がある

自己分析して「自分の強みはこれ」と指し示されてもイマイチぴんとこない人も多い。「頭でわかっても腹落ちしない」とはまさにそのことでしょうね。

他人からのリアクションはめちゃくちゃ大事。

実際に何かに頼られたり相談されたり、また「すごいね!」と感嘆のシャワーを浴びる体験をすることで徐々に「どうやら強みらしい」と自分の中で理解が進む感じです。

 

強みが見つからないからと悲観しなくていい

強みが見つからないからと悲観しなくていい

安心して欲しいのはそもそも世の中の多くの人は、自分の強みを知っているか、いないかで一喜一憂していません。動物の中で強みがなんちゃらと悩むのはヒトだけ。セルフイメージの低いライオンはいないし、劣等感のあるパンダもいない。

自分の強みを知ることは生きていく上で特別に必要なことではありません。

与えられた職務をきちんとこなそうという意識を持ち、普通に働くことができるのであれば特に問題ないとも言えます。

少し贅沢な悩みなのです。

 

強みを活かして働くことで得られるメリット

強みを活かして働くことで得られるメリット

一番のメリットは成果が出やすいこと。がんばった感なく結果が出るので楽しくもなります。1がんばると3の結果だったものが、1がんばると10の結果になるみたいな感覚値です。まわりからもイチモク置かれることになり稼げる可能性もアップします。

また自分よりも優れた人に出会っても気にならなくなってくるので精神的な安定につながります。

 

二番目のメリットは、うまくいくツボがわかるということ。他のひとに比べて少ない時間でうまくいく。モノゴトのツボを自然におさえることができるからでしょうね。

空回りしないのです。自分の強みを活かせる仕事とは、感覚的に「こうすればうまくいく」がわかる仕事とも言えますね。

 

強みを見つけたいなら外に出よう

強みを見つけたいなら外に出よう

自己分析も大事だけれど、まずは外に出ることを考えたい。社外人脈を増やしていくこと。利害関係のない人と触れ合うこと。特に学びの場で出ていくとよいです。

 

社会人になってから学ぶ意識のある人それなりに優秀な人も多いです。もちろん最初は居心地が悪かったり、劣等感を感じるときもあります。それでも止めないことが大事。

 

優秀な人に囲まれていくことで行動、習慣を学びミラーニューロンという周りの人との同期化による心理作用をうまく利用するのです。

 

私自身も著者を養成する講座に通い続けていたから本を出版するのはあたり前の環境でした。IT関連のセミナーの場には成功している経営者もどっさりいたので、多くを学び意識を高めていきました。そんな時間を過ごしていると自分の立ち位置のようなものが見え始めます。これが強みの原点となるものです。

私の場合、コミカルで明るいキャラが珍しかったようです。よくおもしろがられましたね。まぁそれも私の強みのひとつのようです。

 

どのように自分の世界を広げていくのか?

どのように自分の世界を広げていくのか?

繰り返しになりますが学びの場で出向くこと。最初は自分が今まで見たことも聞いたこともないジャンルを含めてあちこち顔を出してみることが大事です。

私も最初はお誘いがあれば基本断らずにあちこち顔を出してました。断らないと、どんどん誘いの話が来るようになります。(もちろん怪しい話は断りましたけど)

 

自分の見解が広まっていくことを実感できましたし、外から自分がどう見えるのかが次第にわかってきました。

そのような自分を俯瞰する力は、強みを理解する上で大切な能力です。

交流が苦手な人もいるかもだけど、無理に話をしようとしない方がいいです。大切なことは「聞く」ことです。質問をすればいい。多くの学びが得られます。

 

私はメーカーで働いていたけれど、サービス業の方々に羨ましがられました。モノを売ってお金になるのがうらやましく思われたのです。サービス業の人の多くは自分が倒れたら1円も入らなくなりますからね。

 

モノを売っているときはそれは逃れられる。私自身から見ると、仕入れをしないでお金が入るサービス業の人がうらやましく見えたのですけど・・・。モノを作って、売ることができるだけでも強みになるのかと驚いたものでした。

 

自分のことを考える時間を確保しよう

自分のことを考える時間を確保しよう

自分の強みが見つからない、わからないと嘆く人の多くは考えている時間が不足している場合が多いです。こちらで『自分だけの強みを見つけ、使いこなせるようになる10のポイント』無料PDFレポート配信しています『強みがわかり根拠のある自信が身につく7日間メール講座』も同時に無料受講できます。一度、登録して読みすすめていくのがいいでしょう。

 

毎日少しづつ自分のことを見つめ直す時間がとれるので効果的です。

 

とにかく焦らないことが大切ですよ。何歳からだって新しいことは始められます。自分を見つめ直し、自分にはどのような強みがあり、価値があるのか。

 

そんな心の旅に出る時間も人生の中ではわずかな時間です。一度やってみましょうね!

 

以上となります。

 

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