仕事を頼みたくなる・頼みにくいフリーランス女性の特徴を知りたいな。
どんな悩みを持っているの?
高収入のフリーランス女性はどのような人なのかしら?
そんな疑問に答えます。
本記事では、仕事を頼みたくなる・頼みにくいフリーランス女性の特徴を中心に解説します。
この記事を書いている私は、10年余りの間に数々の案件をフリーランスとして働く女性たちへ依頼しました。
繰り返し案件を依頼した人もいれば、依頼したいと思えない人もいます。実例をもとに紹介します。はっきり言いますとスキルや実績の差だけではないですね。
その他、フリーランスで働く女性の持つ悩み、年収1000万円以上を稼ぎ出す人の共通点も書きました。仕事は争奪戦。その画像も公開します。
❝フリーランス❞という働き方に少しでも興味のある人は、読み逃さないようにご注意くださいね。
この記事をお読みになると、仕事の尽きないフリーランス女性になるのに必要なことがわかります。3分ほどで読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
フリーランスとして働けるようになった女性も多数います。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事を頼みたくなるフリーランス女性の特徴
仕事を頼みたくなるフリーランス女性にどのような特徴があるか。実例をもとに解説します。フリーランスとして活躍したい人には参考になると思いますよ。
- 仕事を頼みたくなるフリーランス女性の特徴
- (1)実績をまとめている
- (2)案件詳細をきちんと読んで応募
- (3)「依頼前」にサンプルを提出
- (4)対応が早くて丁寧
- (5)10%上乗せの仕事をする
- (6)プロ目線の指摘がある
- (7)最後まで責任を持つ
以上の特徴があります。一つ一つ説明しますね
頼みたくなるフリーランス女性は、仕事の実績集(ポートフォリオ)をきちんと用意しています。
WEBデザイナーであれば、これまでの案件のまとめ集みたいなやつですね。意味がわからなかったら「フリーランス ポートフォリオ」でググってみてください。
仕事を依頼する立場からすると、ポートフォリオを用意していない人に仕事を頼むのは怖いです。依頼した仕事をきちんとやってくれるか不安になりますからね。
実績をまとめていない人は、依頼者ファーストの気構えがないと判断されます。
そこで「実績がない」と思ってしまう人もいるかと思いますけど、そんな人は下記の記事を参考にするといいですよ。
▶実績がない人必読!自分が選ばれる技術【ポテンシャルが9割】自分に隠れた強みの伝え方
頼みたくなるフリーランス女性は、仕事の詳細をきちんと読んで応募します。「当たり前でしょ」と思うかもですけど、できない人多いですよ。
私は、ランサーズなどのクラウドソーシングを利用して仕事を依頼していました。
頼みたくなるフリーランスの人たちは、仕事の詳細&要望欄をしっかりと読み、きちんと「依頼者の要望に答えられる」というメッセージを書いて応募しますよ。
例えば仕事の詳細欄に、案件依頼者が下記の要望を記載していたとします。
- 電話でもやりとりが可能な人
- 何回でも修正に応じてくれる人
- ○日以内に仕事を終わらせてくれる人
上記の要望に対し、
- 電話でもやりとりが可能です。
- 何回でも修正に応じます。
- ○日以内に仕事を終わらせることができます。
と「要望に答えられますよ」という意志をしっかり伝えるのです。ここは軽く考えないほうがいいですよ。依頼者に「仕事の詳細をきちんと読んでいる」とアピールできますから。
細かなところですが熱意が伝わりますよ。
頼みたくなるフリーランスの人たちは、仕事の「依頼前」にサンプルを作り応募してくる人もいます。
これはリスクもありますよね。テマヒマかけても仕事につながるかわからないですもの。そのリスク承知で突っ込んで来る仕事の姿勢は、お見事と思いました。
頼みたくなる人の特徴のひとつでしょう。
頼みたくなるフリーランスの人たちは、対応が早くて丁寧ですね。メールの返信がなかなか来ない人には頼みたくないと思ってしまいます。さらに対応が丁寧な人を優先したくなる。
ちなみに依頼者は、必ずしも知識が豊富なわけではありません。たとえばイラストを1枚書いてもらいたくとも、イラストのプロではないのです。
ですから段取りもよくわからないし、専門用語もわからなかったりします。そういうところを理解した上で、仕事を進める流れを依頼者に伝えつつ、仕事を進めてくれる人は本当に助かります。
依頼主の期待以上の仕事をしてくれる人も、頼みたくなる人の特徴です。
実例をお見せします。
ホームページの修正案件を依頼したら、修正と同時にこんな資料を作ってくれたことがあります。↓
私では解決できなかった問題点を「今後のために」と解説文を作ってくれたのです。解説文を作ってくれとは頼んでいないのにですよ。
実はこの仕事は安価な仕事でして、仕事自体の労力より、この解説文を書く方が手間かかっていると思われます。
依頼者である私もこの解説文にシビれまして、ずっとこの方に仕事を依頼を続けています。仕事を頼みたくなる人たちは、この例のように10%上乗せする仕事ぶりを発揮してくれますね。
頼みたくなるフリーランス女性は、プロ目線の指摘(アドバイス)があります。
実例でお話しますと、イラストを描く案件を依頼した際に、私が依頼した通りのものと「こうした方がいいのでは?」というもの両方のサンプルを提示してくれた人がいました。
プロのアドバイスは大歓迎です。
頼みたくなるフリーランス女性は依頼を受けた仕事は最後まで責任をもってやり遂げます。
あたりまえのお話ですけど、できない人けっこういます。
ある程度の変更は許容してイヤな顔をせず対応してくれる人を優先したくなりますね。
頼みにくいフリーランス女性の特徴
次に頼みにくい・頼みたくないフリーランス女性の特徴についても解説します。
実際に私も経験した女性の実例も紹介していますので参考にどうぞ。
- 頼みにくいフリーランス女性の特徴
- (1)コピペ文で応募してくる
- (2)実績がない
- (3)保身的なメッセージを伝えてくる
- (4)育児を盾(たて)にしてくる
- (5)仕事の途中で辞退される
- (6)リピートの仕事を請けてくれない
順に解説します。
仕事の募集詳細をきちんと読まず、使い回しのコピペ文で応募する人には仕事を頼みにくいです。
ヘタな鉄砲数撃ちゃあたる的な発想で、あちこち応募しているのでしょうけどね。依頼者にすぐバレますよ。微妙に詳細とズレたメッセージ文になるから。
依頼する方からすると誠実さを感じないのです。
実績がない人にも頼みにくいです。実績の多い人から応募があると、そちらを優先したくなりますね。しかし絶対かというとそうでもないです。
実績がない人は、サンプルを作って見せればいい。私もサンプルを見て、実績のあまりない人に依頼したことは何度もありますよ。
前に書いたように「依頼前にサンプルを作る」作戦は効くと思いますよ。
保身的なメッセージを伝えてくるにも仕事を頼みにくいです。下記をご覧ください。↓
心配で頼めないです…。
「○○ですが」という保身的メッセージは禁句と思ったほうがいい。
また「自分なりに努力をしていきたい」「精一杯がんばります」など意気込みメッセージを書いてくる方も多いです。
しかしながら依頼する立場からするとちょっとひきますね。
意気込みよりも、仕事の成果を求めたいのです。意気込みアツアツ系の人に仕事を依頼して、いい仕事をしてくれた人に出会ったことがない。
意気込みを伝えたいならば「多少の無理にもお答えできますのでご相談ください」などの依頼者の立場に沿った言いまわしにして、気持ちを伝えた方がいいと思いますよ。
育児を盾(たて)にする女性に仕事を依頼しにくいです。実際に届いたメッセージ例を紹介します。↓
女性支援をやっている私の立場で、これを書かなければならないのはつらいですが・・・現実をお伝えしなければならないのでお伝えしますね。
育児を盾にしたメッセージをいただくと、長時間かかる仕事を頼むわけではなくても、頼みづらくなります。
もちろんやむ無き事情であることはよくわかるのですけれど、頼みにくいのは確かです。
仕事の途中で辞退する人には仕事を頼みにくいです。非常に困った経験があります。実際に私のもとに届いたメッセージをご覧ください。↓
これを書くのはツライのですが…。育児の厳しい状況は理解できるのですけれどね。納期が迫っていただけに途中辞退はとても困りました。
また、次のような経験もしています。
カタログ集を作ってもらう仕事を依頼したときのこと。途中で連絡がとれなくなりました…。
渡した10万枚のチラシや、作業に使う業務用ホチキス等の備品など、返却もせず行方をくらませてしまったのです。20万円以上の損失・・・。痛かったです。
言うまでもなくですけれど、仕事の途中で辞退する人には頼みづらいです。
手一杯の状態らしく、リピートの仕事をお引き受けいただけない場面も多々ありました。
仕方のないことなのかもですけどね。しかし依頼者からすると、あらためて募集をしなければならないので、仕事を頼みづらくなる一因になることは覚えておくとよいと思いますよ。
仕事は争奪戦です【画像あり】
仕事の募集をすると多くの人から応募があります。下記はその一例。こんなに応募が殺到するのかと最初はびっくりしました。↓
競争が激しいのは間違いないです。
とはいえ大丈夫です。何度も仕事を依頼して思うのですけど、心から仕事を依頼したくなる人は少ないですから。
本記事で頼みたくなる&頼みにくいフリーランス女性の特徴をつかんでぜひ今後に活かしてくださいね。
フリーランス女性によくある悩み
フリーランスとして働く女性たちから話を聞くと、仕事が取れない悩みと時間が取れない悩みの両極端な悩みが存在します。
仕事を取れない悩みを抱えている人は、自分を売り込めずに仕事が取れないパターンです。
リクルートワークス研究所の統計調査(2018年度)によるとフリーランスの平均年収は256.1万円。会社員の方が稼げますよね。仕事が取れない現実があります。
その対極が時間が取れない悩みです。仕事が集まり過ぎてしまい、さばききれないという感じ。一人でできる仕事量には限りがありますものね。
私の塾にいらしていたフリーランスの女性もこの問題で悩まれていました。仕事はあるのはありがたくても、納期に間に合わせるために徹夜しなければならないこともけっこうあったそうです。
繁忙期と閑散期がハッキリと分かれてしまい、収入が不安定なのも悩みとおっしゃっていましたね。まとめるとこんな感じです。
- フリーランス女性によくある悩み
- 仕事が取れない
- 時間がとれない
- 収入が不安定
年収1000万円のフリーランス女性の共通点
推定年収1000万円を超えている女性たちの共通点についてもお話します。その中には2000~3000万円クラスの女性も含まれていますのでよくお読みくださいね。
- 年収1000万円以上のフリーランス女性の共通点
- 売りとなる専門技術を持っている
- 自分にしかできないことに集中
- 企業や経営者を顧客にしている
- 仕事のほとんどが紹介&リピート
- プロフィールを作り込んでいる
同業者との差がハッキリとしている専門技術を持っています。みんな変態レベルに入れ込んだ仕事をしています。
知識はほかの誰にも負けないぞくらいの意気込みを持ち、ひたすらその分野の勉強をしています。
ほかの人でもできることは外の人に振ってますね。時間がない事情もあるようです。事務やスケジュール管理など外注していますね。
企業や経営者(男性)を顧客にしている人が多い。仕事単価が高いこともあり、自ずと年収も高くなるのでしょうね。
仕事のほとんどが紹介やリピートというパターンが多いです。中にはご自身のホームページも作っていない人もいます。
口コミで仕事が広がり、全国を飛び回って仕事をしている女性もいますよ。毎日楽しそうです。
プロフィールを作り込んでいる人が多いです。ホームページを起ち上げるとわかるのですが、トップページの次にアクセスが集まるのはプロフィールページです。
プロフィールを舐めていると痛い目に合いますよ。実際、プロフィールを作り込んで仕事を集めていたり、メディアからの取材を獲得している人たちがいますからね。
下記の記事に実例やその効果を詳しく書いてますので参考にどうぞ。
私はフリーランスに向いてるのかなぁ。うまくいく人たちにはどんな特徴があるの?
自分がフリーランスに向いているかどうか悩ましいところですよね。只、特別な才能がなければできないというわけではありません。努力のたまものという感じの人たちが多いですよ。
現在は高収入を得ていても、いきなり稼げるようになったわけではなく地道に信用を積み重ねた人ばかりですよ。
向いているかどうか調べたくなったら、仕事依頼者だからわかるフリーランス に向いている人7つの特徴 も合わせて読むといいと思いますよ。
又、フリーランスに向いてる人かどうか診断したい人は、診断シートを入手し、調べてみるといいでしょう。
起業する人のために作ったものですが、フリーランスも実質的には起業したようなものですので参考になりますよ。
私が個人セッション(1回3万円)の際にする質問の中から厳選したものです。
本来であれば有料級のものですけれど、私が一人ひとりに向き合うわけにもいかないですので、今なら無料でお配りしています。必要な人は下記からどうぞ。
※予告なく配布を終了します。
企業がフリーランスに仕事を依頼する事情
これからは企業がどんどんフリーランスに仕事を依頼する機会増えると思います。私自身が前職(零細企業でした)で経験したことなのでよくわかります。
社員ではなく、なぜ社外の人に仕事を依頼するのか、各社事情は違うと思いますが下記に私の経験を踏まえてまとめてみました。
- 企業がフリーランスに仕事を依頼する事情
- 優秀な人に頼まざるを得ないから
- 社員よりお金がかからないから
- 素直で文句も言わないから
企業(特に中小企業)は、募集しても優秀な人がなかなか集まりません。しかしながら競争は激化しており、質の高い仕事をしてもらわないと生き残れません。
そこで社外の優秀な人に頼まざるを得ないのです。また社員よりもお金がかからないメリットもあります。社会保険やもろもろ社員にはお金がかかりますから。そして素直で文句も言わないのは最高ですよね。
私も経験がありますが、仕事を頼むたびに「ありがとうございます」と感謝してもらえるのは本当に救われました。社員に頼むとイヤな顔をされることも多いから、苦笑
以上は私が前職で実体験として語っておりまして、フリーランスの人にお仕事を頼むと、上質な仕事ぶりを発揮し、パッパと片付けてくれるので涙ものでした。
フリーランスの女性にチャンス到来の時代です。
仕事の集まるフリーランス女性になる秘訣
仕事の集まるフリーランス女性になるには、依頼者に他のフリーランサーとどこが違うかハッキリ伝わるようにしなければなりません。
そのためには自分の強みと実績を棚卸ししてきちんと伝わるようにまとめることが重要です。
これらを総合的に実現するのがブランド・プロフィールです。
ブランド・プロフィールは「この人しかいない」と思ってもらう自分のブランド(その人にしかないもの)を表現したプロフィールを言います。
- 強み
- 強みを証明する実績とエピソード
- 他との違い
- どのような人に最適な仕事ができるか
などを400字程度でまとめて表現するのです。
詳しい解説や実際にブランド・プロフィールを手にした方へのインタビュー動画などはこちらに掲載されています。
フリーランス女性のインタビュー動画
フリーランスとして働く女性のインタビュー動画です。どのような悩みを持ちどのように解決したか語っています。3分少々の動画ですので参考にどうぞ。
以上となります。それでは楽しいフリーランス・ライフをお過ごしくださいね。
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