「コンプレックス克服」か「強みを磨く」のか　567

魂の女性成長支援・浅野塾　の　浅野ヨシオです。

４月にスタートしたセルフスタイル養成講座１期生も
折返し地点となりました。

受講生たちは、自分の経歴や過去を振りかえりながら、
日々自分の強みと価値ある経験を探しています。

自分の心の中を振り返り続けるって、
大人になるとなかなかありませんよね。

卒業後に、その価値がわかるのかもしれません。

わかると言えば、
自分の強みがわかるようになるためには、今の自分を受け止め
られるかどうかが決め手になります。

人からどんなに評価されても、その評価を受け入れる気持ち
がないと見つからない（認めようとしない）んです。

自己肯定感が低いと、
どんなに評価されても我関せず。

何が言いたいかというと、
多くの人は強みがわからないのではなく
「受け入れられない」のです。

私自身もこの状況に苦しみました。

講師になるときに、
「浅野さんは講師の仕事が向いてるよ。
話が心に刺さるんだよね」

というようなことをよく言われました。

でもダメ・・・・。

心がその言葉を受け入れないんです。

当時は、家業の仕事で部品の組み立てや出荷作業などを
やっていた日々のときでした。

自分にはなんの取り柄もないと思い込んでいたときなので、
どんなに
「講師の仕事が向いてるよ」と言われたところで、
そんな仕事は無理に決まってるよと受け入れられなかったのです。

そんなことはできるはずがない、今まで勉強をしてきたわけではないし
ありえないでしょという気持ちが先行していました。

でも、

「やりたかった」です。

ぐずぐずしていましたが「やりたかった」。

そして、

そのときの自分とさよならしたかった。

毎日同じことの繰り返し。

明日こそはと思っても動けない。

そんな日々の自分を変えたいという気持ちが自分を突き動かしました。

もしもあのときに、
他人からの評価を受け入れず、
自分のマインドにだけ従っていたら今の自分はありません。

この記事をお読みになっている人は、
ワンランク上の自分になりたいという志の高い人だと思うのです。

自分が高い評価を受けたポイントにアンテナをはってください。

そしてその評価を受けたポイントを掘り下げて見てほしいのです。

高評価を受けた時に、「評価の本質」を掘り下げてくださいね。

私の場合は

「キャラが立ってる」
「おもしろい」
「なんか心に刺さる」
「元気もらえる」

というような言葉から、
評価の本質を探りました。

「どうやら人を動かす話し方ができるようだ。
知識欲に訴えるというよりも感情に語りかけるように
話をすることを求められてるな」

というような評価の本質かなと推測したのです。

そして、
講師の仕事に挑戦したからこそ今があります。

それまでは自分のダメなところばかりに焦点をあてる人生でした。

年齢を重ねていた私は、ダメなところを克服ばかりしていても
間に合わないと思うようになりました。

そこで自分の評価の高い高評価軸をより太くするという考えにシフト
していくようになったのです。

コンプレックスがあることは仕方がないことです。

しかしそれは強みがないとはイコールではありません。

私はそんな思いを胸に抱きながら、
講師として登壇しています。

この記事をお読みになっている女性たちに言いたい。

強みがない人なんてこの世にいないです。

そしてその力を必要としている人がかならずいる。

がんばりましょうね！

ではまた

浅野ヨシオ

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