「看板がないお店」という看板のお店　568

魂の女性成長支援・浅野塾　の　浅野ヨシオです。

先日、地方に住む元受講生の女性が東京に来るということになり、
飲みにいきました。

せっかく東京に来るので、喜んでもらいたいなぁ思い、
ネットで調べていたところホームページに「看板のないお店」のフレーズを発見。

思わず覗きたい衝動に駆られて予約を入れてしまいました。

実際行ってみると本当に看板もなく、エレベーターを降りたところには３つの扉
があるだけ。薄暗く、どの扉がお店なのかもわからない・・・

ちょっとミステリアス・・・のドキドキ感の中、

奥の扉を空けたところが店舗になっていてことなきを得ました。

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店長！すべて戦略だったんですか！？

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お店の中は内装もすべて黒く、シックな感じのお店でした。

とても落ち着いているし、料理もおいしくすっかり気に入ってしまいましたけれ
どね。

店長さんも気さくな人で、いろいろお話聞くことができました。

「看板のないお店にしたのは、立地の悪さをカバーする戦略なんですよ」という
フレーズに驚いた、、、

「看板のないお店」にしたらTV番組の取材がすぐに２件きたと言ってましたよ。

お店は６階にあるし、表通りから奥まったところにあるので、飛び込み客は来な
いと思い、考えた末の決断だったそうです。

それに看板のないお店にすることで、お客さんが「看板のないお店を知っている」
ということだけでステイタスを感じ、友人たちを連れてくる可能性がぐっと増え
るんだそうです。

しかも、お店にたどり着くまでのドキドキ感があり、
一度来店すると強いインパクトと高揚感があり二度と忘れないし、
リピートしてくれる可能性がぐっと上がるというお話でした。

それを聞いて空いた口がふさがりませんでしたけど、、

でもほんとその術中にハマったなぁと実感しています。

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弱みもあるなら知恵もでる

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店長のお話を聞いたとき、

弱みがあったり、条件が悪いことを言い訳にしてはいけないなと
気持ちが引き締まりました。

知恵を絞ってどれだけ自分を必要としてくれる人に覚えてもらえるかを考え続け
ること。

それこそが、強みを活かし使いこなしていくことに繋がることなんですよね。

自分の同じような仕事をしている人や技術も実績も多い人がいると、
ついあれこれ言い訳をしたくなりますよね。
（私はよくなります）

そこでじっくり足もとを見つめ、
自分に備わっているものを最大限に活かすことを突き詰めて考えていくことで
本当に自分を必要としてくれる人だけを集めることができる。

それを実感するお店でした。

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編集後記

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このお店の店長さん

「実は照明を明るくすると、内装の古さがわかってしまうんですよね」

と言いながら照明を一瞬明るくしてくれました。

すると・・・・

確かに古い(汗)

お店を暗くしているのも狙いだったのですね。

どんな厳しい状況でもあきらめない。

ないない尽くしのときにこそ知恵は出る。

そう肝に銘じておきたいところですね。

ではまた

浅野ヨシオ

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