女性向けセミナーを８年開催して思うこと　566

魂の女性成長支援・浅野塾　の　浅野ヨシオです。

昨日、新しく起ち上げる講座に対応するため、自分のキャリアを遡って調べてい
ました。

そこで驚いたことが判明しました。

浅野塾を初めて開催したのは２０１１年１０月１５日。

女性限定の塾として開講してから「６年目」と思い込んでいましたが、「８年目」でした。

あっという間過ぎます・・・。

思い起こすと、浅野塾起ち上げる２週間前の１０月１日は、それまで３年続けていた前講座の卒業プレゼンテーションの日でした。

その期を持って前講座は終了すると主催社より告げられていたので、
現役生たちを指導しながら新しい講座の準備を進めていくのは精神的にきつい日々でした。

大好きだったその講座が終わるショックと、
自分でやっていけるのかという不安が入り交じる複雑な思いの日が続きました。

しかし講座を自分で起ち上げない限りは講師の仕事をすることはできなくなるので、
前に進むしか方法がありませんでした。

雇われ講師から、自主開催を行う講師として独立するあの２週間は、
ほとんど眠れない日々が続きました。

一日も早く、自主開催の講座の受講生募集をしたかったけれど、
それまで３年やっていた前講座の受講生が目の前にいる以上、新しい講座の募集をするわけにはいかなかった。

現役生たちが動揺するのはよくないと思ったので、
関係者以外には誰にも言わずに企画・テキスト・ホームページを作り続けていました。

そして卒業プレゼンを終えた翌日、浅野塾のサイトを起ち上げて、受講生の募集を開始。

それまでの人生で、そこまで夢中にというか無心に打ち込めたものは無かったので自分でも不思議でした。

募集期間が２週間もありませんでしたが満席になりあのときはうれしいというよりも、
大海に出たような、
なんとも言えない不安いっぱいの船出でした。

あれから８年。

飽きっぽい自分がこれだけの期間続けていることがなんとも驚きます。

色々なことが起こったけれど、４ヶ月コースを１１期開催し、今年から新講座も始めることができました。

小さな塾だけど、それだけに受講生たちの顔がよく見えて、じっくり向き合うことができたのです。

女性限定の塾では驚くような世界をたくさん見てきました。

男性の８年と女性の８年は大きく違います。

独身だった人が結婚し、子供を生み母になり・・・という加速感のある変化。

自分ではコントロールできない状況が次々と巻き起こり、その都度どうしていけばいいのか答えのない答えを出していく日々。

当の女性たちはそれが当たり前なのかもしれないけれど、男３兄弟の中で育った自分には驚くことばかりでした。

女性はステージが変わると心鏡も大きく変わるので、その変化への対応に最初は戸惑いました。

口では「わかりました」と言っても心は「わからない」というようなときもあるので、表情や目の動きを常に見ていました。

とても難しい知恵の輪を解くような世界で今でも常に緊張感がある。

今はFacebookがあるので現役生たちに課している課題を毎日見ることもできるので、とてもやりやすくなりましたね。

現役生を抱えているときは神経すり減らすのでカミさんも「よくやるわねぇ」と呆れられる。

講師になって最初の５年くらいはカミさん相手に講義のシュミレーションを毎回やってたりしてね。

カミさんに「うーん・・何がいいたいかよくわかんない」なんてダメだしされながらよくお付き合いしてくれました。

そんなこんなのあっという間の８年でしたね。

講師としては１０年が経過しましたが、
初期の受講生メンバーがすっかりご自身の業界で大きくなり、
私の方がお世話になるという現象もたくさん起こっています。

まさかそんなことが起こるなんて彼らが現役生のころは想像もできなかったです。

将来、講師として登壇するためにスタッフとして同行している佐々木にいつも言うことがあります。

「講師なんて受講生がひとりでもいればできるよ」と。

他人にどう移るかを怖がらず、自分と目の前にいる受講生がどう感じているかだけに集中しようということです。

自分を必要としてくれる方々に直に触れ合える仕事が講師のお仕事。

それが好きじゃないと厳しいかもしれませんね。

今日、メルマガ読者の方に伝えたかったのは、

自分が本当にやりたいと思うことはあきらめないでやってほしいということです。

そして他人からどう思われるかという心の壁を乗り越えて欲しいのです。

あれもこれも手に入れようと欲張りになってください。

今までずっと我慢されていたでしょうから。

誰だってみな最初は初心者です。

うまくいかないときもあるけれど、コツコツやっていると必ず道は開けます。

２~３年はすぐに経ちますし、気づけばそれなりのキャリアになります。

自分の強みは、ひとつひとつ育てていくものですから。

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編集後記

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Google カレンダーのおかげで過去に開催した講座の日時がわかって

よかったです。

昔のスケジュールを眺めていると、

自分が当時どんなことに興味を持っていたのかよくわかりますね。

セミナーにひたすら通う時期があったり、

人と毎日のように会っているときもありました。

日々、受講生の自分史ばかり追いかけているので、

自分のことは疎かになっていたなぁと感じます。

たまには自分を振り返ってみないといけませんね。

ではまた

浅野ヨシオ

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