離婚した直後,
浅野塾に現れた女性がいました。
と、いきなり書くと暗い話かと思いますよね、笑
確かに、浅野塾の門を叩いた時、彼女は
どん底期でした。
「超」が着く高学歴。難しい試験のある資格
を獲り、それを活かした仕事をしていました。
ところが、その仕事にも「?」な感覚を持って
いたんです。高学歴が、「成功しなければならない」
と、逆に足かせのようになっていました。
彼女にとって、その時は、
仕事もプライベートも底の底でした。
そんなときに、浅野塾にやってきたのです。
卒業後、2年が過ぎ、彼女から
「結婚が決まりました」と連絡がありました。
その数か月前に、「転職をした」と連絡が
あったので、彼女はわずか数か月の間に人生
を大きく動かしていました。
さて、
彼女がなぜ、人生を立て直せたのか。
考えてみると、
「歩みを止めなかったこと」が
一番の理由かなと思いました。
ちなみに、
彼女の転職先は、入塾時にやりたいと
言っていた仕事とは違いました。
でも、彼女からの報告メールを読んでいて、
転職したことによって、自分が何をしたいの
か、より鮮明になってきたようでした。
今の仕事の中にもヤリガイを見つけ出した
ようです。
頭で考えることも大切ですが、実際に行動
してみないとわからないものもあるという
ことの証明ですね。
ここからは私の想像ですけど、彼女は
転職し、仕事も、付き合う人たちも、がらりと
代えたからこそ、伴侶となる人が見つかった
のではないかなと思いました。
「環境」「身の回りの人」を変えることは、
自分自身が、本当は何をしたいのか
を知る、いいきっかけだからです。
彼女から、故郷の農業物を、
カタログギフトにしている会社があるので、
受け取って欲しいとメールをいただきました。
贈られてきたカタログの中に、
メッセージカードが入っていました。
↓
その中に、
「浅野塾に参加したことが、人生を立て直すきっかけになったように
思います。これからも判断に迷ったら立ち返りたい場所です」
と書き込まれていました。
浅野塾は、何か道を示してあげるところではありません。
でも、みな何かしら自分自身で答えを見つけて卒業しています。
飛び立った彼女たちも、あのころは、じっくり考える場所が欲しかった
のでしょう。
そして、飛び立った今も、時には羽を休める空間が欲しい。
そう思うときもあるのだろうなと、カードを読んだときに
思いました。
「判断に迷ったら立ち返りたい場所」
卒業生にとっても、浅野塾はそんな空間であり続けたいですね。
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