浅野の過去

他人にコントロールされない自分作りの方法

「欲しくなった5万円のハンドバック。
それを買っていいか主人に聞いている
自分がイヤになった」

以前、浅野塾の受講生が、そんな胸の内を
話してくれました。

私は、「強みや自分にしかできないことを見つけたい」
とよく女性に訴えかけられます。
でも、その言葉の真意は、
他人に、やりたいことを制約されたくないという
ことのようです。

この受講生は、ダンナさんとの関係は良好ですし、
決して不幸な人ではありませんでした。それどころか、
他人から見れば幸せいっぱいの家庭の女性です。

でも、ご自身がお仕事をしていないということから、
精神的な不自由さを感じているようでした。

この状況から脱していくために、
経済的な自立(=稼ぎ力を身に着ける)をしようという気持ちが
生まれたんですよね。

そこで、こんな本に出会いました。

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貧困OLから資産6億をつかんだ「金持ち母さん」の方法

著者の女性は、離婚を機に、二人の小さな子供を
育てるため、特許翻訳の仕事をしつつ、不動産を
ベースにした投資をして、生活費を生み出すことに
成功した人です。

「仕事やお金は、安心や安全を手に入れる手段」

とはっきりしたスタンスで稼いでいるところが、

「稼げ!金だ!」と叫ぶ、ビジネスギラギラ系男性とは、
全く違います。

私の中にもスッとこの本に書かれている内容が、
腹落ちした
理由はそこにあります。

お金を稼ぐということを、あからさまに言うのは、
あさましい気がするという女性もいますよね。

その気持ちもよくわかります。

この本には、その考え方と、どう向き合うかが
書かれています。

また、「不動産や投資はコワイ。何かあったらどうしよう」
という気持ちから、具体的に動くためにどう気持ちを
コントロールすればいいか。

それについても、著者の体験談をもとに描かれて
います。

目次の中に、

『お金を得る方法は無数にある』
『どうしたら女性は「経済的自立」を手に入れられるのか?』
『人生の手綱を握る』

など、というような自立に向けての教えの項目が、
たくさんあります。

これから転職を考えているとか、結婚前に自分の生き方の
方向性を決めたいと思う女性にも、いいかもしれません。

この本は、私が思うに、

お金の稼ぎ方を学ぶ本というよりも、
自立する自分になるための

心の準備体操の本
ではないかと思いました。

最後に、この本の中にこんな文言がありました。

『目的地までの道にある、すべての信号が青になって
から出発をしようとしても、それは不可能です。
信号が青になっているところを、順番に進むことによって、
目的地に到達できるのです』

これは、著者が、フリーランスになることを迷っていた
ときに、出会った言葉だそうです。

これは、最高の自分になるための、
遠回りのようで、一番の近道でもありますね。

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