起業する前にも後にも不安はつきまとうと思います。
どのように向き合えばいいのかしら?
そんな疑問に答えます。
起業につきまとう不安は、詰め合わせギフトセットみたいなものです。
不安は悪もの扱いされますよね。でも、私たちを危険から守る大切な感情です。
- お客さまは集まるかな?
- 食べていけなかったらどうしよう・・
- 方向はまちがってないかな?
- 失敗したらどうしよう・・・
など、起業する前にも後にもさまざまな不安はつきまとうもの。
よほどネジの飛んだ人でない限り、不安ゼロはあり得ないです。
そこで本記事では、起業の不安にうまく向き合う方法について解説します。
これから起業を考える人や、起業して間もない人にぴったりの記事です。
お読みになると前向きな気持ちになり、ご自分のビジネスに全力疾走できるようになりますよ。
※3分ほどで読めます。
- この記事を書いている人の信頼性
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
不安は敵ではなく味方です
- 断言します。
起業につきまとう不安は敵ではなく味方です。
不安はまだ知らないことや、わからないことに向き合うときに生まれる感情です。
そんな感情が備わっているから、私たちは危険を回避することができます。ちゃんと意味がある。
危険なビジネスに手を出さなくなるでしょうし、慎重にもなる。
それだけではありませんよ。
失敗しないように行動する燃料のような役割も担います。
不安は敵ではなく、味方だということを理解してくださいね。
起業につきまとう不安とうまく向き合う方法
「不安は味方」と頭では理解できてもなかなか受け入れられないものですよね。
なぁそれでいいです。まずは不安の管理を覚えればいいだけだから。
そこでまず
多少うまくいっても大げさによろこばないこと。うまくいかないときが続いても深く落ちこまないこと。
「はい。次!」と常に前にすすめるように、メンタルを整え続けることが大事です。
たとえるならマッサージしながらマラソンする感じです。
具体的にはビジネスへのアプローチと、心と身体へのアプローチの両面に向き合うことになります。
ビジネスへのアプローチとはどういうことか解説します。
- ビジネスへのアプローチ
- 不安の棚卸し
- 不安の仕分け
- 不安への対策
まずは不安の棚卸しです。
「何に自分は不安なのか?」を箇条書きでいいので整理してみましょう。
- 老後の収入はどうしようかな?
- お客さま集まるかな?
- いつまで続けられるかな?
- お金が尽きたらどうしよう?
みたいな感じです。不安は漠然としていればいるほど膨らむものです。
きちんと棚卸しして見える化する準備をはじめましょう。
不安の棚卸しが済んだら、不安の仕分けに入ります。
「今から対策できるもの」「今は対策しようがないもの」の2つのグループに分けます。
さきほどの例の中の「いつまで続けられるかな?」という不安は、そのときになってみないとわからないことですよね。「今は対策しようがないもの」に入ります。
一方、「お客さま集まるかな?」という不安は、「今から対策できるもの」に分類されますよね。
分類が終わったら不安への対策を考え実行に移します。
「今から対策できるもの」の優先度高い方から手をつけ、できることから始めていきましょう。
「お客さま集まるかな?」という不安であれば、広告を打つとかSNSを利用するとか何かしら対策すべきことはあるはずですよね。
わからなければ「調べる→学ぶ→実行する」というプロセスも必要になるかもしれません。
動いている時間は不安を忘れることができますよ。
大切なことなので繰り返しますけれど、不安にうまく向き合うには心をフラットに保つことを意識することが大切です。
ビジネスへのアプローチと同様、心と体へのアプローチも大切です。
- 心と体へのアプローチ
- 外の空気を吸いに出る
- 運動する
- 人に会う
- 吐き出す
- 早寝
- 午前中に命をかける
不安なときは気が重くなりますよね。気が重くなるとじっとしていたくなるもの。
しかしじっとしているとメンタルは落ちまくります。
そこでまず外の空気を吸いに出ることです。陽の光を浴びて気分転換からスタート。
環境を変えると目に入る情報が変わるため、新しい考えが浮かぶ可能性もあります。
次に運動するようにします。筋トレがおすすめ。
詳しい解説は省きますがセロトニン&ドーパミンなどストレスを抑えスッキリさせる脳内物質がドバっと出ます。
そんな生理的効用を利用しない手はないですよね。
続いて人に会うことです。
間違っても夢を奪うような人に会ってはいけません。話していると気持ちの上がる人に会いましょう。
起業のステージによって違うと思いますけれど、自分よりちょい先行く人くらいがいいですね。
その人に思いっきり不安を吐き出すことをおすすめします。
たまっていたモヤモヤ不安を一気に吐き出してしまいましょう。それだけでもかなりスッキリします。
大抵、同じ不安をもっていた経験もありますから。
どうやって気持ちをコントロールしているかアドバイスもいただけるかもしれません。(お茶代はおごりましょう、笑)
そして最後になりますが早寝しましょう。
不安は夜襲ってくることが多いですからね。さっさと寝てしまうのです。
そして翌日の午前中に命をかけるのです。
ちょっと大げさに聞こえるかもですけど、けっこう本気ですよ。
午前中は集中力が冴えまくるときですからね。
それに、午前中はネガティブなこと考えないじゃないですか。
仕事に集中できるゴールデンタイムですよ。不安に襲われずに済みます。
以上の感じですけれど、だまされたと思ってやってみてくださいね。
不安とうまくお付き合いできますので。
起業の不安に向き合うための考え方
再三の繰り返しになりますけれど、心をフラット(平坦)に保つことを意識することが重要です。
そこで不安に向き合うための正しい考え方について解説しますね。
- 起業の不安に向き合う正しい考え方
- ゴールのないマラソン
- 完ぺきに準備が整う日はこない
- 質は徐々に高まる
- 不安を追いかける
- 最もやりたくないことから始める
- 昔を思い出す
- 期待と不安はコインと同じ
起業するとゴールのないマラソンを走るようなものと考えた方がいいです。
やめない限り果てしなく続くもの。
山あり 谷ありを繰り返しますので、そのたびに一喜一憂していると心も体も持たなくなるのです。
いっときだけ頑張っても息切れするのは起業もマラソンも同じです。
次に、完ぺきに準備が整う日はこないとわきまえておきましょう。
「お金も時間もたぷり。知識もスキルも十分。確実に売れる商品・サービスもできた!」
そんな完ぺきに準備が整ってスタートできる日はいつまでも来ないです。
何もかも不十分の中で発車することになるのが99%の起業家です。
走りながら拾い上げていく覚悟ですすむこと。
気づけば経験も知識もスキルも卓越して質は徐々に高まりますからだいじょうぶですよ。
ここまでお伝えしたことを実行するためには、不安を追いかけることが大切です。
逃げようとすると追いかけてくるのが不安の特性ですから。なので最もやりたくないことから始めることが大切になるということです。
「お客さま集まるかな?」というのが最も不安なのであれば、その不安を最初に追いかけることになります。
残念なことに不安への対策はつまらないし、やりたくないことばかりなんですよねぇ。
ここまで読むと、なんともどんよりした気持ちになるかもですね。
次から明るい話題になりますので安心してください。
きついときや不安なときは昔を思い出すことです。
夢を見ながらわくわくして起業を考えたアノ頃ですよ。気持ちを奮い起こすために初心を思い出していきましょう。
期待と不安はコインの表裏と同じです。一面しかないなんてあり得ない。
以上が起業の不安に向き合う正しい考え方ですよ。
向いているか向いていないかの判断はどうしたらできますか?
確かに起業に向いているか向いていないかの判断はむずかしいところです。
下記の記事に詳しい解説と診断シートも入手できるのでお読みになるといいですよ。
不安に慣れます
私も起業する前は、特に不安でしたからお気持ちはよくわかります。
しかしながら始めてしまうと不安に慣れるんですよね。不安は常態化するのでうまく付き合えるようになります。
私の塾には起業し始めたばかりの人もいて、まだちょぼちょぼの結果しか出ていない人だっています。
でも彼女たちは「昔に戻ろうと思わない」と口を揃えて言いますね。
自由を手にしているからですよ。
その旨味を知ると戻れなくなるのかもしれません。
窮屈な生き方をしていた人には、なにものにも変えられないものだったりします。
まちがっていただきたくないのは、この記事はむやみに起業をあおるものではないですよ。
これからの生き方、働き方を考えるきっかけになったらうれしいです。
以上になります。
(※この記事を書いている人の自己紹介)
稼ぎ力の軸となる強みの見つけ方もわかりやすく解説。
少人数制。※個別相談も講座後に1時間できます。
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