4年間、4ヵ月コースの講座をやり続けてきた。
卒業後にも付き合いのある人もいる。
すると必ず通らなければならない道があります。
自分が教える限界に達するということ。
受講生が自分を追い抜いていく。
いや、もともと自分よりも優れていた。
私は自分を超える人を作るのが講師の仕事と叩き
込まれた。
『講師は親であり受講生は子供。親は子を親以上に
育てて初めて義務を果たす』
という教え。
そのためには
「教えるのではなく考えさせること」
ということだった。
これなら自分よりも能力の高い人を育てら
れると思った。
東大出身者であろうが役員だろうが関係な
かった。
その教えは素晴らしいものだった。受講生
たちは自分で考えて、道を自分で探し出す。
自分で自分を信じられるようにしてあげる
ことだけやってあげていた。
大切なのは真剣に受講生に向き合って
受講生本人よりもその能力を信じること
だった。
本人よりも本人を知ること。
そして行動の方向が決まって、
手に負えないレベルに達した時。
受講生が道行く道の専門家のかた
にバトンタッチする。
自分を卒業させなければならないのが講師の
任務。
これが何より講師をしていて辛いところだと
思う。
いつまでも見てあげたくとも、卒業させなけ
ればならない。
だからこそ新しい出会いもある。
自分を必要としてくれる人が現れる。
それは何を意味するかと言うと
『講師は受講生に生かされている』
ということですね。
浅野塾長はスーパーアドバンス講座の
お弁当タイムの時は給湯係でございます。
みんな手伝ってくれてやさしい人たちばかり。
でもこのコップ熱いんですよね(汗)
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