見捨てない先生

カミさんはある教室でバレエを習っています。
受講生は先生を選べるシステムだそうです。
その中で。
初心者の受講生に大人気の先生がいると。
カミさんから話しを聞きました。
ほとんどの先生はカリキュラムにのっとって多くの受講生の前で淡々とレッスンをすすめるのですが。
その先生は。ひとりひとり。入念に向き合ってレッスンをすすめる。
どんなに下手でも。大汗をかきながら絶対に見捨てないで受講生を教えるそうです。
それだけに。歳をとってからバレエを始めた人や。
不器用な人に大人気。
ただ、ひとりひとりに時間をかけるから、カリキュラムが最後まですすまないときもあるそうで(笑)
この先生、ご自身も２０代になってからバレエを始めたそうで、、、
新しい受講生が受付をすると。
名前をしっかりと覚える。
この話しを聞いたとき。
浅野はちょっと感動。
先生にとっては。
ある程度、キャリアのある人や筋のいいひとを教えた方が楽に決まっている。
それでもその先生はあえて指導するにはきつい受講生を集める。
こういう先生にレッスンを受けて昇っていった受講生って。
決してこの先生を忘れないだろうなって思った。
多くの先生がいる中にこんな先生って必要だと思う。
「不器用な人。年配の人だって。
バレエを楽しんだっていいじゃない！」
その先生にお会いしたことはないんですけど。
きっとそう言ってくれるんじゃないかと浅野は思った。
浅野は最近太ってしまったので
バレエやったら痩せるかな？
その先生に。
「レッスンはかたくお断りします」
って言われるな。
しくしく、、(涙)