魂の女性成長支援・浅野塾の浅野ヨシオです。
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この週末は東北に出張。
2人の個人コンサルティングのためです。
東北は東京に比べるとまだ寒いですね。桜はこれからかな。
それなのに、
「今日はあたたかい方ですよ。半袖で歩いている人もいるくらい」
って言ってた。
ありえない・・・私はそのときコート着てましたよ。
さて今日のお題は、「自分のマイナスになるような過去なんてないよ」というお話。
そう言われると、正論ぶつけられているようで続き読みたくなくなりますよね。
まぁ待ってください。ちゃんと説明しますんで。
大きな失敗とか、ちょっとキツい経験をしていると、忘れたくなるような
過去って誰でもあると思います。
でもその経験の多くが、その人の強みになっていることがほとんどなんです。
これも講師になって知ったことなんですけどね。
その人にしかできないなっていう能力は、大抵そこから育まれたものばかり。
その理由で考えられるのは、痛み・つらいことから逃れようとするチカラって半端じゃ無いってことなんでしょうね。
ツライとか痛いっていうのは完全なる「主観」の世界。
たとえば先生に怒られ続けたことがトラウマになっている人がいたとします。
それで鬱になってしまうような人もいる。
でも同じ先生から同じように怒られているのに、全く動じない人もいたりね。
その主観ってとても大切なんですよ。
自分がどう感じたか。
自分がきつかったならきつかったという事実以外ナニモノでもない。
何から逃れたかったか。
どうやってその場を過ごしたか。
どう解決してきたか。。。。
主観が生み出す他の人にはない感情。
その感情が何かにこだわるあなたを作り出すんです。
強みに繋がる要素が眠ってるんです。
こんな例があります。私のコンサルを受けたパーソナルトレーナーさんのお話。
彼はある格闘技の名選手でした。世界大会で日本人初の優勝者にもなったような人。
でもね。
その実績って、私たちにとっては何のメリットも無くて。ふーんすごいねで終わって
しまいます。もちろんその競技をしている人にとっては、技術を教えてもらえるので
メリットあります。だから指導者という立場だったら「実績」ですよね。
でも。
彼のトレーニングを教える人たちって高齢者だったんです。
お年寄りに「ぼくは格闘技のちゃんぴおんです」って言ったところで
なんにもメリットがない。
わかります?
でも選手時代の彼は、とてもツライ経験をされていました。
怪我を33回もしてるんです。膝・腰・肩・・・首のヘルニアまで。
ドクターストップかかっても、そんな簡単にやめられない。
彼は自分でトレーニング方法を考え、治して競技続けたんです。
先程もお伝えしたけど、今その方はパーソナルトレーナーととして高齢者向けのトレーナーとして活躍中。
痛みが取れない高齢者が、病院で「年寄りだからしょうがないよ」って診断されると
彼は爆発的な力を出して高齢者のトレーニングに向き合ってあげられる。
彼にもしも怪我の経験なかったら、こうはなりませんよね。
彼のお仕事につながる強みは、きつかった33回の怪我の経験から生まれたもの
だったということです。
その強みの源泉を彼は私に会うまでわからなかったそうです。
北の地でコンサルしたふたりも。
例に漏れずでした。きつかった思い出のある時期に、強みである能力を生産し続けて
ました。
これがなんであるか。はっきりさせないと自信につながらないんですよ。
何かを目指すにもきついことがあると、キツイ経験から生まれていたトラウマ・コンプレックスのほうが
勝ってしまい身動きできなくなる。
自分の過去にはひとつも無駄なことはなかったと、知識じゃなくて、
具体的にどう繋がっているかをひとつに束ねられるか否かで楽しく生きられるかどうかが決まってくるんですよね。
これが途方もなく時間のかかる人生の棚卸しが必要でございまして・・・・。
私もコンサルやっててヘトヘトになります、苦笑。
おかげさまで美味しい海の幸山の幸のあるところに出かけたのに。
食べたのはスタバのサンドイッチと、コンビニのおにぎりのみ。
それで東京に帰ってきた、、、
絶対にまたこの地に遊ぶに来て、食べまくって温泉入って楽しんでやる!
と心に決めて東京に戻ったとさ。
めでたしめでたし。
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