来月、私も誕生日を迎えます。
46歳。江戸時代だったらそろそろ寿命でしょうか(笑)
ちなみに40歳を過ぎたプロスポーツ選手は、
その存在だけでも、
ニュースに取り上げられていますよね。
イチロー選手も、三浦カズ選手もそうですし、
テニス界ではクルム伊達公子さんもまだ現役。
先日、
日本現役最年長のプロ野球選手の、
ドキュメント番組を、たまたま見る機会がありました。
48歳のピッチャーです。
おっとここで、
「私はスポーツ選手じゃないから関係ないわ!」って
思わないでくださいね。
プロとして、短命で終わる人と、
現役でいられる人は何が違うの?
スポーツでなくとも、仕事をしている人は誰でも
そのノウハウは知りたいんじゃないでしょうかね。
その視点で、「40歳越えのアスリート」の取材番組
を見ているんですけど、ある法則性があることに気づきます。
今日はそのお話をしますね。
さて、結論から言ってしまうと、
1、決まりきった行動をする
2、行動を変化させる
3、才能があったわけではないと信じてる
この3つです。
「1、決まりきった行動をする」
ですけど、試合の日は毎日淡々と
同じものを食べている人や、
同じ時間に、同じウォーミングアップをする人。
回数も時間も全く変えずに機械的に行動する側面が、
みな見受けられますね。まるで「儀式」であるかのように
です。
これは、短時間で、濃密な仕事をするために、
ムダなエネルギーを使わないようにしているのかも
しれませんね。
「2、行動を変化させる」
「1と、真逆じゃないのよ」と突っ込まれそうですね。
では、解説しますね。
たとえ良い結果が出ていたとしても、「まだまだ自分にはノビシロがある」
と思っていて、常に技術を磨き続けています。
1と違うのは、プロとしてのレベルを上げる領域に
ついては徹底して「進化のための変化」をさせるということ
ですね。
ピッチャーという仕事は「ボールを投げる」のが仕事です。投げるまでのフォームから、ボールを離す瞬間まで、
ずっと変化させ続けている場面が映し出されていました。
理想の追求の手を休めないということですね。
「3、才能があったわけではないと信じてる」
年齢を重ねても現役でいられる人って、
デビューからスターだったという人は少ないですね。
どちらかと言うと遅咲きの人たち。
その48歳のピッチャーも、プロ5年目でやっと勝てる
ようになったそうです。
体格的なハンデがあったりもするし、技術的に最初か
ら優れていた人達ではないですね。
それだけに、「生き残るための知恵」を持っていました。
そのピッチャーも、投げられる球が遅いので、
ひたすら、早く見せるための技術を磨いていました。
なぜそれだけ長期間、現役でいられるのかを、
インタビューされていましたけど、
「自信がないからですかね」
と答えていたのには驚きました。
自信がないから、練習もさぼれないし、いつもどうやったら
うまくなれるかだけ考えてますっていうことを
話されていました。
最多勝も3回くらいとった人なのにね。
勝てなかった不遇の5年間が、彼にとっては
最多勝よりも価値があった。
それを証明してくれるようなエピソードです。
みな現役でがんばっているので、
わたくしもまだまだ講師道を突き詰めていきたいと思いますよ。
(まだピチピチだと思ってますけど(笑))
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