『依怙贔屓(えこひいき)』の意味を御存じでしょうか?
「依怙」は「頼る。頼るもの」。「贔屓」は「気に入った人を特に
引き立てる」という意味。
頼りになる人だからより力を入れて応援しておこうという
ことですね。
なぜかどんな場面でも依怙贔屓される人とされない
人が存在するのはなぜなんでしょう?
そのヒントになるこんな本があります。
↓「キラリと輝く気くばり」
http://blog-imgs-46.fc2.com/a/s/a/asanoyoshio02/blog_import_52ce9fd5959f2.jpg
大ベストセラーになった「ほめ言葉ハンドブック」http://p.tl/KdK6
の著者・祐川京子さんの数年ぶりの新刊。
私は意外に思われるかもしれませんけど、
あまり「褒める」という言葉が好きではありません。
よく、ほめ上手だと言われることがあります。
だけどものすごい違和感があります。
元々、嫉妬心強いし。
ではなんで人にそう言われることがあるのかなぁと自分を
振り返って見ると。
「その人の優れたところを適正に言語化したり、
感動を言葉で伝えている行為」をしている姿を見て、
人はそれを「褒めている」と思い込んでいるという事に
気づきました。
この本を読んでいると、見過ごしがちな
細かなシチュエーションでのの気くばり
について、祐川さんは延べているのではないかと思いました。
例えば、
「名刺をもらった際に、すぐに名刺ケースにしまう人」。
みなさんやっていませんかね?
浅野の経験では仕事でそこそこうまくいき始めている人に
これをする人って多いと思います。
実はわたくし。
これをやっている人はどんなにみなが凄い!って言ってても
その人から距離を置くようにしています。
本当に凄いのか「?」が湧くからです。
祐川さんの本にはそれがなぜなのかが書かれていました。
それ以外にも
・褒められたときの態度
・出張土産をもらったときのリアクション
・同僚よりも先に退勤する時の気くばり
など、つい見過ごしてしまうような状況に
おいての気くばりが書かれていてびっくり。
彼女は第一生命の一般職として入社し10数年勤務して
事務職・法人営業を経て営業スキルの研修講師として
5000人以上のビジネスマンを指導していた経験を持ちます。
プライベートでも多くの経営者や著者を集めた食事会など
を開き、参加者のコラボを実現しています。
その際には、ご自身はその輪に入らず、かわるがわる
席替えをさせたり、誰と誰を引き合わせたらいいか
などを終始考えて紹介している姿を何度も見ました。
彼女の誕生日会には全国から彼女のことを慕って
多くの人が集まります。
その姿を見ていて思うのは、彼女は決して誰も彼をも
褒めません。
しっかりと人を見ています。
そして、彼女の周りに集まる人たちは、
彼女の気づきにくい気くばりを見抜く人が集まっています。
それだけに「俺が!オレが!」
と前に出て自分の宣伝をする「痛い人」は少ないように思いました。
そういう意味では、この本は
「本当に自分が付き合いたいと思う人を選び出す本」
と言っても過言ではありません。
この本の価格見てくださいよ。
↓
880円です(汗)
私の好きなチャーシューメンより安いじゃないですか!(涙)
いいんですかね、、ゆかわさん、、、この価格で、、
さすがここにも気くばりです。
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