「成りたい自分になりたい」と思ったら・・・

「成りたい自分になりたい」

これって誰にでもある気持ちですよね。

浅野もこんなふうになりたいです。
↓

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では浅野が全く同じ服を着て同じ髪型にして
同じようにしゃべって、同じように振る舞った
らどうなるか・・・・

きもい・・・・

自分の成りたい姿というのは自分に無い要素
を欲しがりがちなのです。

以前、新宿の飲み屋さんで知人と飲んでいた時に、
タキシード来たお兄さんが「手品をお見せしますね」
と言って近づいて来ました。

おそらくお店のサービスの一環としてでしょう。

ところがその手品師のお兄さんは、ムンクの叫びの
ような顔をしていて、やせ細って顔色の悪い人でした。

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コインを消したり、トランプ手品を披露してくれましたけど
全く盛り上がらず・・・

このお兄さんは、決して手品の腕前が悪いわけじゃあり
ませんでした。むしろ上手なほうだったと思います。
ではなぜ盛り上がらなかったのか、
これは手品を、ムンクの叫びのような人から見たくない
という偏見があるからです。

人にはこのような偏見が必ずあります。
これを無視して「なりたい自分。見せたい自分」を演じたり
見せたりすると、待ち受けているものはこのムンクの手品師
さんのようなことになります。

まずは自分が人からどのように見られているかを検証して
いくことから始めることになります。
ところが「私ってどう見える？」と人に聞いてみても本音は
言ってはもらえません。大人のお付き合いもありますし、
知人や友人であれば嫌われたくないという気持ちも働いて
しまうからです。

私も浅野塾の講座の中では講師と言う立場上、どう人から
見られているかを受講生に指摘するときはありますけど、
それ以外の場面では言いません。嫌われたくないし。

自分を知る覚悟というのは、強みを見つけ出していく上で
欠かせない要素です。

女性が自分の人生を動かすためには、こういった客観力
も身に着けていくことが重要です。「自分はこうありたい！」
という思いは男性よりもはるかに強いなぁと女性指導をして
いて実感するところです。

結構、成りたい自分の姿というのは状況や取り囲む
環境や人の反応の変化で意外にも変わっていくものです。

まずは自分がどんな人に対して何をしてあげられる人な
のかを探る。そしてその人たちが自分をどのように見て
いてどう振る舞って欲しいのかを検証していくプロセス
が必要になります。

それを知り、その通りに行動してみたとき、今までがウソ
のように絶賛されたりします。この感覚を味わってしまうと
初めて出会ったぺヤングソース焼きそばのように
ヤミツキになります。(例えが悪いけど)

自分の求められているキャラクターを知る。
大切なことなので覚えておいてくださいね。

明日から９月ですね。

９月は大阪浅野塾も控えていて楽しみです。
関西の人にはどう見られているんでしょうか！

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