浅野の過去

群れない染まらないブランド人

今日は平塚競技場へサッカー観戦。

湘南ベルマーレVS横浜FCの対戦。

ザ・プロフィール講座認定講師 浅野ヨシオのブランド人への道
目的はサッカー観戦ならぬ。

三浦 知良選手のプレーを見に。

先日行われたチャリティマッチで。

見事にゴールを決めたカズさんですけども。

J2リーグの横浜FCで。

試合に出ていないときも多く。

出場しても

最後の15分程度の時が多い。

今季開幕してからの3試合でも。

試合に出たのは1試合だけ。

カズさんは浅野の一歳年上。

「Jリーグ」が誕生し。

日本中がサッカーで盛り上がっているときに。

ブラジルから帰国して大活躍したカズさん。

そのころは。

なんだかスカしたアンちゃんだなぁって冷めた目で見てた。

そのころは浅野も20代。

どちらかというと嫌いなタイプ。

その後、月日が流れて。

ドーハの悲劇・・・。

そして。

日本のW杯初出場が決まったときに。

代表メンバー落選。

年齢による衰えもあって。

チームも戦力外になり・・・

転々として。

とうとうJ2リーグの横浜FCにたどりついてる。

何度も何度も「引退」って言われ続けて。

それでも止めなかった。

自分と年齢が近いスポーツ選手がどんどんいなくなる中。

カズさんは。

いつの間にか自分の中でも大きな存在になっていった。

「なぜこの人はここまでしてサッカーにこだわるんだろう。
環境も。いっしょにやっている選手も対戦相手も。
全盛期のころに比べたら格下だし。
モチベーションがなぜ続くんだろう・・・」

そう思って。

日経新聞で連載している手記や。

数少ないテレビ出演の際には。

必ず見ていた。

NHKの「プロフェッショナル」に出演したとき録画

したものは。

もう20回以上見てる。

その他のドキュメントもよく見ていたけど。

その中でも。

一番記憶に残っているのは。

カズさんは。

自分にとっての「本当のサッカー人生」って。

W杯のメンバーから自分が外されたときからだったって。

語っていたのが。

今でも痛烈に記憶に残ってる。

Jリーグに得点王になって。

有名人となって。

みなから讃えられていた「肉体的な全盛期」ではなくて。

そのあとの苦闘にも見えるサッカー人生の方が。

カズさんにとっては大きな意味があったと語っていました。

自分はまだ成長している。

サッカーがうまくなりたい。

その技術を磨きたい。

その言葉の中から浅野の汲み取ったところ。

カズさんは「サッカー道」を究めようと今も尚。

それに向けて精進しているのだなと確信した。

周りの意見も何も関係がない。

自分がその道を極めようとしているときというものは。

孤独と闘いながら。

自分は何のために行動をしているのかを考え続けるのが

ブランド人への道だなぁと感じることができた。

ここ2年。

ずっとカズさんがピッチに立ってどんなプレーを今しているんだろう。

ってずっと気になってた。

そして今日。

カズさんのプレーを見ようと平塚に行ってきた。

平塚競技場は。

公園の中にある公共の競技場。

国立競技場とかと比べてしまうと。。

あきらかに設備も貧弱。

チームのメンバーにも対戦相手のメンバーにも。

失礼ながら有名な選手は一人もいない。

さらには

湘南ベルマーレのホームなので。

横浜FCの応援団は全体の10分の1程度だった。

スタートメンバーにはカズの姿はなく。

ずっと待機場所にいたけど。

時折、ピッチの外に出ては。

ウォーミングアップをしていた。

ザ・プロフィール講座認定講師 浅野ヨシオのブランド人への道

85分を過ぎて。

今日の出番はないのかな・・・って誰もが思っていたと思う。

そんなときに。。

監督から呼ばれたカズさんが。

上着を脱いで

「11」のユニフォームが見えた時は。

涙が出た。

ザ・プロフィール講座認定講師 浅野ヨシオのブランド人への道

44歳の選手が。

子供のようにピッチに元気に飛び出していった。

5分程度の出場。

ボールも2~3回しか触っていなかったと思いますけど。

全力でプレーをしているのがよくわかった。

試合終了のホイッスルが鳴って。

カズさんはすぐに審判のところに挨拶をして。

そしてスタメンの選手ひとりひとりにタッチをしに行ってた。

そこから。

すぐに仲間の輪から離れて。

サポーターの方にトコトコ歩み寄って。

深々と頭を下げていました。

子供のような笑顔で。

「サッカーをやらせてくれてありがとう」と言っているように

思えた。

ブランド人は。

群れない。

そして人を統率する

オピニオンリーダー。

チームメートは選手同士ねぎらっている中。

カズさんは早々に切り上げてサポーターにお辞儀をしに

観客席の方に歩み寄ってた。

それを見て。

他の選手の群れがサポーターの方へ足をすすめた。

カズさんは試合中も。

ウォーミングアップのときは

必ず他の選手の先頭を切っていた。

キング・カズ。

ザ・プロフィール講座で。

ブランド人の説明をするときに

いつも例に出しています。

ブランド人は。

その世界に染まっていない人。

カズさんは。

サッカー選手でありながら。

もはやサッカー選手という枠では語りつくせない。

サッカーを好きではない人に。

サッカーとは何かを伝えることができたり。

彼がプレーをし続けるだけで多くの人を励まして。

チームメイトにも生きていくための姿勢を教えてる。

自分の世界に染まりきっているひとは。

自分の世界の中の小さな枠の中でしか影響力を

持つことはできなくて。

それ以外の世界の人にまでは影響力を与えることが

できないもの。

その枠を超えている人が。

ブランド人として活躍する人。

たった5分の出場だったけど。

やっぱり競技場に来て自分の目で彼のプレーを見に来てよかったと

実感。

気が付けばずっとカズさんばかり見ていたので

サッカーはほとんど見てなかった(汗)

どうやら横浜FCが勝ったんですね。

ザ・プロフィール講座認定講師 浅野ヨシオのブランド人への道

平塚駅で・・・

さらに感動の一品を発見。

「都まんじゅう」
ザ・プロフィール講座認定講師 浅野ヨシオのブランド人への道

これは八王子にある高校に通っていたころ。

よく買いまくっていた白あんの小さなおまんじゅう。

支店が平塚にあったのね(涙)

思わず20個買った。。

うん・・・・なつかしい。。。

1個35円だったけど。

あのころは1個10円だったような・・・

まぁいっか。

コメント

  1. SECRET: 0
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    相変わらずオチがにくいですよ。
    アサノさん!(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >消しゴム繁呼・藍田留美子さん
    おぉ!あいださん、そこに反応してくださいましたか(笑)またお会いしたいです!!

  3. 石元大輔 より:

    SECRET: 0
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    感動のブログですね。
    私にはキング・カズと浅野さんが重なります。
    カズの著書『やめないよ』を読みたいのですが、人気で品薄のせいか、どこの書店も売り切れです。(涙)
    私も浅野さんやキング・カズのようにいつまでも頑張りたいと思います。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >石元大輔さん
    石元さん!コメントありがとう。
    石元さんの不屈の魂もカズさんに
    通じるところあります。
    まだまだこれからですよね!
    応援します!

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