大人にならない生き方

先日。

中学受験サクラサクまでの1000日戦争―泣いた!笑った!合格力は家族力/結城 世羅

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を出版し、著者デビューした結城世羅さんの

出版記念講演へ。

ご自身の息子さんが中学受験をするまでの１０００日間の

ドタバタ奮闘記を書いた結城さん。

浅野は２年くらい前に結城さんにお会いして。

そのころはお互いまさか著者になるとは

夢にも思わず・・・。

この講演では

本には書けなかったというお話を公開。

中学受験の天王山と言われる６年生の夏休み。

それまで通っていた

大手の進学塾との

決別を決意して

小さなある塾への「転塾」を決意。

ここで大きく息子さんの太朗君は伸びて。

見事に「合格切符」を手に入れました。

某大手進学塾では。

太朗君が質問すると。

「そんなこともわからないのか！(怒)」

と叱られた。

太朗君は委縮して・・・

先生に質問ができなくなっていたそうです。

わからないことをそのままにするしかなく、、

勉強しても勉強しても成績が伸び悩み。。。

太朗君は苦しんでいたそうで、、、

浅野はこの話を結城さんがしたとき

涙がポロポロ止まらなくなりました。

浅野もずっと。

何をやってもひとよりできないことにコンプレックスを

持っていたから。

その気持ちがわかるんです。

自分が周りの人にくらべてできないっていうのは。

自分でもちゃんと自覚していて。

そして質問するのってすごくこわいんです。

そして勇気をだして質問したとき・・・

「そんなこともわからないのか！」

って言われたら、、、、。

それはきつい、、、

成功体験が少なくセルフイメージが低い。

そしてダメ押しのごとくこのセリフを投げかけられた

太朗君のつらい気持ちを考えると。。。

涙が止まらなくなってしまいました。

転塾先で出会った先生は。

太朗君をしっかり見つめて。

どんな質問にもやさしく答えてくれたと

太朗君は言っていたそうです。

この話を聞いていた講演の参加者のみなさんは

静かに聞いていました。

おそらく号泣していたのは浅野だけでしょう。

涙が止まりませんでした。

カミさんに

「なんでみんなあんな感動的な話をしているのに
みんな泣かないんだろう？」

ってつぶやいたら。

カミさんは

「みんな大人になるとそんな子供の頃の気持ちって
忘れちゃってるのよ。
あなたは子供のまま大人になったからわかるのよ」

と。

フリーキックを決めた本田のような的確なシュートをお見舞いされた。

そうか～

確かに。

小さな頃の感情の揺れはよく覚えている。

今も何も変わってない気がする。

ずっと親に怒られ続けていて。

そのときに感じていたことをはっきり覚えている。

自分が人に話しかけるとき。

相手の気持ちの揺れを。

言葉だけではなく声のトーンや

表情などすべてから感じ取って

話をするようになったのは。

小さな頃に感じていたこころの揺れを

今でも覚えているからなんですね。

プロフィール講師をやっていて。

これはほんとうにありがたい、、、

受講生は

感情が大きく揺れる。

「よしいくぞ！」っていうときもあれば・・・・。

「ダメかも・・・」っていうときがあったり。。

自分のプライドが自己開示の邪魔をすることもある、、、。

それをわかってあげたうえでないと。

人のこころに浅野の言葉は染みない。。。

何が役に立つかわからないものですよね。

不器用で叱られてばかりいたのが。

こんなところで役に立つとは、、、

結城世羅さんに

講演後にサインをもらい。

記念撮影♪

そして。。。

結城さんの働く職場の上司であり。

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の著者・滝井秀典さんが会場にいたので。

ツーショットで

結城さんの本を持ってポーズ！

なんだかわけわからない写真かも(汗)

お互い自分の著書持たないで結城さんの本持って撮影☆

朝１０：００スタートの講演だったので。

終了後に

本業に戻った浅野。

いっぱい泣いていっぱい笑う。

こゆい一日でした。