銭湯とブランド人

プロフィール講師の浅野ヨシオです。

浅野はサウナや温泉が大好き。

日帰りで山梨の温泉に行ったり。

健康ランドやスーパー銭湯にいったり。

気分によって場所を変える。

特に気に入っているのは。

地元民のいこいの場の

昔ながらの

「銭湯」。

そんな銭湯の中にある小さなサウナがお目当て。

昨日、今日と。

連続で大田区の銭湯へ。

銭湯って。

スーパー銭湯がこの世に出没してから。

どんどん姿を消している。

大抵、どこの銭湯に行っても。

設備は古くて。

お客さんは

年配の方が多い。

そんなところのサウナは。

通常は地元の常連客しか利用しない。

浅野はそんな地域密着型の銭湯がすこぶるお気に入り。

サウナの中では。

ほとんど誰もしゃべらない。

黙々と汗を流している。

小さなうすぐらい空間の中。

みな裸で。

地位も名誉も年齢も関係ない世界。

みなさんのお仕事は。

社員さんもいれば

社長さんもいるでしょう。

八百屋さんもいるかもしれないし。

新聞配達の人もいるかもしれない。

もしかしたら大企業のえらーい人もいるかも。

中日ドラゴンズファンではないであろうけど。

背中に昇り竜の絵が書いてある人もいたりする。

でもみな全裸。

そこにはなんの格差もない。

大抵、

地域密着型の

銭湯の中のサウナ室ってとても小さい。

お客は常連さんばかり。

そんな中で。

人が入ってくればそっと膝を曲げて中に通してくれたり。

出ていくときは

誰かが立ちあがると。

通路を作るためにそっと身を

縮めたりもする。

１～２名しか入れない小さな水風呂は。

かわるがわるタイミングをみて入る。

全くみなしゃべらないけれど、

無言の中で周りのひとに気を配りながら

じっと汗を流している。

みながその空間・時間をとても大切にしているのが

わかる。

「銭湯の中の小さなサウナ」の中って。

ブランド人同士の人付き合いに似ている。

お互いはその世界のリーダーで活躍している。

でも

「裸になれば同じ人間」という自覚が

あって。

偉ぶることもなく謙虚。

しっかりと周りをみていて。

気を配る。

なれ合いがなく。

集まったときは。

共にその空間・時間を大切にして

お互いを尊重する。

そして自分の世界に戻って。

また活躍している。

サウナの中にある人間模様と同じ。

「スーパー銭湯」だと。

イチゲンさんも多くて。

友達といっしょに来て大きな声で話して

みんなでいっせいに入ったかと思うと。

いっせいに出て行ったり・・・

サウナ室も広くて。

譲り合うようなこともあまりなく。

この感覚は味わえない。

銭湯の中のちいさなちいさな

サウナ室の中は。

集団の中の孤独があって。

浅野はそれを味わうのが好き。

ただサウナの後って。

食べ物がおいしくてね～

帰りに回転すしに寄って。。。

また食べすぎてしまった・・・

やばい～

また太る～(泣)