強み

誇れるものになる強みを知りたいときの注意点【矛盾します】

誇れるものとなる強みを知りたいときの注意点【矛盾します】

誇れるものとなる強みを知りたい人
自分に誇れるものが何もないです。何か誇れるような強みを見つけたいな。

そんな疑問に答えます。

実は、多くの人が「誇れるもの」と「強み」を混同しているために、自分の価値を見失っています。

この記事では、2000人以上の強みを見出してきた専門家が、自分の中に必ず眠っている「本当の強み」を見つけるための本質的な考え方と具体的な方法を解説します。

最後まで読めば、「誇れるものがない」という悩みから解放され、自信を持って自己PRができるようになりますよ。

  • 本記事の信頼性

この記事を書いている私の簡単な略歴です。
(※必要なかったら読み飛ばしてください)

女性成長支援コンサルタント。2007年よりビジネスマンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見しプロフィールを作る講座の講師職に従事。
経営者やフリーランスのキャリア女性たちでも、自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。2011年、自分の強みや思いを活かして稼ぐ力をつける女性成長支援の講座を起ち上げる。幼少期から現在に至るまでの人生史を丁寧にヒアリングする指導に定評があり、キャリアリセットを余儀なくされた育休中の女性、仕事が楽しめなくなった上場企業の女性から起業や独立を目指す女性までが受講。
2000人の強みを見出しつづけた経験により、心を縛る足かせをはずし自分の経験や知識の価値をあきらかにする独自のノウハウを構築。女性の働き方改革の救世主と期待されている。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。

誇れるものがないは誤解?強みの本当の意味

誇れるものがないは誤解?強みの本当の意味企業の就活面接などで「あなたの強みは?」「あなたの長所は?」と質問されるので、回答に悩む人も多いですよね。

これからご説明することを実践すると、自己PRの強力な武器になります。

強みの評価は自分ではなく相手が決める

誇れるものを見つけたいお気持ちはよくわかるのですが落とし穴があります。

強みの本当の意味の1つ目は、強みの評価は自分ではなく「相手」が決めるということです。

自分では「大したことない」と感じていても、他人から見れば「すごい!」と評価されることがあればいいのです。

あなたが誇れるかどうかは、実は関係ないのです。

「誇れる輝かしい実績」だけが強みではない

強みの本当の意味の2つ目は、「誇れること」と「強み」は違うということです。ここに現実と理想の矛盾が生まれ、多くの人が混乱します。

たとえば、子どもに「営業成績トップだった」と話すより、アンパンマンの絵を描く方が「すごい」と評価されます。

しょぼいと思えることでも、相手が喜べばそれがあなたの強みなのです。

「誇れるものとなる強み」を見つける方法

「誇れるものとなる強み」を見つける方法

前に書いた誇れるものとなる強みの矛盾点を理解した前提で、誇れるものとなる強みを探すときは…

  1. 褒められたことを書き出す
  2. 頼られることを書き出す
  3. 相談されることを書き出す
  4. 自分が克服してきたことを書き出す
  5. 人の悩みで理解できることを書き出す

以上をやってみましょう。

以上の5つは、人にメリットを与えられる要素を含んでいるものです。いずれも相手から高い評価を受けるカギになるもの。

すべて書き出すことが重要です。なぜならハッキリと言語化され、客観的に自分を見られるからです。この状態を「メタ認知」といいます。

さらにエピソードまで書き出すと、自分への納得感もより鮮明になります。私の塾の受講生である大星智子さんの例をご覧くださいね。

『自分の強み。実は気付いていたかもしれないけれど、自分の中で認められなかったことでした』

ありがとうございます。誇れるような経験をもっと棚卸しする方法ないですか?

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

はい。あります。次の質問シートを使うといいですよ

「もっと自分を深掘りしたい」「自分を棚卸しするガイドが欲しい」という人のために自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を今なら無料でお配りしています。

闇雲に人生を振り返ると、つらい経験や失敗した経験を思い出してしまう「ネガティブ・バイアス」が働いてしまい逆効果になる恐れがあるのでご注意ください。

この質問集は、「誇れるものがない」と悩み続けた人たちを10年以上指導してきた中で厳選したもの。強みを見つける専門職の私が厳選しました。

有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひとまず無料で配布することにしました。

ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。

下記からどうぞ。

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

 

ブランド・プロフィールを書いて誇れるような強みを見つけよう

ブランド・プロフィールを書いて誇れるような強みを見つけよう

誇れるような強みを見つけたいのであれば、ブランド・プロフィールを書くのが有効な手段です。

自分のこれまでの人生史を見つめ直し、客観的な視点で強みが表現されるプロフィールです。

曖昧な表現ではなく、誰でも理解出来る言葉で表現しなければなりませんが、出来上がると他人も自分も納得感ハンパないです。

自己PRの武器になるので、就活の面接対策やフリーランスの方々が自分をアピールしなければならないときに活躍します。

看護師だった谷口智子さんのブランドプロフィールの例です。

  • 谷口さんのブランド・プロフィール

一歳の頃に両親が離婚。母一人子一人の環境で育つ。友人と違った家族構成であることから、自分の存在意義を自問する日々を過ごす。子供の成長に合わせ、ワークスタイルを変えながら看護師として生計を立てていた母親の勧めで、自らもその道に向かうことを決意。横浜市医師会保土ヶ谷看護専門学校を卒業後、専門・認定看護師数日本一の昭和大学系列の藤が丘病院に就職。救命センター後方病棟に配属後、どのような場面でも不屈に仕事に向き合う姿勢を買われる。その後、脳神経外科から循環器疾患まで総数11科に渡る患者を看続け、「看護界のオールラウンダー」として活躍。現在は、新生児集中治療室に従事。これまで600人以上の生死に関わり、7年で延べ2000人以上の患者・家族に携わる。今後、現役看護師でありながら、アロマテラピー等を取り入れた、医師には出来ない独自のケアメソッドを構築予定。産後女性とその家族の救世主と期待される。

自分が誰にどのようなメリットを与えられるかを着地点にして、これまでのキャリアを深堀りすることで出来上がるものです。

講座でブランド・プロフィールを作り終えた谷口さんが自信を取り戻した様子はこちらに記載されています。ありのままの自分をいかに受け入れるかが重要であるとわかりますね。▶『自分の弱い部分だと思っていたところが、実は強みになることに驚きました』

ブランド・プロフィールの詳しい解説はコチラ。事例も掲載しています。⇒個性を強みとして伝えるプロフィール書き方【事例あり】

「自分を棚卸ししてブランド・プロフィールを作りたい」という人は、「自分力活用講座」で可能です。自分だけの特性を活かせるキャリアの方向性もわかります。

体験入門コースもあるので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

面接で伝わる自己PRの構成

面接で伝わる自己PRの構成見つけた強みを面接官に伝わる構成で話せるように準備することも大切です。

せっかく見つけた強みも、話の構成がまとまっていないと魅力が半減してしまいます。そこでおすすめしたいのが、誰でも簡単に説得力のある話ができる「PREP法」という文章の型です。

具体的には、以下の順番で話の骨組みを組み立ててみましょう。

  1. P(Point):結論

    「私の強みは、〇〇です」

     

    まず最初に、自分の強みが何なのかをひと言で明確に伝えます。

  2. R(Reason):理由

    「なぜなら、〇〇という経験で力を発揮してきたからです」

     

    その強みがあると言える理由を、簡潔に述べます。

  3. E(Example):具体例

    「たとえば、前職のプロジェクトで〇〇という課題がありました。その際、私は〇〇のように行動し、結果として〇〇という成果に繋げました」

     

    その強みを発揮した具体的なエピソードを話します。状況、課題、自分の行動、結果を盛り込むと、話にリアリティが生まれます。

  4. P(Point):結論(貢献)

    「この〇〇という強みを活かして、入社後は〇〇という形で貴社に貢献したいです」

     

    最後にもう一度強みを繰り返し、その力を入社後にどう活かせるのかを伝えます。

この型に沿って話すだけで、強みのアピールは驚くほど論理的で分かりやすくなりますよ。

「誇れるものとなる強みを知りたいときの注意点」のまとめ

「誇れるものとなる強みを知りたいときの注意点」のまとめ

「誇れるものとなる強み」を知りたいときの注意点について下記にまとめますね。

  • 強みとしての評価は相手が決める
  • 自分で誇れるものでなくとも、相手がすごいと評価したら強みになる。
  • 他人へメリットを与えられるものを書き出す。
  • 誇れるような強みを見つけたいのであれば、ブランド・プロフィールを作るのが有効。

【体験談】誇れるものが何もない暗黒の時代

【体験談】誇れるものが何もない暗黒の時代

長所も強みも何もないと思っていた私の体験もお話しますね。

私自身も誇れるようなものがなくグズっていた人生でした。それを変えたのがこの本を出版したときです。

「浅野さんはメールがすごい。どんなに忙しくても読んじゃう」と言われたことがきっかけで生まれたものです。

自分では何の気なしに書いていたメールの書き方に価値がありました。

  • 最初は私も半信半疑でしたよ。

でも出版社さんも認めてくれたから、価値があると思い出版に至ったのです。

出版した年、アマゾンで2番目に売れた新書となったので、そのときに「あぁ自分の強みなんだな」と自覚できました。

世界中にすごい人がたくさんいるので、誇れるかどうかというと微妙です。

しかしながら読者さんから「役に立った」と多くのお喜びのメッセージをいただいたことで、自分が誇れるかどうかが重要なのではない。大切なのは、自分にできること必要としてくれる人へ届けることだと思いました。

この記事を読んでくださった方にお伝えしたいことは、自分ではどんなにしょぼい、大したことないと思っていることでも、あなたの強みに成りうるものは必ず存在するということです。

ご自身の力を信じてあげてください。あなたを必要としている方が必ずいますよ。

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

自分の見つめ直し完全マニュアル

「そうは言っても、自分では何が強みかなんて分からない…」

私の体験談を読んで、そう感じたかもしれません。頭では理解できても、いざ一人で自分を見つめ直すのは本当に難しいものです。

  • だからこそ作りました。

「自分の見つめ直し完全マニュアル」です。

この記事でお伝えした「他者評価の視点」を使い、あなたの人生に眠る価値を“具体的”にあぶり出すための、体系的なマニュアルです。

私の10年間のノウハウを、このマニュアルに全て凝縮しました。

このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。

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浅野ヨシオ
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自分の強みを理解した人へのインタビュー

自分の強みを理解した人へのインタビュー

追伸ですけど、自分の強みを理解した人たちのインタビュー動画を撮りました。特別な才能がある人たちではありません。本当の自分を取り戻しただけ。

自分らしく生きる&働く人生を選択した人たちの動画です。
(※各4分くらいです)


☆今村有美さん〈会社員〉
『満足度の高い転職ができました』

☆中山素子さん〈海外ディレクター〉
『受講しなければ今も自分探しをしていると思います』

☆新妻幹生さん(28)〈広報職〉
『自分のキャリアが広がる実感があります』

☆栗田あかねさん〈営業職〉
『受講しなかったら転職先を間違ったかもしれません』

☆村西千恵さん〈キャリアカウンセラー〉
『出産後に時給は2.5倍になってます』

以上となりますが、本記事に書いたことを自分ごとに落とし込むのは想像以上にむずかしいものです。

私に一度相談した上で考えたい方は以下を受講すると、次のアクションのヒントをつかめます。(※インタビュー動画の方々は全員が受講しています)

参考にどうぞ。

最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

 

「誇れるものがない」と、ご自身を過小評価するのはもう終わりにしていただくためにこの記事を書きました。

ご自身の価値は、自分で決めるものではありません。誰かの「ありがとう」の中に、その証は隠されています。

私が当たり前だと思っていたメールの書き方が、誰かの役に立っていたように。

世界は、その力を必要としています。この記事が、ご自身の価値を信じるきっかけになれたなら幸いです。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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