魂の女性成長支援・浅野塾 の 浅野ヨシオです。
今日は、私が講師になって半年くらい経ったころに現れた
強烈な女性の話しをしましょうかね。
当時は、プロフィール講師だったころのお話です。
強烈な眼力を持った29歳の女性が私の前に現れたんですよ。
「私は浅野さんを選びます!」
って言いながら。
(別に求愛されたわけじゃないですけど(笑))
プロフィール講師って当時10人くらいいたかな。
私よりも社会実績豊富な講師さんぞろぞろいるのに彼女は私を選んでくれました。
私は講師としてまだ半人前のころだったと思いますよ。
あれから約10年の月日が経ち、今彼女はどうなったのか。
ちょいと今日はそんなお話します。
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わたし・・・元中四国地区最大のレディースチーム暴走族総長なんです!?
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いきなりですが、
彼女の当時のプロフィールを公開します。
↓
=======(ここから)
岡山県出身
元・中四国地区最大の暴走族総長。
両親に心配をかけまいと暴走族を解散。
その頃培ったどんな人でもまとめあげ思い通りに動かす
心理操作術を駆使し
18歳で中古車販売店のトップセールスレディー。
20歳で六本木No,1ホステスになる。
その後結婚し主婦となるが
夫が経営する塗装会社が傾き
3千万円の借金を背負う。
自ら副社長として職場に復帰。
下請けから元請業務へ転換を図り
借金を2年で完済。
負け犬気質だった従業員を、応募者3500組の中から選抜される
日本TV「欽ちゃんの仮装大賞」に出場させ意識改革。
一致団結した販売チームを作り、3年で売上6倍。年商1億円突破。
落ちこぼれ社会人の救世主と期待される。
========(ここまで)
なつかしいです。。。
彼女は今、38歳ですから9年前のプロフィールですね。
岡山県在住の清水めぐみさんという女性です。
このプロフィール、当時私のブログで何度か紹介しているんです。
https://ameblo.jp/asanoyoshio/entry-10358431607.html
その後、今でもそのブログに掲載されているこのプロフィールが読まれ、
テレビを含めたメディア関係の取材のオファーが届くそうなんですよね。
清水さんのポテンシャルって強烈でした。
彼女の人生はこのプロフィールを書いた「後」の9年間でも
大きな動きがありました。
39歳の女性が2年前に新築住宅メーカーを起ち上げたんですよ。
セキ○イハウスとかミ○ワホームとか、、大企業ひしめく業界にですよ!
創業当初は「女性が踏み込む世界じゃない」と同業者が
彼女を心配して会社に来たこともあるほど、
無謀と思われていた挑戦でした。
現在は、株式会社メグリア不動産の代表取締役としても活躍しています。
無謀と言われようが従業員が辞めていこうが、それでも彼女は貫きました。
彼女の生い立ちの中に、住宅メーカーを起ち上げるべき理由があったのです。
4人兄弟として生まれた彼女は団地に住み、金銭的にも厳しい生活を強いられました。
両親は共働きで一生懸命育ててくれたのです。
しかし大学に兄弟を行かせてあげるお金が無かったり、厳しい生活が待っていました。
いつか両親に家を買ってあげたい。
お金持ちになって欲しい。
そんな思いが清水さんには常にありました。
そんな彼女も大人になり、それなりの生活ができるようになりました。
しかし忙しさに流され、自分がどうありたいのかを見失っているころもであります。
そんなあるとき、両親を伊勢神宮に旅行に連れて行ったことがありました。
その時彼女は思ったのです。
「私は本当は何がしたかったのだろう?」
そして彼女は自分を見つめ思い出し、決意したのです。
子供の頃の夢を追うこと。
そこで、住宅を作るということはどのような仕組みなのかを猛勉強しました。
現場に足を運び、どのような流れで家が建つのかを研究したのです。
そこで気づいたのです。
「工夫次第で家賃と同じか、それ以下の支払いで家を建てることができる!」
それに気づいた清水さんは、
『メグハウス』と呼ぶブランドで創業し、月々5万円代の支払いで買える家の販売を始めました。
決して貧しそうな雰囲気の家ではありません。
オール電化・LED照明・効率化エアコン・太陽光発電システム・・・などズラッと並ぶ高級感のあるシステムがぎっしりとある住宅です。
そして創業し、一番最初に家を買ってくれたお客さまはシングルマザーの女性だったそうです。
そして彼女は言います。
「みんな知識がないから家が買えないと思いこんでいるだけです」。
1年で35棟という通常ではあり得ない数の受注を請けました。
みなさんがCMで見ているような全国に支店があるハウスメーカーの話じゃありませんよ。
しかも東京のように人が溢れているところではありませんし、岡山という地方で実現しているのです。
今、住宅業界では新進気鋭の住宅メーカーとして注目を浴びています。
モデルルームが完成したときは、内見に現れるご家族が殺到し、車が駐められないくらいの現象が起こったそうです。
新倉敷駅ほど近くに新社屋も本年の9月2日にオープンしました。(一番上にある画像です)
「メグランド」と名付けたその社屋は、ご家族がアミューズメントパークに出かけるときのようにワクワクする気持ちで訪れてほしいという思いから建てた社屋です。
出典:http://www.artkensou.com/blog/?p=17987
彼女はこれから全国に『メグハウス』ブランドの家を提供できるよう事業を拡大していきます。
本当は家を買えるのに諦めている人たちを救うためにです。
細腕の彼女がなぜこんなことができたのでしょうか?
それは彼女がいつまでも子供の頃の感覚を覚えているからだと思います。
彼女が住んでいた団地は玄関を開けるといきなりキッチンという部屋でした。
しかも一畳のスペースにキッチンとトイレがついているような家だったそうです。
清水さんは子供のころ、友だちの誕生日会にも呼ばれないこともあった。
「もしも家があれば・・・。お金があれば・・・」
彼女はいつもそれを考えている子供でした。
自分自身が子供のころ住みたかった家。
そんな家を自分と同じような思いをしている人に届けたい。
そんな純心な気持ちを常に持ち続けている女性です。
彼女自身もシングルマザーです。
(シングルになってからメグリア不動産を創業しています)
母ひとり、子ひとりの女性でもここまでできる。
知識も経験も金もコネもなかった女性がどのようにして自分の夢を叶えてきたのか。
新しいことにチャレンジしたいけど、自分には無理かもって思っている女性や、日々の忙しさに流され、自分のなりたい姿を忘れかけている女性に聞いて欲しい。
清水めぐみさんの25分に渡るインタビューを聞いてもらいたい。
「私にもできるかも」と思えるようになると思います。
11月9日 18:04 ・ Okayama Prefecture岡山県 倉敷市 ・ 7月2日(日)にRSKラジオで放送された、清水さんのインタビューがYoutubeで聞けるようになりました。
クセのある職人さんをどうまとめたのか。欽ちゃんの仮装大賞に出場したあとに何が起こったのか。
メグハウスを起ち上げた真相なども語っています。
ぜひ聞いてみてくださいね。
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編集後記
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今回は清水めぐさんのお話をしましたけど、
私が彼女にできたことなんてほんと微々たるものだと思うんですよね。
月1回、4ヶ月間の講座ですから。
それなのに彼女は今でも連絡をくれるし感謝していただける。
大きくなられた人ですので、私の方が恐縮するくらいです。
でも伸びていく女性とは、彼女のような「人間力」があるかないかが
運命の分かれ道なのではないかなって思いますね。
いつまでも感謝の気持ちを忘れないように私もしたいと思います。
ではまた
浅野ヨシオ
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